嘆きのアリシア
作者 H9
出版社 一迅社
ジャンル 成年漫画
漫画『嘆きのアリシア』分冊版の第7巻~8巻をご紹介!作品内容(ネタバレ込み)などをまとめています。
※本作品は電子書籍ストア「コミックシーモア」で先行配信中です!
嘆きのアリシア【7巻~8巻】あらすじ
嘆きのアリシア:分冊版の第7巻は2024年3月27日にコミックシーモアで先行配信がスタート。分冊版ですが約50ページ以上の大ボリュームになっています。
7巻のあらすじ
7巻の主なエピソードはアリシア出生の秘密。メルフォード家とゴブリンの関係など知られざる裏背景が明かされていきます。
またアリシアの母親であるアメリアについても深堀りされていき、騎士団が設立された本当の理由など衝撃の背景が一気に明らかになっていきます。
8巻のあらすじ
8巻はライオンがゴブリン王になった背景が明かされます。またアリシアの産んだ赤子がゴブリンの子だとダイルに扇動された民衆が城へ押し寄せてきます。
アリシアや赤子を処罰する前で止まない暴動を察し…アリシアが子を守る為にある決意を固めていきます!
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5巻~6巻はこちら
嘆きのアリシア【7巻】ネタバレ
多くの人間に裏切られたアリシア。それから数週間、一人でゴブリン島で暮らしていきます。その間、アリシアを襲うようなゴブリンは一匹も現れず…。
一方、ゴブリン王は自身の身体がアリシアを凌辱させないように拒んでいる事を側近に明かします。何か思う部分があったのか王の側近はアリシアと接触。
そのタイミングで丁度、出産する事になるアリシア。産まれてきた子はゴブリンの子ではなく人間の子でした。
王の側近は子供を見て…過去の出来事とデジャブ。アリシアの事を「アメリア」なのかと追求していきます。
アメリアはアリシアの母の名。
側近ゴブリンは何かを知っているようで…全てを知りたければゼフに会って直接聞くように指示をします。島から向こう岸へ渡れる鍵をアリシアに預ける側近ゴブリン。
ゴブリン島から一度離れてゼフと対面を果たすアリシア。そこでゼフは自分達一族であるメルフォード家とゴブリンとの関係をアリシアに明かしていきます。
そしてアリシアも所属していた騎士団の本当の背景を知る事になるアリシア。
騎士団が設立された本当の目的は…ゴブリンを守る為だったのです。
さらに話を続けるゼフ。
遂にアリシアの母であるアメリアとの関係について言及をしていきます。アメリアは子を孕めない女性でしたが…過去、当主が残した日記から孕めない女性がゴブリンに凌辱されて子を孕んだ話を伝えると…。
ゴブリンに凌辱される事で子供を産める身体になるならと、それを望むアリシア。こうして当時のゴブリン王と関係を持つことになります。ちなみに当時のゴブリン王が現ゴブリン王の側近でした。
女の子を産みたかったアメリアはゼフに相談。
女の子を産む条件としてゴブリンに名を刻まれた者同士でないと産まれない事を伝えます。今回の件で名を刻まれたのはアメリアとゼフの二人でした。
ゼフの話が終わると自分の本当の父親がゼフであった事を知るアリシア。さらにゼフはアリシアが産んだ子の父親はダイルではない事に言及をしていきます。
嘆きのアリシア【8巻】ネタバレ
アリシアが産んだ子は「ライアン」の子供だと明言するゼフ。どうしてライアンがゴブリン王になったのか…その経緯をアリシアはゼフから聞き出します。
ライオンは当時のゴブリン王からアリシアへの想いを利用され、次の王の担い手として血を分け与えていました。
一度は首を切り落とされたライアンですが、既に肉体はゴブリン王に近づいていたので王の血で復活を遂げていました。
一方、城には民衆がアリシアの産んだ赤子を殺そうと押し寄せてきます。暴動が止まないと察したアリシアは…ゼフに赤子を生かすように頼みます。
その後、民衆の前に姿を現すアリシア。
フェイクの赤子を抱いた状態で彼女は燃えさかる火の海に暴動を終わらせる為に身を捧げていきます。
嘆きのアリシア【7巻~8巻】感想
7巻の感想
一気にアリシア出生の秘密、メルフォード家とゴブリン達との秘密が明かされて非常に濃い内容だった第7巻。
かなり背景が複雑です。
そしてアリシアが産んだ子の父親も最後に判明。
この先、産まれてきた子の運命やアリシアの運命はどうなっていくのか…。最初はゴブリンに凌辱されるエロ漫画系かと思いましたが、ストーリー性が出てきて面白くなってきました!
8巻の感想
火の海に身を捧げたアリシアは死んでしまうのか…まだ物語が終わらなそうなので今後の展開が凄く気になりました。
また8巻の作中で赤子に名前をつけたアリシア。
それが「ノエル」だったのでH9先生の作品「幸運のノエル」に繋がっていくんですかね。
ただ、幸運のノエルも現在は3巻まで配信されており、完結済み。これから嘆きのアリシアシリーズが広がっていくのか動向が気になります。
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