タイトルに惹かれて購入してみた漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」。かなり面白い!
この作品はさの隆(佐野隆)先生が描く記憶喪失少年の超サスペンス。主人公は斎藤悠介(さいとうゆうすけ)といった平凡な高校生だが、実は過去にとんでもない男であったことが読み進めていく内に明らかとなってくる。
過去が明らかになってくると…
こいつは過去に何をしたんだ…?
クズ男なの…残虐性酷くない…?
失踪した半年間には何があった…?
とんでもない事実と共に斎藤悠介といった男が何者なのかを知りたくなってきてしまう漫画になっている。
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目次
漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」ネタバレ
記憶を無くした少年が主人公
物語の主役は斎藤悠介といった男子高校生。どこにでもいる平凡な学生であるが、たまにグロテスクな夢を見る時がある。そして15年間分の記憶がまるっと無くなっている男なのだ。
彼のバイト先には同級生のシュウといった男がいた。背中には痛々しい大きな火傷。
バイト終わり、シュウに誘われる悠介であったが、ここで自分の過去について知ることに。
シュウは中学生時代に虐められて火傷を負っていた。とんでもない悪魔のような男であったようだ。そして驚愕の事実を口にすることになる。シュウに火傷を負わせた人物はなんと斎藤悠介だったのだ。
過去に悪魔だった男が自分の記憶を取り戻す物語
悠介の前に会澤といった男が現れて、徐々に過去の記憶の片鱗が垣間見れるようになってきます。
会澤は中学時代、悠介の親友だったらしく悠介の残虐性を最も良く知る人物。
悠介の記憶を取り戻させるべく、パートナーとなっていく。
会澤の狙いは過去に行なった悪行の証拠や物証を確保すること。それらの必須アイテムは記憶を無くす前の悠介が保管していたらしい。もし世に出回ってしまうと人生ゲームオーバーになるほどの代物。
ここから荒療治込みで悠介と行動を共にしていく。
記憶の断片が事実だとすると悠介はとんでもない悪魔…
作中の要所々々で垣間出て来る悠介の過去の記憶や出来事。
もしこれが事実であれば悠介といった男はかなりのクズ男である。しかも人を殺めている。成すこと全てが規格外の悪魔といった感じだ。
そんな悪魔だった男がどうして記憶をなくして優しい平凡な高校生になれたのか…。謎がつきない作品。
1巻のラストでは会澤の目論見通りに悠介の記憶が少し取り戻されていく。
1年前に悠介が殺めた人物がキーマンらしく、悠介は自分が殺した人物のことを思い出して幕引き。
漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」感想
記憶をなくした高校生。しかし、過去はドス黒い闇に染まったものだった。その記憶を呼び戻すことは吉と出るのか…凶とでるのか…。はたまた作り上げられた記憶で大ドンデン返しが起こるのか…。
とんでもない魅力を持った主人公で、続きが気になると同時に記憶が蘇った時に漫画がどう転んでいくのか楽しみでしょうが無い作品です。
作中から醸し出される悠介の残虐性は相当なもの。
悪魔と呼ばれて仕方ない非道徳な行為ばかりをやっています。
高純度のミステリー×サスペンスを織り交ぜた期待の新作が登場。かなり面白いので興味が出た方はぜひ読んでみて下さい。第1巻を読むだけでこの作品の虜になりますよ☆彡
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ネタバレまとめ