壁尻法案可決されました
著者 種梨みや
雑誌 アンリアルコミックス
出版社 キルタイムコミュニケーション
ジャンル 大人漫画
今回ご紹介するのは、「壁尻法案可決されました」。ごく普通の男性向け成年コミックである。キルタイムコミュニケーション社の「コミックアンリアル」に掲載されたものの、単話販売バージョンであるらしい。
『壁尻法案可決されました』あらすじ
現実の地球の現代日本に似ているが、近いようでだいぶ違う世界。この世界には、言うなれば「合法化された売春」がある。国民健康促進法、通称「壁尻法案」。規定の年齢以上の男性が対象というから、別に未成年だけがやっているというわけではないと思うが出てくるのは学生で、高校らしき施設の中である。
男は金などは払わなくてよい。女は個人情報を明かすことなく、下半身だけを晒して「奉仕活動」を行う。ちなみに避妊薬は無料配布。無報酬というわけではなく、具体的なことは説明されていないがそれなりにうまみのある報酬が女性側にも約束されているらしい。要するに、国家が売春を管理している社会を描いたエロ漫画、である。
物語の主人公は綾瀬という、成績優秀で表面上は真面目なタイプで通ってる女の子。
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『壁尻法案可決されました』ネタバレ
綾瀬は何を血迷ったのか分からないが、男の性欲なんてくだらないとか思っているのにも関わらず、自ら望んで国民健康促進法に基づく奉仕活動に参加することを思い立つ。なお、このシステム、参加することになるのはあくまでも「志願した女性」だけである。フィクションの世界にはよくある、望んでいない女性までそういうことを強制されてしまうようなアレとは別の種類のお話だ。
さて、綾瀬は処女である。セックスなんて挿れてしごいて出して終わり、だと思っていたらしいのだが、この奉仕活動にはまっている男子生徒たちはこういうシステムに慣れていて刺激に飢えているので、ただ動物のように性行為をするだけして終わり、という風な雰囲気にはなっていない。らしい。綾瀬はなんか、処女だから珍しい(処女である、ということ自体は公開されている。その処女が誰なのかは公開されていないのだが)、ということで客がすずなりになった状態で、じっくりたっぷりねっぷりと前戯を受けさせられ、さんざんにイカされてしまう。そのあげくに処女喪失である。
客として来ているのは同じ学校の生徒たちなので、自分がやっていたのだということは知らずとも、そういう女の奉仕者が来ていた、ということ自体は学校でうわさになる。その噂の内容というのが、なんか「馬鹿な女がアッパラパーなことをしていた」みたいな内容だったので綾瀬はキレる。もう一回やって今度は見返してやる、というつもりだったのだが、なんと二回目に奉仕活動に参加したら一人も客がつかなかった。
綾瀬はさらにキレて、さらに奉仕活動にのめりこんでいく。実は、やっている女性は少ないのだが、顔や胸などを公開して壁に埋まったまま(なぜ壁に埋まる必要があるのかはよくわからない。おかしな体勢を強いられていてしんどそう)、奉仕活動をすることになる。
で、当然正体バレしてしまうわけだが、そうしたら客はたくさんついた。いっぱい犯してもらえて、本人は満足しているのかなんなのか、頭がおかしくなってしまったみたいな感じになって、おちんぽ大好き、とか昼間から口にするようになってしまうのであった。
『壁尻法案可決されました』感想
まあ、こういうのが好きな人にはいいんじゃないかな?という種類の一本である。
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