JUMBO MAX【2巻ネタバレ】非合法ED薬の販売スタートで波乱が巻き起こっていく!?

JUMBO MAX(2)

JUMBO MAX、2巻をご紹介する。

JUMBO MAX【2巻】あらすじ

JUMBO MAX(2)

建男の薬であるが、いちおう完成を見たらしく、売りさばくことになる。材料その他の問題から非合法薬であるので、はじめのうち建男は悩むのだが、そのうち顧客満足度の高さに彼自身も喜びを覚えるようになって、まあ悪党三人の運命共同体(三人組、と言えるほど仲はよくないし信頼関係もない)が成立するわけだ。

だがしかし、そこに新キャラ登場である。

何人かいて、3巻以降で重要になってきそうなのもいるのだが、2巻時点で重要な動きを見せるのは大佛(おさらぎ)という名の刑事。こいつがなかなか有能で、鹿子のところの教授の死を怪しみ、徐々に建男の薬(なお、ジャンボマックスと命名される)の秘密に迫ってくるのである。

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JUMBO MAX【2巻】ネタバレ

JUMBO MAX(2)

さて冒頭。建男が「手を引かせてくれ」という。非合法の薬を作りたくないのである。まあ、血のつながりはなくとも子供が一人、いちおう妻もいる身だ。

ところで建男自身が自分の作ったジャンボマックスを飲んで夫婦生活を営んでいるのか、そこんところについては少なくとも2巻では言及がない。このまま永遠にないのかもしれない。

さて、手を引きたいと言った建男、さっそく鹿子に脅される。教授が死亡した事実を知らされ、協力しないなら薬の製造者が誰であるかの情報を流す、というのである。

で、結局(建男は嫌々ながら)手元にある残りの材料が尽きるまで、600錠ほど、末端価格にして(須磨岡の言葉を信じるならであるが)1800万円、売り抜けて三等分して終わりにしよう、ということになる。

ほかの二人はともかく建男は別に金に困ってこんなことを始めたわけではないはずだがそこは説明がなかった。

それからまもなく、教授の葬式に大佛はやってきて、既に鹿子にあたりを付けている。教授の残した電子機器に鹿子のことと、飲んだ薬のことが書かれていたらしい。鹿子はもちろんそらっとぼけるのだが、簡単に振り切れるような相手ではなく、鹿子はまあいろいろ計略があるのだろうが建男のことを大佛に話す。もっとも、売り渡したというわけではなく、建男に入れ知恵をしてどうにか大佛の追及をかわさせたりもする。

それから、薬は順調に売れ始めた。誰に売ってるのか、全容は説明されないが、まあ一応本物のED患者もいるらしく、そういう人たちが(非合法薬とはいえ)それなりに薬によって救われているという事実に建男は感動する。

そして、やる気を出す。もはや完全に「闇の芸術家」である。材料も新たに仕入れ、生産拡大というわけだ。

だが、二つ問題が起こる。

まず、ジャンボマックスの模倣薬が出回り始める。誰が作ってるのかは分からないが、鹿子はとりあえずそれを入手して、どれくらいの精度で模倣されているのか調べようとする(2巻中で結論は出ない)。もう一つは、また死者が出る。今度は芸能人であった。どうも、危険ドラッグに手を出すみたいなノリで、EDでもないのにジャンボマックスをオーバードーズして死んだらしい。

その芸能人の死因、闇のED薬が流通している事実、その二つと教授の死が点と線で繋がり、大佛の追及はさらに激しくなっていく。

巻末では、誰だか知らんが建男と須磨岡が(鹿子に無断で)仲間を一人増やしたらしい、それを知らされた鹿子がキレる、というところが描かれて三巻に続く。

JUMBO MAX【2巻】感想

JUMBO MAX(2)

建男はお人よしなのだが、それでもなおかつ完全に闇の住人として覚醒している。ある意味では幸せそうである。床の上で死ねるかどうかはもう既にだいぶ微妙な形勢だが。

ともあれ、3巻まで出ているわけなのでまたさくっと次に進もう。

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JUMBO MAX【3巻ネタバレ】ED薬を巡って裏切りの連続…全てを失い復讐を誓う主人公!?

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