ジェノサイダー第4巻。遂に鉄男の復讐に終止符が打たれる。この漫画のテーマは復讐は連鎖していく…ってことを伝えたかったのかなぁ〜。超意味深…というか映画で言えば続編ありきな終わり方。賛否両論のある漫画だけど、個人的には全4巻でサクッと読め、面白かったですよ〜☆彡。
ではでは、漫画「ジェノサイダー」最終巻について語っていきます。
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漫画「ジェノサイダー」4巻のネタバレ
ナツミが鉄男と過ごした夜の真相を知る
鉄男はナツミの心の拠り所であった。事件の夜、鉄男から体の関係を求められて鉄男のことを許さないと決めていた。しかし、鉄男の口から本意ではなくケイタによる画策だったことを知らされるナツミ。
全ての元凶が自分にあったことを知り、鉄男に逝かされることを切望する。
衝撃的なナツミの過去
ナツミは過去に人を殺めていた。
それは高校の教師。成績が上手く伸びずに悩んでいたナツミに近づき、答案用紙と引き換えに体の関係を求めていたのだ。ちなみにナツミは過去に鉄男の娘:利香と親友であった事実も知ることになる。
周りのしがらみに嫌気が差していたナツミの前にケイタは現れる。
ケイタと仲良くなっていき助けを求める。
高校教師を呼び出しケイタが制裁を加えるが不意打ちで形勢逆転となるケイタ。その時、咄嗟にナイフを取り出して高校教師を刺していたナツミ。遺体はケイタと2人で山奥に埋めていた。
その事件を機にナツミとケイタは離れられない関係となったようだ。
最終決戦!鉄男vsケイタ・菊池
ナツミを助けにケイタと菊池が鉄男のもとに現れる。彼らは命を奪い合う攻防を繰り広げる。ケイタが所持していた銃で鉄男を撃とうとするとナツミが鉄男の盾になろうとする。ナツミを守りたい菊池はさらにナツミの盾に。
ケイタの放った銃弾は菊池の片目に当たり、血しぶきが舞う。
最終的にケイタは鉄男に復讐され帰らぬ人に。
菊池はナツミに抱きかかえられて外へ。全てを忘れて自分の人生を歩んでと伝える。ナツミは鉄男と現場から立ち去り、誰もいない場所で2人で生きていく決意をする。
漫画「ジェノサイダー」結末
結末はぜひとも本著で確認して頂きたいがヒントを。
なんとも不穏な終わり方をする。冒頭でも述べたが映画なら続編ありきの結末と捉えることができる内容。ケイタ率いる半グレ集団の中で唯一生き残った菊池が変貌を遂げるのだ。
この漫画は娘を陵辱された父親の復讐劇を描くサスペンス漫画。根底には復讐によって気持ちが晴れることはない。そして人を殺めたことは許されない。また復讐は連鎖していくといったテーマも秘められているように感じた。
読む人を選ぶ漫画だが人気の復讐劇を色濃く描いた漫画。興味が出た方は是非、電子書籍ストアでチェックして欲しい。
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