3巻では半グレ集団リーダーのケイタの影がさらに薄くなる。そして鉄男が暴徒と化す。ナツミと鉄男が再会する場面も出てくる。あと1巻と別人が書いたのかと思えるほど作画が変わってくる(笑)
優しかった鉄男の面影はなく、復讐に駆られる姿は正に鬼だ。
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漫画「ジェノサイダー」3巻のネタバレ
三者三様のドラマ
岡ヤンを山奥で帰らぬ人にした鉄男は菊池と共に行動する。しかし、鉄男に殺されるかもしれない恐怖で車のスピードを出しすぎて横転。鉄男が気を失っているうちに逃走する。
一方、入院中の利香は事件を思い出すのか、たまに泣き叫び看護婦も手に負えない状態に。屋上から飛び降りたりもするが一命は取り留める。
ケイタに至っては小西からの無茶振りで3日以内に500万円を上納しろといった要求があり、金集めに必死。売春させていた女の一人を利用して、事故に見せかけて保険気詐欺で小西の要求額を確保しようとする。
ここまで読むと確信してくるがこの漫画、誰一人幸せにならないんじゃないかなぁ〜〜〜なんて強く思えてしまう。救えない展開ばかりが連続するのだ。
昔はいい奴だった!?ケイタと菊池の出会い
読んできた漫画史上10本の指に入る救えない男:ケイタ。3巻では菊池とケイタの出会いが描かれる。昔から確かに荒い性格をしていたようだが今程でなかった。と言うよりもナツミも大切にしていたし、仲間思いの部分も強かった。何故、現在のような下劣な男になったのか語られることはなかったがギャップが凄まじい。
この漫画は登場人物の過去と現在のギャップが凄まじいのだ(笑)
ストリートで暴徒と化す鉄男
いよいよ鉄男も救えない男になってきた。
渋谷センター街のようなストリートで若者に菊池アツシの居場所を聞いて回る鉄男。少しでも歯向かうようなら容赦なく鈍器で関係のない若者まで潰していくのだ(笑)
もう初期の頃の鉄男と別人。善悪の判断がつかない状態だ。
酷いのが菊池の居場所がラブホテルだとわかり、向かうのだがホテル受付のおばさんまで叩き潰していく。もうイカれたおっさん(笑)
腹を括るケイタ
小西に嘘をつこうとしたケイタ。しかし、小西には筒抜け状態。小西を怒らせてしまったケイタは資金集めの猶予は3日間だったが翌日になってしまう。
もう500万円を集めることは不可能としてケイタ。
殺される前に小西を殺る…と腹を括る。小西が偽装のために借りているワンルームアパートに侵入して隠していた銃を片手に小西のもとへ向かう。
1巻の時の威勢は消えており、小西に翻弄される小者に成り下がるケイタ。
ナツミと再会…拉致する鉄男
ホテルにいた菊池に襲いかかる鉄男。
そこでナツミと再会を果たすことに。暴れようとするナツミを気絶させて連れ去る。
このナツミを見た時の鉄男の表情変化…やっぱギャップが凄い、凄すぎるよ、この漫画(笑)
漫画「ジェノサイダー」3巻の感想
3巻で一番の驚きは作画が崩壊してくる部分だ(笑)
内容に関しては面白いんだけど1巻、2巻を読んでいると作画に慣れるまで時間が必要。
もうケイタ達と同じように救えない状態まで堕ちる鉄男も見所に一つ。ケイタ達と関わりのない一般人にまで暴挙の限りを尽くす。色々な意味で『ヤヴァイ』漫画がジェノサイダーだ☆彡
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