漫画「火祭り村」連載版の第30話の見所や感想をお届けしていきます！
今回は権太の夜這い事件が終幕へ向かっていく。
火那子を守る事に成功する共行。一方、計画が失敗して逃げる権太。気が動転する権太は神人に手を出してしまう。
村では神聖であり謎に満ちた神人。
彼らに手を出す事は死をも意味していく。
最悪の結末を迎えていく権太。同時に一難去り…村への改革も進んでいく共行。しかし、一つの懸念が生まれていく！？
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火祭り村【30話】ネタバレ
火那子を夜這いしようとした火口権太。
間一髪の場面で共行が阻止。殴打された権太は怯えて屋敷から一目散に立ち去っていく。
『こわかった…共行さん』
火那子を安心させる為に抱きしめる共行。その後…騒ぎを聞きつけた信造、末堂、渋沢の三人も共行達の屋敷へ向かう。
その途中…逃げてくる権太と対峙。三人は権太を追い詰めていく。
『近づいたら殺す』
物騒な言葉と刃物を手に持つ権太。彼の背後に回り込んで肩に手を添える神人。
権太は驚いて手に持っていた短刀で神人の首を斬り裂いてしまう。
『ちがぁぁぁぁう！』
神人が脅かしてくるから悪いと責任逃れをする権太。気も動転。同胞が殺され…一斉に複数人の神人が槍を持って現れる。
神人に処刑される権太であった。
その後、信造は共行と火那子のもとへ。彼女の無事を見て抱きしめていく信造。
共行は渋沢と末堂から権太がどうなったのか…説明を受ける。
場面は乙名会へ。
『神主様からの手紙が届きました』
神主から届いた手紙を読み上げる共行。神主が生きており…村をどこかで監視している事が明白になる。
どうやって生き残ったのか疑問の浮かぶ共行であったが…彼は火那子の為に邪魔するなら何度でも立ち向かう覚悟を決意する。
『この度の我が父の愚行…誠に申し訳ございませんでした』
神服の屋敷へ謝罪に現れたのは権太の息子である火口権蔵であった。信造は悪いのは権太であって権蔵に非はないと伝え…許していく。
権蔵は火口家として力添えできる事があれば今後は協力する意志を告げて帰っていく。
『火那子ちゃんにあんなことをしたやつを許すんですか？』
怒りの収まらない共行であったが…信造になだめられる。そして自分が今、火那子の為に出来る事を精一杯真っ当しようと動いていく。
まずは村の制度を変える共行。
参詣制度の改正を提言。これによって配偶者を失った独身者と参詣に失敗した独身者は新たな参詣機会が与えられていく。
『これでよかったのか？』
風斗が共行に尋ねる。
取り敢えずは村人が外に出る行為の一つが許されたと進歩を感じていく共行。
懸念として神主が生きている可能性が高く…今回の制度改正に何も言ってこない事が不気味である事を吐露。
風斗は何があっても共行をサポートすると約束。火那子と一緒に村を出る為に尽力する事を誓う共行。ここで第30話は終了。
火祭り村【30話】感想
神人に攻撃をしてしまって権太を死亡。これで火沼の作戦はまた失敗に終わる。立て続けの失敗に火口家の黒幕もご立腹になるのではないだろうか。
そして謎と不気味に満ちている神主の存在。
生きているのか…はたまた代替役が裏で暗躍しているのか…。
今回は権太の息子である権蔵といった人物も新登場。礼節をわきまえている男に見えるが…案外こういった人物が一番厄介だったりする。
取り敢えずは一難去った共行達。次はどんな波乱が待ち受けているのか…今後も目の離せない漫画である。カルトサスペンスが好きな人には是非、おすすめしたい作品なので興味が出たらチェックしてみて欲しい！
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