漫画「火祭り村」単話版の第14話の見所や感想をお届けしていきます。
未だに姿を見せない共行と火那子の二人。そんな中…共行を助ける為、火祭村にやって来た風斗に試練が待ち構えていきます。
村のしきたりでは外から来た者は神主が決めた相手と結婚をしなければいけない。風斗の相手に選ばれたのは…あの女…。
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火祭り村【14話】ネタバレ
信造から火那子を探して救出するように命じられる風斗。但し、確かな情報が得られるまでは大人しくしていて欲しいと告げられていく。
同時に生贄にされた死体が共行のモノではないと判断した風斗。乱れていた気持ちも随分と落ち着いていた。
『この相互監視の村で村人に見つからず共行と火那子が隠れられる場所…』
脳裏に浮かんだのは火祭り村の絶対権力者でもある神主の存在であった。同時に風斗は身体が動かなくなっている事に気づく。
金縛りの類かと勘ぐるが…意識はかなりハッキリとしていた。
『こんばんはぁ…起きてる？』
神服家の屋敷。そして風斗のいる部屋に現れたのは車田麗華であった。実は彼女…夕飯の中に遅効性のしびれ薬を盛ったと伝えていく。
彼女の目的は風斗との結婚。そして子作りであった。
無抵抗は風斗の上に跨って誘惑していく麗華。
『今日は大丈夫…いっしょにきもちよーくなろうね』
風斗は話を聞いて欲しいと。麗華と結婚する事はできない事を伝える。自分には心に決めた相手がいてその人物に操を立てている事を明かしていく。
『君を抱く事はできない…』
それを伝えられた麗華。
納得して襲うのは止めていく。彼女は嫌がっている相手を無理やりするのは本望ではなかった。しかし、風斗に忠告だけはしていく。
この火祭り村では村人と結婚しない外界の人間は神主が許さないと…。
『風斗くんはきっと村八分にされちゃうよ…』
このままだと村の人間から沢山の嫌がらせを受ける事になると伝えられる風斗。もし嫌なら私に声をかけて欲しいと。いつでも風斗と結婚できる準備は出来ていると伝えて立ち去る麗華。
翌朝…。
信造は麗華が屋敷に潜り込んでいたことは承知していた。
『なぜ止めなかった』
信造に怒りを向ける風斗。神主が決めた相手を拒否すると自分が目をつけられると伝えていく。そして信造は風斗の乙名会の存在を教える。
『今日の議題は神主様のお告げによる婚姻の儀についてだ』
村では勝手に風斗と麗華の結婚の話が進行。乙名会にて信造も麗華を受け入れる事を伝えていく。
議題はさくさくと進み、風斗は車田家の婿として迎え入れられる事へ。
『ここは短絡的な意見しか交わらせない猿以下の集まりか？』
乙名会にて正論を述べていく風斗。
そして車田麗華と結婚する気は毛頭ない事を乙名会で示していく。
外の法律などまったく通用しない村。風斗の発言が理解できない乙名会メンバー達であった。信造も呆れ顔。
そこへ車田の当主である甲子郎が頭を下げる。
風斗は外の世界から来たばかりで村に対する信仰心が足りないと。必ず性格を変えるので風斗のことを一任して欲しいと乙名会で伝えていく。
乙名会を終えて風斗は車田家に連れて行かれる。
信造はため息。
彼は今頃、座敷牢だと…。頭はいいが思ったよりも協調性がなかったと落胆。この村において共行の方が賢い行動をしたと考えていく。
一方、車田家の座敷牢に捕らわれていた風斗。彼はしたり顔を浮かべていた。ここで第14話は終了。
火祭り村【14話】感想
未だに姿を現さない共行と火那子…。一体何を企んでいるのか…。そして、したり顔を見せた風斗。彼の思惑は…。
水面下で村からの脱出に関して動きが出ている状況。
ハラハラ、ドキドキの展開に目が離せませんね！
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