漫画「火祭り村」連載版の第11話をご紹介！
今回、渋沢の脱出の手伝いをしていく共行。順調に見えた脱出であったが…意外な人物が渋沢の発見をしてしまう事へ。さらに共行を助ける為、火祭村の所在を把握した風斗。
彼の身にも危険が押し迫っていきます。緊迫と緊張の漂う生贄の脱出劇。ドキドキ、ハラハラの展開が読者を襲っていきます！
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火祭り村【11話】ネタバレ
渋沢を助けようとした瞬間、喉元に鎌の切っ先を当てられる共行。背後を振り返ると少年であった。彼の名前は伊作優吾（いさくゆうご）。兄である伊作正吾と共に牢屋奉公をしていた。
優吾は共行の事を知っており、兄から乙名会での出来事を聞いていた。
『こんなところで何の用ですか？』
牢屋まで来た理由を誤魔化す共行。しかし、優吾の蛇のような冷たい目に恐怖を感じていく。それでも優吾は牢屋を訪ねてきた理由に納得。
渋沢を一旦、牢屋から出す事を許可。二人で色々と語り合ってくるように告げていく。
『あなたは良い人ですね…善人は好きですよ』
意味深な言葉を伝えていく優吾であった。そして場面転換。共行の親友である風斗。彼は火祭村の場所を自力で把握していた。そして共行を助ける為…村へ向かう途中の山道。
共行、そして共行の母だろうか…彼女に言われた言葉を思い出して必ず共行を助けると意を決する風斗。
そんな時、風斗の運転する車の背後にワンボックスカーが張り付いていく。窓が開くと拳銃を持った男が躊躇いもなく風斗の車に発泡。
『ヤ…ヤクザ！？』
警察だけではなくヤクザまで動かせる火祭村の黒幕に脅威を感じていく。同時にタイヤをパンクさせられてコントロールが効かなくなった車両はガードレールを突き破り…崖から転落。
風斗は頭から血を流して意識を失っている状態であった。
場面転換。
共行と渋沢は出口に繋がる屋敷の前まで訪れていた。この村の錠前のほとんどは渋沢が作っていた。合鍵の制作はお手の物。
いずれ逃げる覚悟で合鍵を森に隠していたのだ。そして村の外に通じる屋敷へ潜入する事に成功。
『すみません渋沢さん…俺…そろそろ村に戻ろうと思います』
ここで渋沢とお別れ。彼は残った錠前の鍵をどこかで役に立つはずだと共行に手渡していく。そして共行は火那子のもとへ戻ろうと屋敷から村へ戻ろうとする。
その途中、祭壇のある部屋に興味本位で入っていく共行。
『どうしてここにいるんですか？』
祭壇のある部屋に訪れたのは火那子であった。彼女は掃除の為に祭壇部屋に来ていた。共行の行動を怪しむ火那子。同時に彼女が振り向いた背後の外に渋沢が雑木の中に隠れていた。
とにかく火那子に渋沢の存在がバレないように会話していく共行。
村人が信仰するホムラ様の話題を振って話しを盛り上げていく。あと少しで渋沢が動ける状態。しかし、窓の外を凝視してしまう共行。それに気づいた火那子が振り返る。
『穢れの家に逃亡者がいます…逃亡者は一名…生贄候補の渋沢悟太郎さんです』
すぐに面を被った神人が渋沢を確保。彼は再び牢屋へ。そして火那子に告げられる。
『ここで何をしていたんですか？』
第11話は終了。
火祭り村【11話】感想
何やら食えない少年である優吾の登場。さらに脱走の失敗。そして火那子から怪しまれ追求される形になる共行。村の外では風斗がヤクザに狙われて一大事の状態。まさにカオス状態になってきた火祭村。
脱出不可能に見える鉄壁の村で主人公の共行は火那子の洗脳を解いて脱出する事は出来るのか…。そして彼を助ける為に動いていた風斗の安否は…。
現在の状態だとかなり共行にとって分が悪い状態。これから巻き起こるさらなる惨事からも目が離せない漫画です！興味が出た人はチェックしてみてくださいね。定期的に第1巻がまるごと無料で読めたりするので気になった人は是非☆彡
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