漫画「火祭り村」連載版の第10話。見所や感想をお届け！
今回、遂に脱出に向けての一歩を踏み出していく共行。信造に直談判した事によって携帯を手に入れる事に成功。風斗と連絡を取り、現状を伝える事へ。
そして信造自身も共行へ賭けてみる部分も強く神主の居場所、生贄となってしまった渋沢の居場所を教えていく事へ。
火那子を救って村から脱出する第一歩が今回から始まっていきます。同時に10話の終盤では早速…窮地へ！？
火祭り村【10話】ネタバレ
街では警察が警備体制を強化していた。
『くそ…どうしてこんなことに…』
何かに追われるような状況になっている風斗。すると共行から連絡が入る。急いで電話に出る。
『馬鹿野郎！お前一体どこで何してやがる』
端的に事情を説明する共行。彼を携帯を手に入れて風斗へ連絡をしていた。
同時に風斗も自分の身に起こっている事…共行の家が空き巣にあったことなど事情を説明。
まず共行の空き巣の件だが…犯人は何故か風斗になっており彼は指名手配されている状況であった。
『お前の話を聞いて合点がいった…神主とかいうヤツは村の中だけでなく外に対しても影響力を持ってるぞ』
相手が相当に権力者である事を知る共行。どう立ち回れば良いか風斗に尋ねる。
『俺が迎えに行ってやる』
今後の行動について相談しようとすると電話が切れてしまう事態。とにかく風斗も共行を助ける為に動き出していく。
そして1時間前に遡っていく。
信造へ神主へ会わせて欲しいと直談判する共行。同時にこの村に来てわかった自分のダメな部分を本心から語っていく。
この村の現状は黙っていられない…自分の意志を強く持って生きたい…信造へ伝える共行。
『俺は火那子ちゃんを助けたい…流されるだけの自分を変えたい』
その言葉を聞いて火那子の両親が生贄に捧げられた時の光景が思い浮かぶ信造。彼もまた悔しくて涙を流した一人であった。
信造は共行に賭けてみる事にしたのか…。取り上げた携帯を返して電波の入る場所を彼に教えていた。
『命を賭ける覚悟があるのならそれを使え…そして火那子を救え』
共行の学生時代へ。
彼は風斗との会話を思い出していた。話題はマインドコントロールであった。
火那子がマインドコントロールされていると断定した共行。彼女にかけられた呪縛を解こうと過去の風斗に受けたアドバイスを参考に火那子と接していく。
『本人が信じている事柄に疑問を感じさせることだ』
まずは第一歩。
火那子に両親へ疑問を感じさせていく。その後、信造から聞いた神主の居場所へ向かう共行。
そこは仮面を被った神人以外は立入禁止の場所であった。
教えてもらった場所へ向かうと神人達が山の上で大麻栽培をしていた。神主が外の世界でも影響力を持つ理由を知っていく共行。そして…さらに奥地へ向かうと洞窟を発見。
洞窟の奥にあった牢には生贄となる渋沢が幽閉されていた。
『あなたを助けに来ました』
神主へ会う前に渋沢を助ける算段であった共行。彼を逃がそうとした瞬間…共行の喉元に鎌が切っ先が当てられていく。背後には鎌を持って笑顔の男の子…。
ここで第10話は終了。
火祭り村【10話】感想
風斗とも連絡が取れて少しは前進したように見える共行。そして彼自身も決意を固めて火祭村と戦う事へ。一体神主とはどんな人物なのか…。
そして神主に近づこうと思うほど…身の危険も迫っていく状況。共行は無事に神主と会い、火那子の呪縛も解く事が出来るのか…。
内容的に今後もまだまだ見所が沢山の作品。カルト的ホラーサスペンス漫画に興味がある人は是非、チェックしてみてくださいね！
火祭り村
「ようこそ、火祭村へ」マッチングアプリで出会った巨乳美女・火那子（ひなこ）に連れられ、共行（ともゆき）は東京から遠く離れた火祭村で数日過ごすことになる。しかし、その村はカルト集団の集まりだと気づいてしまい…。村のおかしな決まりに振り回され、挙句の果てに共行は村の信仰神・ホムラに捧げる生贄候補に選ばれてしまう!! 無事に生きて帰れるのか!? カルトホラー・サスペンスここに開幕!!
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