青年漫画「変な家」見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介!
主人公はオカルト専門フリーライター。
依頼でとある家の間取図を貰い、調査を求められる事へ。その家の間取りはよく見ると不可解な点が見つかっていく事へ。知人の設計士へ意見を貰うと見えてくる家の全貌。
気になって調査を進めていくと衝撃の事実も判明。
変な家に住んでいた住人の正体は一体何なのか…少しずつ浮き彫りになっていく変な家の背景や人間模様、謎など読むほどに追いかけたくなってしまう不動作ミステリー作品です!
変な家【登場人物】

- 私(オカルト専門ライター)
- 栗原(オカルト好き設計士)
- 宮江(夫を殺された可能性のある女性)
変な家【あらすじ】

オカルト専門ライターの「私」の元にもたらされた、とある家の間取り図。一見ごく普通の一戸建て住宅だが、知人の設計士・栗原に意見を求めると、彼は「この家には変なところがある」と話し始めた……。この間取り図には、何かが隠されている…。話題の不動産ミステリー、待望のコミカライズ!!
変な家【ネタバレ】

1巻ネタバレ
オカルト専門フリーライターである主人公。取り敢えず名前はなく「私」と称されていく。ここでは主人公をオカルトさんと名付けていく。
とある物件の間取図を見せられて物件に興味を持っていくオカルトさん。取り敢えずオカルト好きな建築設計士に間取りを見せて色々と聞いてみる事を伝えていく。
知り合いの建築設計士である栗原に連絡して送った間取図について意見を貰う事へ。
この物件の不思議な部分は二階。
子供部屋であった。二重扉になっており、間取りの真ん中に位置していた。そして窓が一つもない部屋。
この間取りを見て設計士は推測していく。
ここに以前住んでいた夫婦は子供をこの部屋に閉じ込めていた可能性があると。深読みすると両親は誰にも子供を見せたくなかったのではないかと行き着いていく。
この家族には何か子供を見せたくない事情があったのではないか…そんな推測をオカルトさんに伝える栗原。他にも間取りには不自然な点が多いと。そして自分であればこの物件は絶対に買わないと伝えていく事へ。
栗原に伝えられた内容を加味して自分でも謎の空間が一体何なのか考察していくオカルトさん。そんな時…一階と二階の間取図を重ねるとあるモノが見えていく。
2巻ネタバレ
カフェで栗原と合流。
オカルトさんは一階と二階の間取図を重ねると子供部屋、一階の浴室の角がぴったり重なる事を指摘していく。
これが何を意味するのか考察を伝えていくオカルトさん。
謎の空間は子供部屋から浴室を行き来できる隠し通路があった可能性を示唆。発想は面白いが非現実である事を伝える栗原。今一度考えるとある事が浮かんでいく。
家族は妻、夫、子供の三人。
しかし、一階にも寝室があって不自然だと。それは来客用ではないかと伝えるオカルトさん。栗原はさらに推測していく。
子供はある目的の為に子供部屋に閉じ込められたいたのではないかと。来客が来て客は窓のない浴室へ案内される。子供は合図を送られると秘密の通路を通って浴室へ侵入。客へ刃物を突き立てて殺すと。
栗原は殺人の為に作られた家である可能性を示唆。さらにこの家には死体処理のルートも存在しているように見えると伝える栗原。
かなり話が飛躍してにわかに信じがたい栗原の推測。栗原は可能性として家族は殺しの依頼を受けていた可能性があった事を示唆。考え方の一つとしてこの家族は殺人代行業者であった可能性があるとあくまで推測の話をしていく。
その後、今回の家について依頼してきた柳岡といった男へ連絡するオカルトさん。ちなみに彼は物件を購入予定であったが連絡すると購入を見送った事を伝える。その理由は家の近くかの雑木林からバラバラの死体が見つかったと。
それを聞いて一気に栗原の推測の信憑性が増していくオカルトさんであった。
3巻ネタバレ
物件依頼主である柳岡から物件の近くで死体が見つかった事を聞くオカルトさん。
購入を見送った事で今回の依頼は終了。
それでも物件の背景が気になって調査を続けてしまう。報道を見るとバラバラ死体の左手首だけまだ見つかっていない事を知る。
その後、出版社に顔を出して打ち合わせ。
それでも物件の事が気になって集中できない。そこで担当の調査していた物件の事を伝えてみる。するとその物件を題材にし原稿を書いてみて欲しいと依頼される事へ。
そしてオカルトさんは調査した事について記事を書き上げていく。すると宮江といった女性からオカルトさん宛にメッセージが届く事へ。
いたずらかと思うが物件の間取りについて心当たりのある重要な人物かも知れないと思って対面してみる事へ。
宮江と合流して本題へ入ると彼女は衝撃の言葉をオカルトさんへ伝えていく。あの家の住人に自分の夫は殺された可能性があると言葉にしていく。
4巻ネタバレ
宮江と合流。
夫について話を聞かされていく。オカルトさんが書いた記事の家。そこで見つかった死体は自分の夫であった事を打ち明ける宮江。
そしてまだ左手だけが見つかっていない事を伝える。
しかし、宮江の夫が行方不明なったのは三年前。つまり夫が行方不明になっていた時、オカルトさんが調査した家は存在していなかった。
しかし、宮江は変な家に住人が以前にどこに住んでいたか調査を行っていた。既に不動産を回って住人が住んでいた間取り図も手に入れていた。
それをオカルトさんに見せていく。
やはり東京の変な家と同じく窓がなく備え付けのトイレがある間取りであった。変な家との共通点が見つかっていく中、宮江が調べた家はいつ頃に売りに出されたのか尋ねる。
それは2018年3月であった。
その家がまだ売出し中なのか尋ねると数ヶ月前に火事で全焼している事を聞かされる。変な家に住む住人の家は死体が見つかったり、全焼されていたりと不可解な点が多すぎて栗原の語っていた仮説がさらに信憑性を帯びていく事へ。
5巻ネタバレ
宮江から埼玉にあった「変な家」は全焼した事を聞かされるオカルトさん。住所を調べて行ってみた宮江は現場が既に更地になっていた事を確認していた。
彼女は家の事がわかれば主人を殺した犯人に繋がるのではないかと抱いていた。取り敢えず間取りのコピーを貰って栗原に見せてみる事へ。
宮江と離れる際、最後にご主人に人間関係のトラブルはなかったか尋ねる。そういった殺意を抱かれるようなトラブルはなかったと語る宮江。東京へ戻る電車の中で色々考えを張り巡らせるオカルトさん。
栗原の仮説には少し違和感があった。
家の住人は他に何か事情があったのではないか…そして東京の家で発見された死体はバラバラ遺体。しかし、宮江の夫の遺体はバラバラではない矛盾に気付く。犯人は同一人物なのか…疑問が思い浮かぶ中…疲れて寝てしまうオカルトさん。
そして夢の意識化の中で東京の家の中に入っていく。二重扉の先にある子供部屋に足を向けるとそこには左手首を持った子供の姿。
6巻ネタバレ
恐怖の夢を見て目覚めるオカルトさん。
直ぐに電話がかかってくる。相手は栗原であった。会いたいと伝える栗原の自宅に足を向け…二軒目の変な家について聞かされる事へ。
埼玉の家にあった謎の三角部屋。
そこは増設されたものだと訴える栗原。しかし、三角ではなく四角でも良かったはずだと。また庭へ出る為の扉が埼玉の家にはない事を指摘。
栗原は三角の狭い部屋しか作る事が出来なかった背景を推測。ここを三角にして庭のスペースまで広げて部屋を作らなかった理由は下に何かあった可能性が高い事を示唆。可能性の一つとして地下室があったのではないかと推測をオカルトさんに伝えていく。
変な家【感想】

明らかに変な間取りの家。
間取りの秘密、住んでいた住人の背景などエピソードが進むごとに少しずつ片鱗が覗かれていく様がゾクゾクして非常に面白い作品!
住人は本当に子供へ殺しをさせていたのか…それとも違う理由があるのか…真相は一体どんなモノなのか…読み出すと謎の解明が知りたくなって読み進めてしまう極上のミステリー作品!
ミステリーやオカルト系の漫画が好きなら一度読んでみて損のない漫画です!

変な家
オカルト専門ライターの「私」の元にもたらされた、とある家の間取り図。一見ごく普通の一戸建て住宅だが、知人の設計士・栗原に意見を求めると、彼は「この家には変なところがある」と話し始めた……。この間取り図には、何かが隠されている…。話題の不動産ミステリー、待望のコミカライズ!!
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