漫画「はっぴぃヱンド。」は有田イマリ先生の作品。所謂、タイムリープ(時間跳躍)もののサスペンス漫画となっています。これがかなり面白くタイムリープ×ミステリーサスペンスとなっており、ハマる人は本当にハマる作品。
既刊4巻分を読んでみたので見所や魅力をご紹介していきます。
メインキャストは中学2年生の少女達なのだが、絵柄的に小学生に見えなくもないので絵は好き嫌いが分かれるかもしれないが内容は本当に面白いので絵で敬遠している人は勿体無い作品。
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漫画「はっぴぃエンド」ネタバレ
日誌を書かなかった罰が悲惨…
ヒロインは茜、中学2年生。彼女は東京から田舎に引っ越してくる。不安もありながら茜は徐々に同じ教室の生徒と馴染んでいき仲良くなっていきます。
またこの学校のルールとして必ず学級日誌を書くことが伝統として義務付けられていました。
7月10日…茜は両親の都合で再び東京に引っ越す事に…。最後のお別れとして翌日は皆でBBQをやって思い出を作っていこうと決まります。ここで疲れていた茜は日誌を書かずに寝てしまう事に…。
7月11日…茜のお別れBBQ開催の日。
しかし、ここで学校の担任であり、茜の姉である相田先生が日誌を書かなかった事について言及してきます。そして豹変。罰ゲームと称して持っていた串で生徒を惨殺。さらに茜以外の生徒も豹変して自ら命を絶っていきます。
その後、死んでいるはずの生徒達がゾンビ化したようになり、最後に茜に襲いかかって7月11日に茜は命を落とすことに…。
しかし、次の瞬間、目を覚ますと茜は再び転校初日の6月4日に巻き戻り…。以後、この6月4日から7月11日の期間を何度もタイムリープしていく事になります。
田舎の秘密が徐々に明かされていく…!?
過去の記憶も残っており、自分がタイムリープしている事に気づく茜。同じくタイムリープしている事に気づいてる友人のさやかと共に自分達が何故、タイムリープしているのか…脱出する術はないのかと模索をしていきます。
彼女達は何度も6月4日から7月11日を体験して、徐々に核心に迫る情報へ辿り着いていきます。
そして一つの結論へ辿り着くことに…。
茜達のいる「田舎」はタイムリープの実験をする為だけの人為的施設。そして茜は時間跳躍を観測される主権体。その他の生徒は側験体である事を突き止めていきます。
田舎にある実験室の深部まで足を進めていくとさらに自分の秘密を知る事になる茜。彼女は1997年から2047年といった50年間の間、6月4日から7月11日をタイムリープしていた事を知ります。50年間、同じ実験を繰り返されていた主権体であった茜。
さらに彼女達の本来の体はもう消滅しており、複製人間である事も明かされていきます。
実験の黒幕探しがスタート!
ようやく田舎と自分たちの存在意義を知る事になる茜達。ここでタイムリープ実験をしている黒幕であり首謀者が登場。カエルのお面を被っているので正体はわかりませんが、首謀者は自分も同じ10名の生徒の一人だと打ち明けていく事に。
さらに実験の完成は目前まで迫っている事も語っていき、実験完成までの間に首謀者の正体を当てる事ができれば、茜や生徒達を田舎から解放するといった条件を提示していきます。
茜は非人道的である実験、そして友人たちを助ける為、残り少ない6月4日から7月11日の期間を使って首謀者探しを開始していく事に。
ちなみに4巻で一回目の首謀者当てゲームをしますが、見事に失敗…。再び転校初日の6月4日に巻き戻り、新たな首謀者探しを開始していきます。
漫画「はっぴぃエンド」感想
タイムリープ実験の為、田舎に隔離され実験道具として扱われている少年、少女達…。4巻までで実験体としての秘密は明かされてきていますが、外の世界の全容やタイムリープを完成させて何をしようとしているのか…など解明されていない謎も多々有り、まだまだ楽しめる要素がふんだんにある作品。
あと、ザッと流し読みする程度だとゴチャゴチャしているので理解するのが難しいかも…。
腰を据えて読めるタイムリープ×ミステリーサスペンス漫画になっており、骨太な漫画を読みたい方にも薦めたいお勧めの作品。
個人的には時間跳躍を抜け出して待っている世界…つまりオチがどのようなモノなのか非常に興味があり、注目している部分。内容も面白いので興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
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