有田イマリ先生が描く人気漫画「はっぴぃヱンド。」最新刊であり完結巻となる第5巻の配信がスタート。この漫画はタイムリープしながら記憶を保持するヒロイン、茜と友人達がタイムリープや世界の秘密に迫っていく物語。
タイムリープ×記憶の保持だとシュタインズ・ゲートをイメージする人も多いかと思いますが、また違ったベクトルでミステリーサスペンスを楽しめる漫画となっています。
第5巻では遂に茜達がタイムリープしている田舎・環ヶ原から抜け出す計画が実行。外の世界の現状や首謀者の正体も明らかになっていきます。
第5巻は296ページといった大ボリューム巻。茜やクラスメイトは巻き戻される田舎から脱出して本当の自由を手に入れる事ができるのか…注目の内容となっています!
お得に読むならコミックシーモア
1巻~4巻はこちら
漫画「はっぴぃエンド。」5巻ネタバレ
かなりのボリュームがある完結巻。16話から21話、描き下ろしおまけ漫画が収録されています。見所などを交えてご紹介していきます!
外の世界は残酷だった…
首謀者を特定する為、環ヶ原の地下室を物色していると隠し部屋を見つける茜。そこはアカズの家を模したような作り。置いてある物も一緒。その中で唯一の違いは茜の友人であるさやかからの手紙が机に置かれていた。
一方、茜を除くクラスメイトは茜が計画した環ヶ原脱出計画を実行に移す準備をしていた。
そして7月8日…。
茜だけが環ヶ原に残り、他生徒はトンネルを潜り向けて忌まわしの田舎・環ヶ原を抜ける事に成功。しかし、残った茜は外の世界の状況を知り、クラスメイトを追いかけていく事に…。
環ヶ原から外の世界は景観は都会的だが人が誰一人いない世界であった。
2047年問題の真実が明らかに…
この漫画で度々出てくるワード『2047年問題』…茜はこの時に何が起きたのか知ることになる。AIいわゆる人工知能が人間を凌駕して地表を汚すこと無く人間が致死する兵器が散布されていたのだ。
外の世界で出てきたクラスメイトは兵器を目の当たりにすることとなる。
空から美しく降ってくる雪…しかし、雪に触れた瞬間、クラスメイトは次々に倒れていく事へ。沈んだ赤色の雪を散らすことから名付けられてた茜色の雪…。
これが外の世界を破滅させたAI作りし兵器だったのだ。
クラスメイトを追いかけた茜も外の世界へ。そして茜色の雪に触れて死亡。再びタイムリープが発動して6月4日へ戻ることに。
首謀者の正体が明らかに…!?
再び6月4日に戻った茜だったが学校には誰一人もいない世界が広がっていた。そんな中、今までの記憶から地下室の隠し部屋…さらに奥の部屋を見つける事に成功。
隠し部屋のさらに奥の部屋には一面に書物のある書庫があった。そしてホログラフィとして大場さやかが登場。書物の秘密を明かしていく事に。
一面にある書物は1996年から2052年までの全ての記録。今まで茜達が書いていた日誌であった。さやかの映像記憶から日誌を読めば全てがわかると言われた茜は再びタイムリープが起こる7月11日までに56年分の日誌を読んでいくことに。
全てを知った茜は首謀者のいる部屋まで辿り着き、正体を解くことに成功。
ここはやっぱり最大級のネタバレになるので是非、電子版なり単行本を買って首謀者の正体を見てください☆彡
1つ言えることは相田茜といったヒロインは収束して変えられない結末がある為、友人達と遊び大切な時間を守る為に何度もタイムリープ、世界線を戻り環ヶ原を維持している事。
最後は本当の黒幕になるのかな…彼女が何故、タイムリープを茜にさせているのか…シンプルな理由が語られて幕を閉じていきます。
漫画「はっぴぃエンド。」5巻の感想
世界の未来を変える事は不可能に近い事象らしく、AIに支配された外の世界は変わることがない模様。しかし、環ヶ原だけは記憶を保持した茜が何度もタイムリープをして6月4日から7月11日まで友人達と過ごせる場所。
終盤は色々と入り乱れすぎて何がなんだかわからない状況になっていますが(笑)
この結末はタイムリープを知っている「もう一人」にとってはハッピーエンドなんでしょうけど、茜にとってはどうなんでしょうね!? 個人的に何度も何度も56年間を繰り返す茜にとってはバッドエンドのように見えなくもない…。
読んだ人にとって解釈は変わってくると思いますが、シュタインズ・ゲートが好きな人はハマれる事間違いなしの漫画。興味が出た人は試し読みも可能なので是非、チェックしてみてください!
お得に読むならコミックシーモア