恐怖…エグい…でも面白れぇぇぇ!グロ漫画おすすめ10選抜

グロ漫画をこよなく愛する筆者がグロ系の中でもジャンルを問わず、人にお勧めしたいグロ漫画を10本ピックアップした。漫画で恐怖や失望のどん底に落とされたい諸君はぜひ、チェックして欲しい。グロ漫画を読みたい人なら1つは自分の感性に触れる作品があるはずだ。

多重人格探偵サイコ

多重人格探偵サイコは田島昭宇先生の作品。去年末で完結したグロ系の漫画。田島昭宇先生はマダラを描いた漫画家で、とにかく絵が素晴らしいの一言に尽きる。

多重人格探偵サイコはキャラクターがみんな魅力的で、カッコイイ、女の子キャラがみんな可愛いくてセクシーなんですよ。田島昭宇先生の絵って独特。だけど、引き込まれる感じがあり。どんな人も、あの絵を見たら多重人格探偵サイコを読んで見たいと思えるはず。

さて、多重人格探偵サイコのストーリーですが主人公がなんと、多重人格となっている。これから読む方も、たくさんいると思うので、細かい話は避けるが、あっと驚く展開がドンドン湧き上がってくる。主人公も、カッコイイがヒロインも可愛い。主人公の彼女は、早々に死亡する。この死に方も、グロいったら、ありゃしない。

この漫画の主人公は刑事。勤務中に宅急便が届く。同僚や、そばにいたみんなと、宅急便の大きなダンボールを開ける。すると、中に、手足を切断された、彼女が入っている…。しかも彼女はその状態で生きてる。これには驚きを隠せない。そして、グロい。血まみれ、また、すい液に浸されている。そんな感じのグロさ全開の多重人格探偵サイコ、興味が出たら是非読んで見てください。

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テラフォーマーズ

テラフォーマーズ

火星をテラフォーミングする過程で、まるでゴリラの様に進化したゴキブリと人類の戦いを描いたバトル漫画がテラフォーマーズだ。蜘蛛の強靭な糸やバッタの脚力など、虫や動物の能力を人体に移植して命がけで戦う。

漫画のキャラクター内で圧倒的に強いとされるような人物であっても、数の暴力や少しの油断であっさりと死んでしまう厳しさを持っている。特に1巻の冒頭で「この漫画のヒロインなんだな」と思ってしまうような女性の首があっさりと折られて死んでしまう場面は印象が強く、絶望的な戦いを強いられているのだと教えられる。

首が180度捻じ曲がるようなシーンから、胴体を真っ二つにされてしまうようなシーンもある。黒塗りで隠されたりするようなことが無く、内臓や骨の描きこみも丁寧で残酷さをひしひしと感じさせてくれる。惨たらしく死んでいくキャラクター達にもそれぞれ魅力的な個性や能力があり、抗える能力をそれぞれ持っている。

絶望的な状況の中、自分の力を駆使して必死に生き残ろうとする姿は応援したくはなる。だからこそ、精一杯戦った末に無情にも散って行く姿は、ただ一方的に蹂躙されるような漫画よりも感情移入がしやすく面白さを感じられる。バトル物の展開としても、勢いがよくて熱いお勧めの漫画だ。

ちなみにだが、ゴキブリが大嫌いな人は読まない方がいい。人間大まで成長し、二足歩行するゴキブリは正直、キモい(笑)

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亜人

亜人

主人公は平凡な学生だったが、ある日、自分が「亜人」と呼ばれる人間ではない生物だということを知った。亜人は決して死ぬことがなく、自分が亜人かどうかは「死んで初めて分かる」ということだ。事故で死んだはずの主人公は目撃者も多数いる中、何故か生き返ってしまったのだ。

そして、その亜人は差別され迫害されているため主人公は必死に逃げるのだが、一緒に人間の友人も逃げることになる。どうして亜人は迫害されているのか、その理由も分からないまま、ただひたすら逃げる主人公。家族すら主人公を見捨てたというのに何故、友人は主人公を助けるのか。

亜人が迫害される理由、それには人間と亜人の対立という構造がある。人間は人間で、亜人の能力を調べたいけれど、亜人は当然ながら人間には利用されたくない。その対立の理由をどう描いていくのかハラハラしながらストーリーが進んでいく。死んでもすぐに生き返ってしまうという特性を利用して、人間に捕らえられた主人公はいいように人体実験を繰り返される。声帯を切って声が出ない状態で生きたまま解剖をしていくシーンなど、エグくて読後感も悪いと感じる部分もある。

主人公に感情移入してしまうと、気分が悪くて続きが読めなくなることも。読み進めていくうちに、亜人という得体の知れない生き物よりも、自分の欲望に忠実に生きることのできる人間のほうがよほど怖いということにも気付かされる。人間はマイノリティである亜人が脅威なのだ、歴史上もそうやって同じ人間を迫害してきたことからも分かる。同じようにマイノリティである亜人が脅威だということから対立が生まれているのだろう。

グロい漫画ながら『人間とは…?』みたいな部分を考えさせられる漫画の一つだ。

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ねこぢるシリーズ

ねこぢる

作者が自殺したということで多少認知されている漫画だが、どんな漫画かは意外と知られていない。可愛らしい猫の絵柄とは裏腹に、目が取れたり脳みそがむき出しだったりと、グロテスクな描写はもちろんだが、精神的にキツイ描写も多い。そんな作者のデビュー作の漫画「ねこぢるうどん」は普通の飲食店で猫の去勢手術をするという漫画。

一体どこからそんな発想が出てくるのか?と思えるシチュエーションですが、睾丸を切るシーンなどは特に、男性だと特に見るのがキツイ場面になるかもしれない。さらにカニバリズム的描写もあり、母親豚を殺し、トンカツにして、それを子ども豚に食べさせるという描写もあったりする。

「ねこぢる」で検索をすると、実は作者のホームページに飛ぶことが出来、漫画を試し読みできる他、懐かしのウェブチャットなどもある。そして驚くべきことに、そのウェブチャットは今でも稼働中。未だに人が来て書き込みをしている様子が伺えるので、コアなファンがついている。

途中から作者の旦那さんが漫画を執筆しているが作者は一体どういう思いでこの漫画を描こうと思ったのかなど、謎が多い漫画。

ちなみに、作者はエッセイマンガも描いており、そちらもグロテスクさはあまり無いもののとても面白い。さらに、あまり知られていないが、アニメ化もされている。ショートアニメと、ねこぢる草という長編アニメが作られている。単行本は色々と出ているが、どれもグロテスクで病んでいる空気が楽しめて鬱展開好きにとって、とっても素敵な大好物となる漫画のオンパレードだ。

電子版として配信されているのは「ねこ神さま」「ぢるぢる旅行記」などがある。残念ながらデビュー作である「ねこぢるうどん」は電子版がない。ただ、言うのは2回目になるが作者のホームページでデビュー作を試し読みすることができる。

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※ハンディコミックが最も『ねこぢる作品』の取り扱いが多い。

コープスパーティー

コープスパーティー

この漫画は大好きな作品なのだが、かなりグロテスクな表現を含む。ジワジワとした恐怖が味わえる漫画だ。

舞台となるのは、とあるごく普通の高等学校である如月学園が舞台。その如月学園は、以前恐ろしい事件がきっかけで廃校となった天神小学校の跡地に建っているのだが、とある御呪いを行なってしまうと取り壊されて存在しないはずの異空間天神小学校へ…死ぬまで監禁されてしまう。

天神小学校内部には危険な罠の数々や、生存者を見つけては残酷に殺してしまう恐ろしい幽霊が徘徊していて、不幸にも主人公達一行は御呪いを行なってしまい天神小学校へと迷い込んでしまうストーリー。

この作品の最大の魅力は、何と言っても残虐すぎるグロ表現に尽きる。天神小学校には今まで沢山の人が御呪いにより連れてこられていて、校内は天神小の犠牲になった者の亡骸が溢れている状態。漫画内のあちこちでも犠牲者の亡骸がとてもグロテスクに描かれていて、中には両手両足が無かったりなどの残酷なシーンなどもある。また、グロテスク描写だけでは無く得体の知れない恐怖がジワジワと迫ってくる少し変わった恐怖を味わえる作品だ。

死と隣り合わせの恐怖の中で、少しづつ謎だらけの天神小学校についての情報が明らかになっていくのも、読んでいてとてもワクワクさせられた。ホラーとグロテスクな描写がかなり強い作品だが、登場キャラクター達も個性的でとても魅力のあるキャラばかり。機会があれば読んでみて欲しい。

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殺し屋イチ

殺し屋イチ

グロい漫画といえば、多くの場合ゾンビや幽霊といったホラー系のモノが筆頭だと思う。そんな中、殺し屋イチは現実味のあるグロさがウリで、なんというか人間の狂気みたいなものにスポットを当てた漫画になっている。

ゾンビや幽霊といったホラー系の場合、結局のところフィクションと言うか、割り切って楽しむことが出来る。そりゃ、めちゃくちゃ怖いとは思うが…夢にも出てくる時もある。だが、上手く説明できないが、ジェットコースター的なそんな怖さ。それが殺し屋イチの場合には、世界観がやたらとリアルなんだ…。

「こんな事が都会の方では本当にあるんだろうなあ」みたいな、そんな現実的な怖さ体感することが出来る。私たちは普段、とても平和に生活しているが、ほんの少し場所を変えれば、めちゃくちゃ危険な世界が存在するわけで。うーん、個人的に殺し屋イチを超えるグロ系の漫画はほとんど見かけない。

この殺し屋イチの主人公が、かなりイカれた性格の持ち主なのも、グロさに拍車をかけている。見た目はとても爽やかな好青年なのに、ちょっとしたことで、ワンワン泣いたり、かと思えば、平気で人を殺したり、殺した後には必ず自慰行為をしたり・・。とまあ、とにかく常軌を逸した主人公なのだ。

他にも、敵対する組織にはそれはそれは凶悪な悪党がいる。とんでもない残忍な方法で人を殺めていく。そのシーンの描写のグロさたるや。思い出しても身震いしてくる(笑)というわけでグロ系漫画の中でも、「人間本来の怖さ」みたいなものを体感したければ、殺し屋イチが間違いない作品になるだろう。

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ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッドは望月峯太郎先生のグロ系漫画。一度読むと内容に引き込まれ、とにかく興奮を覚える。ドラゴンヘッドとは何なのか、日本はどうなってしまうのか、読み進めながら、ハラハラが止まらない。

ドラゴンヘッドを初めて読んだのは高校生の頃。まず、望月峯太郎先生のグロ系の絵が強烈に印象に残っている。すぐに読みたい!と思わせる何かがあった。ページを開くたびにワクワクが止まらない。何とも形容しがたい、胸が締め付けられるようなストーリー展開、そのグロさ。怖いけれど、読みたい、辛いけれど、読みたい、と思わせてくれた作品だ。

肝心のストーリー。あらすじはこうだ。
主人公たち、学生は、修学旅行へ出かける。そして修学旅行の電車移動、みんなで新幹線に乗りる。その新幹線が走行中、日本に大地震が起こる。新幹線は、止まり、車内はグチャグチャ。とにかくグロ系なのが、車内が死体だらけ、血まみれ、内臓破裂などなどの光景だ。そして車内で生き残った人間の生き様を見せつけられていく。

あとでわかるが、この大地震は富士山の噴火によるもの。とにかく、車内のシーンのグロさは天下一品。この場面で望月峯太郎先生の絵にドンドン引き込まれていくはず。

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彼岸島

彼岸島

彼岸島のおすすめポイントとしては、設定がとても良い。地図に載ってない島に主人公と仲間たちが主人公の兄を助けるために行き、そこで吸血鬼と戦う物語になっている。自分が彼岸島に上陸したら…など漫画を読みながら想像できる楽しさもある。

彼岸島の魅力の大きなポイントとしてはオニという存在。吸血鬼は基本人間の血を摂り入れる事が必要だが一定期間、血を摂らないとオニという化け物に変態してしまう。そのオニの種類の多さとグロテスクな見た目が彼岸島には欠かせない存在と言える。

オニが人間を引き裂き、食い散らかしているシーンが多いが、グロテスクな描写と共に爽快感を感じることさえ、できてしまう。オニにならない吸血鬼が亡者と呼ばれるオニの出来損ないになるという設定も面白い。吸血鬼やオニと戦い強くなっていく物語の主人公は宮本明。

吸血鬼のボスを倒す為に戦っているが、それまでに恋人や親友などを失っていくシーンもある。グロテスクな漫画の中にヒューマン的シーンもある。この部分も彼岸島の人気理由として言える。彼岸島はグロテスクなシーンは多いが、次の展開をワクワクして考えながら楽しむ事がグロ漫画でもある。

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ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウという漫画は、転校してきたある女の子がイジメに合い、復讐をするという漫画。場所の描写や、会話の内容などがすごく分かりやすく書いており、さらにストーリーが進むに連れてどんどん引き込まれるような内容。ある出来事をきっかけに、転校してきた女の子は復讐の鬼と化するが、その時の心情変化なども上手く表現されている。

途中でのグロシーンは、指をナイフで切断されたり頬をナイフで裂かれたり…さらには腹部にナイフを刺すなどのシーンがある。グロ漫画によく有りがちなのが、グロさだけを追求し、ストーリーが全く分からない。または展開が早すぎるとか、人物の心情の変化の描写が雑などがある。しかし、このミスミソウという漫画は出来事一つ一つの表現が凄く上手も表せていると思う。

ミスミソウは1巻〜3巻で完結。まずは1巻だけ読んでみるといい。きっと続きが気になって2巻…3巻…と買ってしまうはず。個人的にも印象が強く残っている漫画。特に私が印象に残っているシーンは、やはり最後のクライマックスシーン。

主人公の女の子は、亡くなったのか亡くなってないのかをはっきり書かない事により、読者に想像させる描き方や、オチを曖昧に濁す事により、その後の展開を想像させる描き方をしている。インパクトも強いことから、私は特に印象に残った。

グロ漫画の代表作としても紹介されているケースもある『ミスミソウ』興味があれば読んでみて欲しい。

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食糧人類

食糧人類

最近のグロ漫画として注目しているのが『食糧人類』だ。バスに乗って帰路についていると、いきなり催眠ガスで眠らされ、気づいた先は人間が仕分け、飼育されている施設だった。その施設から逃げ出すため、人類がどうなっているかを確認するために高校生:伊江が奮闘するのだが、なんとも頼りない。

そして、登場してくるキャラクターも頭のネジが1本どころか、2本、3本と飛んでいるような奴らばかり。

かなり勢いのある漫画だ。
電子版、単行本は現在、第1巻までしか発売されていないが今月に確か第2巻が配信される予定だ。あの変なカマキリのような巨大生物が孵化した部屋で伊江たちが生き残ることができるのか、俄然、興味を持っている作品の一つだ。

グロ描写もあるが、描かれている思考を抑制された人間、生殖者といった人間たちが怖くて気色悪い…(笑)確実にグロ耐性がない方は読まない方がいい漫画。でも絶対に面白いから興味があればぜひ、第1巻だけでも、いや試し読みだけでもしてもらいたい作品だ。

食糧人類-Starving Anonymous-が試し読みできる電子漫画サイト

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