電子コミックでは人気が高い「外道の歌」をコミックシーモアで購入して読んでみました。
最初は胸糞の悪さもあるが屑になった主人公が屑を殺っていくストーリーは最終的にスッキリ感を与えてくれる。殺人は悪いがカモには頑張って欲しいと思える作品でもあった。
お得に読むならコミックシーモア
550円(1巻)→165円
外道の歌(1巻)あらすじ
主役である鴨ノ目武(かものめたけし)通称カモは警察官僚の息子に妻子を殺害される。復讐心を機にカモメ古書店を媒体にして復讐屋を始めていくといったストーリー。外道の歌1巻では復讐屋を始める機会といった事件や最初の復讐物語、同業者に拉致、監禁される部分が描かれている。
外道の歌 第1巻は全9話が収録されており電子コミックでは232ページの構成となっている。
外道の歌(1巻)ネタバレ
ここから外道の歌 1巻のネタバレを含んだ内容を記していきます。外道の歌を購入、レンタルする予定の人は見るのを控えて下さい。
話しは4年前に遡り、復讐屋になる前のカモが描かれます。妻子と共に一般的な家庭生活を過ごしていたカモ。そんな日常的な生活を過ごしていた家族でしたが妻子が買い物を行っている時にある男に目を付けられます。
その男はカモの家を探り無理やり侵入してきます。そこで妻子は殺害され、その現場を見たカモはひどく落胆。
ここの描写である「人間が本当の絶望」を感じた時の描写は本当に胸が苦しくなる部分があった。
絶望感で全てにやる気を無くしているカモ。目つきも以前とはまったく違った状態に。叔父にあたる人間は警察でもカモに対して犯人の特徴を言い残し立ち去る。ここでカモにある覚悟が生まれたのか鋭い目つきで何かを企んでいるような様子。
カモの妻子を殺害した犯人は警察官僚の息子。自分の父親に外出禁止令を出されていたが、タバコが切れたため親の目を盗んで夜中に外出。コンビニでタバコ等を買い、自宅に戻る途中で包丁を持ったカモに殺られる。
そしてカモの額の傷はその際に犯人の抵抗により付けられたモノとなる。
場面は変わり自宅でテレビを付けるとカモと同じような事件がテレビニュースとして流れていた。それを見たカモは被害者に会い、復讐屋としての仕事がスタートとなる。
続いての物語は過去ではなく現在。
カモたちに復讐された教師が同業者である朝食会のメンバーにカモたちへの復讐を依頼している。「練馬区の殺人鬼」についての情報があるとカモメ古書店にやってきた朝食会の代表である加世子。
しかし、これはカモを拉致するための罠だった。拉致され監禁されたカモ。朝食会はカモの仲間である島田虎信(しまだとらのぶ)通称トラを呼び出す。同業でもあるカモたちを一気に潰すつもり。
そこで朝食会のメンバー:鶴巻とトラが対決。どちらも一歩も譲らない死闘を繰り広げる。トラの信念、カモの存在を再確認した朝食会代表の加世子は携帯を取り出し今回の依頼人に依頼の断りを入れる。開放されたカモは鶴巻との死闘で倒れているトラを抱っこしてカモメ古書店へと戻る。
外道の歌(1巻)感想
グロい、エグい、重たい話しが嫌いな人には読むことをお勧めしません。多分、気分が悪くなると思います。ですが大切なモノを失った人間の覚悟や生き様は非常に共感できる部分もあります。
最終的には屑を殺ってくれるので最初のモヤモヤした気持ちも読後はスッキリといった感じにさせてくれます。
ただし、話しの内容はディープです。善悪の屑の外伝にあたる作品なので本編となっている善悪の屑が好きな方は興味深く読めると思います。
カモの額の傷ができた理由、猫の名前である「日曜日」の由来がわかります。
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ネタバレまとめ