ドラマ&映画化もされる「トモダチゲーム」1巻が無料で読める!ネタバレ・感想あり

2017年に実写化が決定されている「トモダチゲーム」実写化ではドラマ&映画が予定されています。今回は原作となる漫画の第一巻が無料で読めたのでネタバレも含みつつ、あらすじや感想を紹介していきます。

トモダチゲームは甲斐谷忍の「ライアゲーム」に似た頭脳戦のあるゲーム漫画になっていました。

ちなみに「トモダチゲーム」はBookLive!で1月12日まで第一巻が無料配信されています。

トモダチゲーム 1巻のあらすじ

あらすじ

友達思いの主人公:片切友一はひょんなことから「トモダチゲーム」といった不穏なイベントに参加させられてしまう。トモダチを疑いたくなるような疑心暗鬼なゲームばかりをさせられ、徐々に友一たち参加した5人の輪が乱れ始める。誰がゲームに参加させた首謀者でゲームの意図は何なのか…?様々な憶測が見応えのあるゲーム頭脳戦漫画となっている。

第一巻の登場人物は主人公:片切友一とその友達4人がメインとなります。

学級委員でスポーツ万能…だが口が悪く家が金持ちな「四部 誠」警察官を父親に持ち厳格に育てられた正義感の強い「沢良宜 志保」学年トップの頭脳を持ち、コミュニケーション能力もずば抜けている「三笠 天智」口数は少なくアニメが好きな少し陰キャラ役「心木 ゆとり」が主人公:友一の親しい友達となっている。

トモダチゲーム 1巻の感想

トモダチゲーム1巻を読みましたが普通に面白かったです。ちょっとこれは続巻を読みたい気持ちで一杯。登場人物には人に知られたくない過去がありそうな感じ。これは続巻で徐々に明らかになっていくと思われます。

読み応えもあり誰が嘘をついているのか…など心理合戦が繰り広げられる漫画になっておりライアゲームとかカイジが好きな人ならハマるんではないでしょうか。

特に吹っ切れた友一の裏の顔が出る時などは人が変わりすぎてゾクッとする部分があります。友一の過去には一体何があったんでしょうね(笑)

トモダチゲーム 1巻のネタバレ

第1話 あれ?友一君は友達を疑ってるの?

「お金より大切なのものがあるのよ…友達よ」

主人公である片切友一は高校2年生。学校行事の修学旅行に必要な7万円を新聞配達をやり稼ごうとしている。

学校へ通学する友一。学校では友一の友人となる沢良宜、心木、三笠、四部たち談笑しながら修学旅行へ行ける7万円が工面できそうだと話、友人たちから祝福を受ける。

そんな中、担任の口からある事件が語られる。それはクラス全員分の修学旅行費である200万円が盗まれたことだった。担任は「犯人はこのクラスの誰かだと思われる」と口にし、全員が驚愕する。

旅行費の管理をしていた沢良宜、四部は全員の前に立ち、責任を感じて謝る。犯人が名乗り出ない中、責任を感じてか沢良宜、四部は学校を休むように。クラスでは沢良宜、四部が旅行費を盗んだのではないか?といった噂が独り歩きするようになる。

そんな日常が続く中、友一の自宅に一枚の手紙が。内容は「大切な話がある。今日の23時に校門前で待ちます」といった手紙だった。嫌な予感のしていた友一だったが校門前には沢良宜、三笠、心木、四部の友人が集合していた。

その直後、何者かにスタンガンで気絶されてしまう友一。他の仲間もスタンガンで襲われている様子。気がついた友一たちはどこかもわからない真っ白い部屋に監禁。そこから出てきたのは「マナブくん」と呼ばれる深夜アニメの登場キャラクター。

マナブくんは友一たちには2000万の借金があると言い、お金を稼ぐためのゲームに半ば強制的に参加させられる。

理不尽なゲーム内容、誰が借金2000万円をしているのか…など疑心暗鬼になる友一だったが「友達は金より大切だ!」と言いゲームに参加することに。

案内された部屋で最初のゲームが始まる。内容は「コックリさんゲーム」

簡単な問題が出され「はい」「いいえ」で答えると言ったもの。はい、いいえのどちらかに強い気持ちを持った方に10円玉が動く。しかし、10円玉は少数派の方に動く仕組みとなっており、全員が一致した答えを強くもたないとゲームクリアが非常に難しいものだった。

第2話 この問題の正解は「はい」だよ

最初の問題は「日本で一番高い山は富士山である」

日本人なら誰もが知っているような答え。友一は皆が「はい」に強く気持ちを持つと思っていた。しかし、引き寄せられた結果は「いいえ」だった。友一は誰かがわざと「いいえ」に強い気持ちを持ったと疑心暗鬼に。

同じく2問目、3問目と簡単過ぎる問題で間違えようのない出題ばかりだったが友一の気持ちとは全て逆になってしまう。そして第4問目の出題者は友一の番となる。

出題問題の手紙を開けて驚く友一。そこには「問題は出題者が考えろ」と書かれていた。そしてその下には小さく「10円玉が”はい”にいけばゲームクリア」「10円玉が”いいえ”に行けば出題者のみ、借金が半額になる」といった記載が…

友一は1問目~3問目までの問題はこれと同じ内容だったのでは…?といった疑問をもち今までの出題者が自分の借金を減らすためにわざと「いいえ」に導いていたのでは…と仲間を怪しむように。

友一も「いいえ」にして借金を減らす考えになびくが、5問目の出題者である心木に全ての借金がかぶさってしまうことになる。友達を救うために友一は「はい」を選択する強い意思を持つ。

しかし、ゲームの結果は「いいえ」だった。友一は友達の中に裏切り者がいると強い確信を抱き始める。

そして、第5問目の出題者である心木の口から出されたお題は「私達はこれからもずっと友達だ」といった内容。誰もが友達に疑念を抱いている中での非常に選択の難しい問題が5問目であった。

ここで友一がある突拍子もない発言をする。

第3話 ねぇ終わったぁ?話なげぇよ

友一の口から出た言葉は「沢良宜の下着の色、知ってる」だった。青ざめる友人たち。ゲーム中に喋ったことでルール違反を犯した友一。しかし、これは友一の策略だった。

裏切り者をあぶり出す、そしてゲームをクリアするためのハッタリを友一は言葉にする。

そして最後の問題は全員が一致して「はい」を選択してゲームクリアとなる。友一は安堵の表情を浮かべる。なんとか友一たちは第1ゲームをクリアして賞金200万円をゲット。しかし、笑顔を見せるものはいない。

ここで友一が状況を整理しつつ、探りを入れる。

「今、借金いくらだ?」

焦る友人たちだが自分の現在の借金を友一に伝える。友一は一瞬だけ蔑む目をするが笑顔で「仕切り直しで第2ゲームを頑張ろう」と友達に声をかける。マナブくんからは「ねぇ終わったぁ?話なげぇよ」と突っ込まれる。

靴紐がほどけたと嘘を言い、教室に残る友一。出題用紙を確認するためだった。しかし、出題用紙には細工がされており一定時間たつと借金減額のことが消える仕様になっていた。

そこに沢良宜が登場。沢良宜は友一に裏切り者は誰だと思うと問いかける。友一は沢良宜が怪しいと言う。ショックを受ける沢良宜。逆に沢良宜は修学旅行費を盗んだのは友一だと思っていたと告げる。同時に友一のことが好きといった恋愛感情もぶつける。

2人は談笑しながら協力してゲームをクリアする約束をする。しかし、教室の外れではその話を盗み聞きしている三笠の姿が描写される。

第4話 先生ちょっと心配なんだ

第2ゲームの会場へ行く友一たち。
到着すると登場したのは金八先生の格好をしたマナブくんだった。そして第2ゲームの内容が語られる。

第2ゲームは「陰口スゴロク」といったゲーム。ルールは意外とややこしいので割合。

簡単に説明すると友達の隠し事をたくさん暴露した人の方が有利にマスを進められる仕様になっている。しかし、ゴールせずにクリアした方が借金の減額が大きくなる。つまり誰かを陥れて先にゴールをさせることも可能なゲームになっていた。

一致団結する5人だったが、ゲーム序盤に「沢良宜は友一が好き」といった暴露が飛び出す。そして内容には続きがあり「沢良宜は昔、三笠と付き合っいた」といった内容。同様を隠せない一同。そして何やらしたり顔の三笠が描写されて第1巻が終了となる。