漫画「僕の初恋をキミに捧ぐ」は切なくて胸キュンの感動作。女子なら一度は読んでおきたいオススメの少女コミックです!
「僕は妹に恋をする」や「カノジョは嘘を愛しすぎている」などのヒット作を生み出してきた青木琴美の代表作「僕の初恋をキミに捧ぐ」はコミック累計750万部を突破し、小学館漫画賞少女向け部門を受賞した。2009年には井上真央や岡田将生によって実写映画化もされている。
人々の胸をグッと掴むストーリー設定…主人公の真っ直ぐな愛…そして、切なくもキュンとする話の展開…。きっと誰しもがこの物語の世界に引きずり込まれます。
- 作品名:僕の初恋をキミに捧ぐ
- 作者・著者:青木琴美
- 出版社:小学館
- ジャンル:少女漫画
目次
漫画「僕の初恋をキミに捧ぐ」1巻〜3巻のあらすじ・ネタバレ
この物語の主人公「逞(たくま)」は、8歳の時に心臓病の治療の為、病院生活を送っていた。逞が入院している病室に毎日遊びに来る女の子がいた。その子の名前は「繭(まゆ)」。実は繭の父親は医者で逞の主治医をしていた。
2人は同じ年という事もあって、毎日を楽しく過ごしていた。そして、幼いながらも繭は逞に恋をしていた。
ある日、繭は父親と母親の会話を聞いてしまう…逞は20歳まで生きられないという事を…この日から、繭は逞の病気が治るために何でもやった。そして、逞の病状が悪化しないために彼を守ると誓った。
逞の宇宙飛行士になる夢を心から応援し、自分も一緒に宇宙に行くと宣言した。
だが、逞は「大人になったら僕のお嫁さんになってください」と繭にプロポーズをする…8歳の夏だった。
それから4年後、彼らは12歳になった。
逞の体調は安定し、学校に通えるようになっていた。年を重ねるごとますます綺麗になっていく繭を見るたびに、逞の繭に対する思いは日に日に大きくなっていった。同時に、他の男子が繭に近づく事や繭に触れる事が許せなくなり、自分だけの繭でいて欲しいと強く願うようになる。
運命は突然やってきた…。楽しいはずの修学旅行先で、逞は自分の余命を知ることになる…。
8歳の夏に誓った結婚の約束を守れなくなってしまう事が悔しくてたまらなかった。繭に嘘を付くことになってしまう、自分がいなくなったら繭を悲しませてしまうかもしれないと、12歳の逞が背負うには重すぎる現実であった。
逞は繭の幸せを願い自ら身を引くことを選んだ。
繭とはもう二度と会わないと決意し、全寮制の中学へと進んだ。そして迎えた入学式…新入生代表の挨拶で立ったのは、なんと繭であった。繭は逞の母親から中学受験の事を聞き、自分も密かに受験していたのだ。
全ては、ただ逞の傍にいたかったから。
しかし、離れると誓った逞は繭との距離を置こうとする。繭が近づいても近づいても離れようとした。でも心は繭が好きで好きでたまらない。
中学校でも繭は人気者で、他の男子からもモテていた。他の男に渡したくない想いと、自分では繭を幸せにできないという気持ちが逞の心の中でいつも葛藤していた。そんな両想いなのに離れ離れの二人を見て、親友たちが手を差し伸べる。そして、親友たちの協力の元、逞と繭は友達の関係を始めた。
どんな形であれ、逞の近くにいられる事が嬉しい繭。触れたいけれど触れられない繭、友達としてなら一緒にいてもいいのかなと、複雑ながらも幸せな逞。
しばらくそんな二人の関係は続いていくが…
繭に好意を抱く先輩の存在、突然現れた照ちゃんという女の子の存在…この二人が今後、逞と繭の関係に大きく関わってくる…
「僕の初恋をキミに捧ぐ」ラスト(結末)が気になる!純愛は実るのか…逞は死んでしまうのか…
所々に逞の心の声が過去形で書かれている。大人になった逞が過去を思い返しながら語っているような、日記のような文章だ。
これを語っている逞は果たして元気なのか…
それとも病室のベットの上で死を目前にしているのか。そこに繭はいるのか…気になって仕方がない。
今回は電子書籍ストア「Renta!」で1巻〜3巻を無料で読むことが出来た。だが、お金を払ってでも続きが読みたい!そんな衝動に駆られてしまうそんな作品だ。読んで損はないと感じた。
この作品は、男目線である逞の気持ちが切ない程伝わってくるが、同時に女目線の繭の一途な思いも切ない程分かる。そして、自分的に逞の両親や繭の両親の気持ち、親目線からも十分にのめり込むことが出来る。時々、逞の病気の事を忘れてしまう位胸キュンするが、発作が再発するたびに違う意味での切なさが胸に突き刺さる。
逞の病気の完治と、二人の結婚を願いたい。
※各電子書籍ストアにて試し読み可能。電子書籍ストア内にて「僕の初恋をキミに捧ぐ」で検索すると素早く絞り込みできます。
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