電子コミック.comが選ぶ!2017年上半期イチ推し漫画ランキング【ベスト5】

2017年の発売の漫画ではなく2017年上半期に読んだ漫画の中でイチ推しできる作品を5つまで絞り込んでランキング化しました。恐らく万人受けはしない漫画ばかりがノミネート(笑)

ランキング入りした漫画はどれも現時点では長編漫画になっていないので、これから読んでみようと思えばサクサクと読めて、収集できる漫画になっています。どれも面白く、とにかく人に勧めたい漫画ばかり。是非、チェックしてみてくださいね☆彡

2017年上半期イチ推し漫画ランキング

第5位:衝撃的!50歳の姑が妊娠して代理出産します…

代理母戦争

代理母戦争

原作・著者おしん / AMG出版
価格216円
鬼女・サスペンス

結婚三年目。夫の実家で姑と同居中だが、なかなか子どもに恵まれず姑からの嫌味にうんざりし離婚も考えていた。姑による排卵日チェック!マムシ汁の強要!私は産む機械じゃない!やがて孫ほしさに姑が実行した恐ろしい計画とは…!?孫を渇望するがゆえの狂気の姑劇場、開幕!


何と言うか衝撃作だったのが「代理母戦争」だ。若夫婦の凍結保存した受精卵を姑が盗んで海外で妊娠させて帰ってくる。現実的にもありそうで怖い。とにかくキ◯ガイ姑の行動は必見。普通ならバッドエンドだろうといったネタもハッピーエンド寄りに幕を引いているので読後感も上々。

短編漫画になっており30ページ弱で完結もしてくれる。価格以上にお腹を一杯にしてくれる漫画だ。賛否両論あろうが物好きな方は是非、読んでみて欲しい。

代理母戦争

第4位:子供は読んじゃダメ!超クライムサスペンス漫画

神様、キサマを殺したい

神様、キサマを殺したい。

原作・著者松橋犬輔
価格550円(税込)
クライムサスペンス

家族を失い失意のドン底にいた女子高生の千穂。自ら命を絶とうとしたまさにその瞬間、殺人鬼の少年・マコトと出会う! 千穂は自分の命と引き換えで、家族を不幸に陥れた加害者全員の「殺人」をマコトに依頼したのだが…!? ここにかつてないクライムサスペンスの幕が開く!!


尖った漫画タイトル同様に内容も非常に尖っている。高校1年生の笛田マコトことマコちん。幼い表情で高校生には見えないが「ちょっと行ってくる」といったノリで人を殺めていく。人の感情がわからず何を考えているのかもわからない。そんな危うい少年が高校3年生:咲村千穂と出会うことで徐々に変化が生じてくる。

展開的にこれからもっと面白くなるだろう〜…といった部分で刊行が止まっている作品でもある。どうやら作者が飛んだのか、漫画家をやめたのか…重い病気なのか…わからないが是非とも続刊を期待したい漫画の一つ。1巻〜4巻まで発行されており未完ではあるが非常に面白い漫画だ。

神様、キサマを殺したい

第3位:読まれなきゃ、ただのゴミ。壮絶な詩のボクシング漫画

ミツコの詩

ミツコの詩

原作・著者榎屋克優
価格594円(税込)
ポエム・言葉のバトル・学園

女子高生詩人は今日も「紙以外」の何かに書いている。校長の車に、トイレの壁に、教室の床に。元詩人の国語教師は今日も苛立っている。詩を履き違えた、その女子高生詩人に。だから二人は詠い続ける。互いの魂が正しいことを証明するために―――!!


もっと騒がれてもいいと思う漫画。臨場感、躍動感、熱量が伝わってくる。詩の朗読バトルをテーマに描いた漫画だが主人公である光子の魂の朗読は漫画から声が溢れ出しそうになるほど熱量を持っている。「読まれなきゃ詩なんて、ただのゴミ」といった言葉に喰らった。格好いい☆彡

光子と対比してダメダメな吹抜先生がまた魅力的。光子に感化され、魂を込めた詩の朗読は必見。是非、2巻を読みたいが1巻が売れないと刊行されないらしい。

ミツコの詩

第2位:週刊少年ジャンプ連載らしからぬ脱獄ダークファンタジー漫画

約束のネバーランド

約束のネバーランド

原作・著者白井カイウ / 出水ぽすか
価格399円
ダークファンタジー・脱獄・バトル

母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?


皆大好き週刊少年ジャンプで連載中のダークファンタジー漫画。アメトーク「本屋でマンガ大好き芸人」でもサラッと紹介されていましたね。先の読めない展開、子供たちの知略を活かした脱獄計画は見ていてハラハラ・ドキドキの連続。

様々な伏線が張り巡らせており、考察好きも満足できる内容。孤児院の正体を知り、脱獄計画を練っていく中で成長する子供達は不思議と全力で応援したくなってしまう。

約束のネバーランド

第1位:性に翻弄される男女を描いた青春恋愛エロコメディ漫画

荒ぶる季節の乙女どもよ

荒ぶる季節の乙女どもよ。

原作・著者岡田麿里 / 絵本奈央
価格462円(税込)
青春・学園・コメディ・恋愛

あなたの”はじめて”を、わたしにください──。和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは”性”に振り回され始める。


これ、ほんと好き。性に翻弄される彼、彼女達を描いたラブエロコメディ漫画。まだ1巻しか刊行されていないが性描写などはなし。青春の甘酸っぱさ、気まずさなどの心理描写、表情を上手く表現しており、随所でニヤニヤしてしまう。

ヒロイン達は文芸部所属なのでエロティックな物言いも文芸的となっており、そこもツボ。彼女たちがどのように思春期を乗り越えていくのか見所。自慰行為を幼馴染に目視された時の2人のリアクションなんて最高だった!

荒ぶる季節の乙女どもよ
宣伝じゃないよ…

今回の2017年上半期漫画ランキングは全て電子書籍ストア「BookLive!」にて購入した漫画になっています。「今すぐ試し読みする」ボタンの移動先もBookLive!となります。

決してBookLive信者ではないですがBookLive!は割引クーポンが毎日当たるので10%OFF〜20%OFFは当たり前。ただでさえ紙書籍より安い電子版がより安く購入できる電子書籍ストアになっています。本命ストアにするならイチ推し!