エッジ～彼氏の女友達～第13巻（13話相当）が配信スタート。
今回は勇樹の家庭環境が明かされていきます。人の事を道具、コマとしか見ていない勇樹。そんな性格になった諸悪の根源が明かされていきます。
ヤバ過ぎる男の父親はそれ以上にヤバ過ぎた…。ベールを脱ぐ勇樹の父親。そして彼の叱咤激励が勇樹の真波に対する執着心に火をつけてしまいます！
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エッジ～彼氏の女友達～【12巻ネタバレ】
勇樹と離れてから1ヶ月後。
真波は家に戻っていく。
『よし…いくよ！』
電光石火の如くマンションに出入りして自分の荷物を纏めていく真波。台所を見ると後片付けされていない食器類を見て、少しだけ心配が過る。
『勇樹…ちゃんとしたご飯食べてるのかな…』
そんな事を考えつつ、家を後にしていく。
真波は会社の同僚である大山、成田。友人であるれな、ちーちゃんに相談。協力をしてもらって完全に勇樹と別れる段取りを組んでいた。
無事に荷物も取り戻して新たなスタートをきる事になった真波。この1ヶ月、真波は一人暮らしする為の部屋を借りていた。両親にも事情を説明すると戻って来いと言われるが仕事と自立をしたかった真波は両親の想いを断っていく。
以前に比べて古くて狭い新しい住居であったが心は穏やかであった真波。
ヤバい男の父親もヤバかった！？
仕事から帰ってくる勇樹。
真波の荷物が全て無くなっている事に気付いて怒りを露わにしていく。
『人が忙殺されてる時にコソコソ持ち出しやがって馬鹿にすんなよ…今の仕事が終わったら必ず…』
そんな時に母親からメッセージを受ける勇樹。
父も心配しているので一度帰ってきて事情を話して欲しいと伝えられます。
久しく実家に帰る勇樹。
部屋を見渡してピアノがある事に気づく。
『これ、また新しい習い事？』
心の中でどうせすぐ辞めるだろ…これで何回目だよ…と心の靄がかかっていく勇樹。取り敢えず習い事をするのはいいが色々と気をつけなよと母親に忠告する。どうやら陶芸の習い事をしていた時など教室の友達に金を騙し取られた模様。
本題を切り出していく勇樹。
『…父さんが結婚のこと心配してたって？』
『そうよ…勇樹は首尾よくやってのんかって』
そして勇樹の父親が帰宅してくる。
勇樹に似ているがどこか少し荒々しい雰囲気の父親。一緒に食事をしていく中で父親は今の彼女との状態を聞いていく。
『なんつったっけカノジョ…マリコ？マサミ？』
勇樹の彼女の名前をまったく覚えていない両親。父親は破談したのかと勇樹に問い詰めていく。誤魔化して喧嘩してクールダウン中であると伝える勇樹。
『そーやって誤魔化すなよ！どうせヘマして逃げられたんだろ？』
豹変する父親。
結婚を仕事のプロジェクトのように語って失敗している勇樹を叱責していく父。
『ビービー泣いて出来の悪かった勇樹もようやっと一人前の男になったかと思ったが全然期待するほどじゃなかったなぁ』
父親の酷い言葉に怒りがこみ上げていく勇樹であった。
似た者同士の父と子供
自分をまったく認めようとしない父親に内心で怒りがこみ上げる勇樹。そんな勇樹を慰める母親。しかし、父親の前で慰められると余計に腹が立っていく。同時に気持ちを切り替える勇樹。
『大丈夫、真波にはすぐ結婚する気になってもらうから』
父親を前に内心では「見てろよ」と対抗心を燃やす勇樹。そしてお暇。父親が外でタバコを吸うといって勇樹と二人きりになっていく。
『勇樹ぃ…次で決めて来なきゃ見限るぞ、結婚もできんような欠陥品はウチにいらん』
有能なオスについて持論を語っていく父親。俺の息子なら負け組になる事は許さないと上から目線で勇樹に告げていきます。同時に勇樹と似たような性質を持っている事が露呈されていく父親。
父親と二人きりになった勇樹…彼も父の前で本性をさらけ出していきます。
『俺は無能な欠陥品じゃない…必ず理想の家庭を築いて証明するよ…少なくともアンタより上手くやる』
一方、一人の生活を満喫中の真波。部屋に飾る花を購入して自宅に帰っていきます。その背後には…真波を狙う鋭い視線…勇樹が真波をロックオンしていきます。
エッジ～彼氏の女友達～【12巻の感想】
今回は勇樹にスポットライトが当たる形の内容。勇樹の恋愛サイコパスな性格を作ったのは彼の父親の影響が強い事が判明していきます。実力や結果至上主義と言うんでしょうか…。
常に相手より優位に立ち、見下す事に快感を覚えていそうな勇樹の父親。なかなか家庭環境に問題がありそうで闇深いですね。
そして何としても父親に認められたい勇樹。真波との結婚をまったく諦めていません。今後、どんなアプローチで真波の気持ちを変えようとしていくのか。大きな見所ではないでしょうか。
歪なトライアングルラブストーリーを描く青咲るそう先生の人気漫画「エッジ～彼氏の女友達～」興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡
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ネタバレまとめ
