デビルズライン ネタバレ

デビルズライン 第21話 ネタバレ

ゼロゴー「こっちに来なさい」
ゼロゴー「心配いらない、少し休もう」
ゼロゴー「地下に車を停めてある」
ゼロゴー「人質になって疲れてるだろ?車で少し眠るといい」
ゼロゴー「寝てる間に苦しめずにいかせてあげる」
つかさ「なんで…殺されなきゃいけないんですか…?」
ゼロゴー「もう少し5課にいたいんだよ、色々と情報も得なきゃいけない」
ゼロゴー「でも君はオレがCCCのスパイだと知ってるし、バラされちゃ困るだろ?」

ゼロゴーから菊原率いる組織の名前が語られる。CCCとは略称で正式名称は「Chosen Civil Community」だとつかさに解説する。直訳すると「選ばれた市民の共同体」

つかさはゼロゴーも自身が鬼が嫌いなのかを問う。ゼロゴーの答えは予想外だった。鬼のことは別に嫌っていない。むしろ好きだと答えるゼロゴー。ただ、見ていて悲しいと。鬼を見ていると早く解放してやりたい気持ちになるのだとつかさに答える。

場面は安斎と李ハンスへ。
つかさの元へ急いでいる安斎達。ビルの屋上を飛び移りながら移動している。安斎は公安5課も信用できなくなっており、自分の手でつかさを助ける決意をする。

そしてビジネスホテルの特定をしていると安斎がつかさがいるホテルを見つける。

ホテルの一室ではつかさとゼロゴーが鬼について話している。鬼を想っているのに殺す方にいくのはおかしい…つかさの主張。そして共存を考えるべきと訴えかける。ゼロゴーはそれも一種のエゴ。鬼の苦しみを知らないから言えることだと答える。しかし、つかさもゼロゴーの解答に反発する。

つかさ「…あなたもじゃないんですか」
つかさ「あなたも鬼の人生を生きているわけじゃない」
つかさ「それなのに勝手に」
つかさ「解放してやるなんて言って、人の人生を奪うなんて」
つかさ「優しいふりして下に見ないで」
ゼロゴー「…少し、見直したよ」
ゼロゴー「この状況で命乞いもせず、自分の意見がはっきり言えて、相手の機嫌を損ねるんだからな」
ゼロゴー「肝が据わっているのか、単なるバカなのか」

つかさがホテルの部屋の窓へもたれかかる。横に目をやると視界に安斎の姿を捉える。安斎が駆けつけたことに少し安堵の表情を浮かべるつかさ。

しかし、牛尾のつかさに向けた銃弾が放たれ腹部を撃たれる。

その時、安斎は吸血鬼に完全変異。窓から落ちかけたつかさを救出してホテルの外壁に張り付く。窓を覗くゼロゴーを睨みつける安斎。つかさを抱え、奇声をあげながら牛尾に襲いかかろうとする安斎。

つかさの安全を第一に考え、安斎を止めようとする李ハンス。飛びついて動きを止めようとするが避けられる。

李ハンス「安斎、おい」
李ハンス「自分が変異したらつかさの無事はお前が守れって」
李ハンス「さっきオマエが言ったんじゃないか」
李ハンス「つかさを渡せ、早く病院に連れて行くんだ」
李ハンス「聞いてんのか、安斎」

その時、腹部を撃たれたはずのつかさが意識を取り戻す。ゼロナナに貰ったスタンガンが銃弾を止めており、致命傷を避けていた。つかさの安否を確認した安斎は吸血鬼モードのまま涙を浮かべる。正気も取り戻しつつある。

それを見ていた李ハンスは安斎が血慣れの訓練をすれば自分をコントロールできるようになると考える。

牧村(レーロク)「撃っていいんだな?」
ゼロゴー「ああ…頼んだレーロク」

向かいのホテルの屋上で狙撃の準備をしていた牧村。ゼロゴーからの連絡でホテルの外壁に張り付いている安斎を狙撃する。一発目は躱し銃弾の飛んできた方向を見る安斎。顔を確認して相手が牧村であると察知する。

次に牧村の耳に装着していた無線機が撃たれる。衝撃で倒れる牧村。

「ヒット、血の一年の幕開けだ」

安斎の窮地を救ったのはゼロナナだった。屋上から安斎とつかさを見てボソッと呟くゼロナナ。安斎達には聞き取れない。ゼロナナ、ゼロキューは逃げる支度を始める。

場面は安斎たちへ。
路地裏まで逃げ来てきた。

つかさ「はい」
李ハンス「いつもつかさが打ってあげてるの?鎮痛剤」
つかさ「まだ2回目だけど、私も打てるようになった方がいいから…」

ボーした目でつかさを見つめる安斎、つかさもそれに気づく

李ハンス「通報はしたよ」
李ハンス「あんたの言うとおり匿名で2つのホテルの屋上に銃を持った奴がいるって」
李ハンス「でも牛尾のことは…言ってない、いいんだね?今は」
安斎「どうすべきか、判断がつかない」
安斎「沢崎に相談する…」
李ハンス「へい」
安斎「…つかさ」
つかさ「は…はいっ」
安斎「少し話したいことが…」

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