デビルズライン ネタバレ

デビルズライン 第10話 ネタバレ

沢崎「柳、ジルを頼む、俺は現場へ向かう、安斎は待機…」
安斎「テレビに平つかさとあの長髪男が映った」
沢崎「…なんだと…」
安斎「俺はハーフだ、ヒト要員じゃない、噴水広場前の鬼を抑える任務に関わらない代わりに」
安斎「あの男の押さえて正体を聞く……」

場面は変わり、つかさと李ハンス。
つかさは目の前で人が殺され、鬼が人の血を吸っているシーンを目撃して気持ち悪くなっている。李ハンスがつかさを安全な場所に移動して少し待っててと一言。

その後すぐにつかさの隣には子供が来て、鬼に襲われようとしていた。

李ハンスはお天気お姉さんの血を吸っている吸血鬼を退治。顔面を殴り気を失わせる。カメラを持った番組のスタッフが李ハンスの前に来て撮影をする。そのスタッフに何かを感じる李ハンス。

場面はつかさ。
つかさを身を挺して子供を守っていた。左手は鬼の爪に引っかかれた傷跡がある。そして子供をその場から逃がす。つかさを標的にする鬼。

場面は安斎へ。
急いで現場へ急行する安斎。ビルの屋上を飛び移りながら現場の側まで来た。心の中では、どんな顔でつかさに会えばいいのか葛藤もあった。そしてビルの屋上から現場を見下ろす安斎。李ハンスの姿を捉えたが、つかさがいないことに気づく。同時に少し離れたビルに二人の人影を見つける。

どこか見覚えのある顔のようだが思い出せない安斎。そして吸血鬼の声がする方に目をやる。ビルの中につかさがいた。鬼に追いかけられている。安斎はすぐにつかさの方へ向かう。

ビルの中では群衆が吸血鬼から逃げ回っている。群衆の中に鬼が追いかけているのは「つかさ」だけ…といってつかさから人が遠ざかっていく。そして鬼に左腕を掴まれる。

鬼がつかさの血を吸おうとした瞬間、つかさのいる階の窓ガラスが割れ、安斎が駆けつける。鬼の顔面を殴り、つかさを抱きかかえてビルから飛び降りる。ビルを飛び移り人のいない非常回路でつかさを降ろす安斎。

安斎は沢崎に無線でつかさを救助したことを伝え、保護をお願いする。しかし、沢崎も現場についたばかりですぐに保護はできないと伝える。

用心のため、安斎はつかさに鎮痛剤を渡す。

安斎「持ってろ、鎮痛剤だ」
安斎「一人の時にまた今日みたいことになったら相手に打て」
つかさ「むっ無理だよ、人に注射なんてどうしたらいいか」
安斎「なんでもいいから、とにかく針を刺し……」

つかさの傷ついた手を見てしまう安斎。防塵マスクをしているため吸血鬼への覚醒は防げているが血を意識して胸が高なってしまう。その場を離れようとする安斎。

つかさ「や、やだ、行かないで」
つかさ「ケガは隠すから、なんなら今からどこかで血も洗い流してくるから、だから、もういなくならないで…」
安斎「鎮痛剤を俺に打て」
安斎「10秒以内に打てたら、ここにいる……」

つかさは安斎から渡された鎮痛剤を打つ。気分が落ち着いてくる安斎。薬の効果もあり脱力する安斎。その場に座り込んでしまう。

安斎「チクッとするよって…」
つかさ「ごめん、痛かった?」
安斎「違…くく…なんかちょっとおもしろかった…」

微笑む安斎

安斎「よく効いてる、10分くらい動きが鈍ると思うから、しばらくここで待つ…」

つかさは安斎に抱きつき、頬にキスをする。安斎は防塵マスクを外す。

安斎「もう1回…してくれる?」
つかさ「え、あ、は…」

二人の鼓動が早くなる。
そして銃声の音が近くで聞こえる。安斎の無線に情報が入る。最寄り交番の警官が鬼を銃で撃ったようだ。

場面はビルの屋上にいた二人の人影。
一人は女性はもう一人はゼロツーと呼ばれている。

謎の女性「やったじゃん、ゼロツー」
謎の女性「狙い通りヒトが鬼を殺した、自発的に」

着ていたコートを女性に投げるゼロツー

ゼロツー「先に戻って、畳んどけ」
謎の女性「うん」
ゼロツー「A班菊原、まもなく現場に到着します」
ゼロツー「警察手帳を掲示し、現場の制圧に入って下さい、私もすぐに行きます」

鬼の残滅を目論む組織のリーダー格の男:ゼロツーの正体は公安第5課A班の菊原だった。

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