娘の友達【6巻ネタバレ】物語は佳境へ…二人の関係に変化の兆し!?

娘の友達(6)

萩原あさ美先生が描く背徳の禁断ラブストーリー漫画「娘の友達」第6巻。

今回は晃介と古都の関係に亀裂が入る重大な出来事が起こります。社会的な死の窮地に立たされる晃介。そして隠されていた古都の本心も今回は露わになっていく事へ。

サラリーマンと娘の友達の高校生。禁断の関係も遂にクライマックスへ近づいていきます!

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娘の友達

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娘の友達(5巻)

娘の友達【6巻】ネタバレ

娘の友達(6)

45話ネタバレ

古都は父と母が喧嘩している状況を思い出していく。父親と喧嘩して錯乱状態の母親。外に出ると父親。彼は古都に「お母さんが好きか?」と尋ねる。

頷く古都。
それを聞いて立ち去っていく父親。バツの悪そうな顔をして、そのまま古都は一人で水族館へ。

場面は現実に戻って旅館。
昔話を晃介に語る古都。そして彼に尋ねる。

「私って魚と猫…どっちに似てると思いますか?」

晃介は答える。
古都は魚でもなければ猫でもない。人間だと。君は人間だと言い利かす晃介。

「それを…お母さんにもわかってもらおう」

46話ネタバレ

一夜明けて部屋を出ると同僚の本間と合流。晃介が古都といなかったのか探りを入れる為、部屋を覗いていく。既に部屋に古都の姿はなかった。彼女は一足先に新幹線に乗って帰宅していた。

会社に戻ってきた晃介。
部長から呼び出しを受ける。箱根でのオーナーとの会談は反応も良かったと語る中、別室に通されていく。

そこには人事部の人間が二人。
ノートパソコンを晃介に見せていく。そこには会社宛にお問合せフォームから届いた晃介への告発が記されていた。

「このメール、身に覚えはありますか?」

すぐに返答が出来ない晃介。答えない晃介に対して部長が怒りを露わにしていく。少し間をおいて、ようやく言葉を発する晃介。

「誤解です…メールの差出人は見当がつきます」

晃介は会社に迷惑をかけないので1週間だけ時間が欲しいと伝えていく。彼の言葉を飲み込む大人達。部署へ戻る中、部長から上にいけない奴の特徴を伝えられる。

「いくら優秀でも上にいけない奴っていてな…そういう奴は酒か女だ…」

仕事が終わって、一連の出来事を思い返しながら水を一杯飲む晃介。異常な緊張感に包まれる。そして退職願の書こうとするが筆が進まず、頭を抱えていく晃介であった。

47話ネタバレ

美也と三崎。
帰り道の中、美也は晃介からメッセージを受け取る。「大事な話がある」。三崎に伝えると彼は答える。「誰にとって大事な話なんだろうな…」

彼は指摘すると美也にとって大事な話と父親の晃介にとって大事な話は微妙に違うと。

考えた事もなかった回答。妙に納得する美也。そして尋ねる。どうして親身になって相談に乗ってくれるのかと…。照れもせず「俺にとっても大事だからじゃね?」と答える三崎。

翌日の学校。古都は休んでいた。心のどこかで少し安堵する美也。

晃介は外回りに出ながら足が着いた先は古都の家の近く。

すると制服を来た古都と対面していく。公園に移動して告発メールの出来事を古都に伝える。

「そうですね…そのメールは確かに母が送ったのかもしれません…」

古都は晃介に謝罪。
上手く母を誤魔化してみると伝えていく。晃介は自分が母親と会話すると伝えていく。何故、晃介が母親と話すのか…不思議に感じる古都。

「君とお母さんの関係は正常な親子関係じゃないよ」

冷めた表情になる古都。

「晃介さんは私の何なんですか?」

関係なんてなんだっていいと答える晃介。古都は制服の紐リボンを外して晃介の首に巻きつけていく。

「なんだっていいなら私が決めてもいいですか?」

48話ネタバレ

紐リボンを巻きつけて首輪のように扱う古都。ぐっと紐を引っ張る。

晃介は「こんな異常なことしなくても大丈夫だよ」と伝えていく。母親との関係を尋ねていく晃介。

古都を見ていて母親に苦しめられていると感じていた晃介。母親と向き合ってしっかりと話をしようと伝えていく。自分も協力するからと。どんどん冷めた態度になる古都。

「会社サボってこんなとこ来てることの方がよっぽど異常なんじゃないですか?」

それでも古都を助けたいと伝える晃介。

正常な親子関係とは何なのか…正常にならないとダメなのか…そんな疑問を晃介に投げかけていく。

何も答えられない晃介。
紐を再び引っ張る古都。「丸い月が出てたら綺麗だと思うのは私が正常だからじゃないんですか?」と尋ねていく。

晃介はそんな彼女に突然キスを迫っていく。強引にキスをしていると古都を呼ぶ声。

「…お母さん…」

49話ネタバレ

公園で母親と遭遇。
すぐに古都の母親は二人が一緒にいる所をスマホのカメラ機能で撮影。

母からこっちに来いと伝えられる古都。

晃介は行ってはいけないと伝える。

晃介の言葉虚しく古都は母親のもとへ。同時に古都ママは警察へ連絡。体が震えだす晃介。立ち上がろうとすると古都ママから腕を掴まれて「逃さないわよ!」と一言。

周囲にも助けを求めていく。

完全に悪者扱いされる晃介。ふと古都の方を見遣る。呆然と立ち尽くし、何も言葉を発しない古都にショックを受ける。

「この異常者!」

古都ママの叫びと共に公園へ警察がやってくる。

50話ネタバレ

警察に捕まり、事情聴取される晃介。
古都ママと供述の違いがある為、当然だが追求されていく。

「キスしてるのを見たって人もいますよ…同意だったってこと?」

苦し紛れに「はい」と答える晃介。古都との関係を尋ねられていく。

「…娘の友達…です」

顔を見合わえる刑事達。順序や場所を考えないと誤解を招きやすいと伝えていく。

一方の古都。
彼女には生活安全課の名取といった女性刑事が担当。

古都は名取に尋ねていく。友達のお父さんが自分を助けたいと言うのは異常か、異常ではないか。名取は答える。

「んーそれはちょっと普通じゃないかな…」

それを聞いて微笑む古都。彼女をちょっと理解できないような表情を浮かべる名取であった。

51話ネタバレ

聴取も終わって自宅に帰宅する如月親子。

古都は母親に何かを伝えようとするが言葉が出てこなかった。そんな彼女にシャワーを浴びるように指示する母親。

シャワーを浴びながら晃介から強引にキスされた余韻に浸る。すると母親が浴室に前に現れて古都に対して謝罪していく。

扉を開けて衣服を着用したまま浴室に入ってくる母親。彼女にとって古都は宝であり、守りたい存在だと明かして抱きしめていく。

「お母さん…あなたにはいなくなってほしくないのよ…」

その後、ノートを買いにコンビニへ行くと伝えて家を出る古都。彼女は電車を乗り継いで到着した先には美也が待っていた。

52話ネタバレ

美也と対面すると古都は謝罪する。父親と隠れて会っていた事を謝る。呆然と立ち尽くし理解に苦しむ美也。

二人は少し歩く事へ。
会話もなく美也が先導して歩く。辿り着いた先は二人が通っていた小学校。

美也はフェンスをよじ登って校内へ侵入していく。古都との思い出が蘇っていく美也。そのまま一人で校舎を巡る。

一周程度まわると古都が背後へ。そんな彼女に思いの丈をぶつける美也。

「あんたなんて…大嫌いよ…」

しかし、美也は続ける。もし世界中に誰も味方がいなくなったら連絡をしろと。友達だからと泣きながらに訴えていく。

53話ネタバレ

自宅に帰ってくる晃介。
古都が晃介との関係を証言して解放されていく。乱暴もなく、キスも同意の上であったと古都は証言していた。

刑事に言われた正常な言葉が脳裏を呼びる晃介。

すると古都から電話がかかってくる。

彼女は晃介と出会ってから今に至るまでの自分の本心を明かしていく。晃介を自分の逃げ場所のように感じていたと伝える古都。

公園での出来事の本心も明かしていく。

古都と電話していると周りの音が聞こえてくる晃介。古都は青森行きの電車のホームにいた。

「…さようなら…晃介さん…」

電話を切られる晃介。自分は今まで傷ついたフリをしていただけの卑怯者だと捉えていく。すぐに立ち上がって古都を追いかける晃介。

最後に女性刑事の名取からの質問が描かれる。

「古都さんはさっきの男の人が好きなのかな?」

頷く古都であった。ここで第6巻は終了。

娘の友達【6巻】感想

娘の友達(6)

古都も晃介も繊細な人間だなぁと思わせてくれる内容であった第6巻。青森に向かう彼女は何を想うのか…。そして母との関係に変化は訪れるのか…。

物語は佳境といった具合。
次巻あたりで結末に向かっていきそうです。

公園で晃介が無理やり古都にキスを迫ったシーンはしどろもどろしており、今巻の中で一番好きなシーン。やめてと抵抗しつつ、彼に身を任せようとする女心が垣間見えました。ただ、母親が介入で台無しになりましたが…(笑)

この禁断の関係にどんな終止符が打たれるのか…結末も楽しみな作品です!興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡


娘の友達

娘の友達

原作・著者萩原あさ美
価格660円(税込)

家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。

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