乙女向けカテゴリのエロ漫画をご紹介する。
『転生したので強制発情魔法で世界平和を目指します』サークル名「OVERKILL」、作家名が「びた」とある。
転生したので強制発情魔法で世界平和を目指します【あらすじ】
話のほとんどは濡れ場から構成されている普通のエロ漫画であるのでたいして重要な意味があるわけではないのだが、いちおう異世界転生ものである。
主人公の女性（ボーイッシュな髪形だが、ごく普通に女性）はもともと地球人であり、異世界に転生することになった際にチート能力を手に入れられることになったので、「強制発情魔法」を神様に要求した。その能力は首尾よく手に入り、そして彼女は魔王を討伐しに行く勇者のパーティーに魔導士として加わった。
で、魔王と勇者の一騎打ちという流れになるのだが（主人公もいるが、脇で見ているだけ）、そこで強制発情魔法が発動される。主人公はBL趣味なので、強制発情させれば両者ともイケメンである勇者と魔王がやおいな関係になるものと期待していたのだ。
しかしそうはならなかった。彼らには同性愛指向はまったくなかったのである。「こんな状態じゃ戦いにならない」と言いつつ剣を収めた二人、「お前の仕業なんだろう、だったらお前が責任を取れ」と言って隠れて見ていた主人公を引きずり出して押し倒す。
「美しい男二人で致せばいいじゃないですか！」みたいなことを主人公は言うのだが、「男同士でそんなことをして何が楽しいんだ」というあっさりした言葉が返ってくる。二度言うようだが、彼らにはそのような趣味はなかったのである。
というわけで、魔王と勇者のラストバトルは突然中断し、3Pがおっぱじまることになったのであった。
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転生したので強制発情魔法で世界平和を目指します【ネタバレ】
二人は女を強姦する趣味があるわけでもないので、強制発情の状態にあるとはいえ強引ではあるが丁寧に前戯などを始める。そして、勇者に対して使われた媚薬がまだ残っており（強制発情魔法というのは割と物理なのである）、それを使われてしまう。
ちなみに、魔王と勇者なのだが、どっちかというと勇者の方がサディスティックで、魔王の方が状況に流されるがまま、という感じになっている。なお、表紙で髪の毛が白い方が勇者、耳が長い方が魔王である。
この媚薬というのは粘膜吸収の性質があるそうで、前の穴にも後ろの穴にも媚薬を仕込まれてしまい、とろとろになってしまう主人公。ソフトタッチだけでさんざんイカされてしまった挙句、勇者から口唇愛撫を要求されるが、素直に応える。
そんなこんなで本番タイムとなる。先に入れたのは魔王の方であった。入れられただけでイッてしまう主人公と、魔王のくせに早漏な魔王、すぐに終わってしまい、今度は勇者にバトンタッチ。
いい加減くたびれた主人公は「これ以上イキたくない」とごねるのだが、そうしたら焦らしプレイと言葉責めをされ、あげく二穴責めの状況になって、とうとう「イキたいです」と自分から言わされてしまう。
まあ、最後はみんなで気持ちよく達して、主人公が失神してしまったのでとりあえず魔王の部屋で休ませることになり、いまさらなんか戦う空気でもないのでそのまま勇者率いる人類と魔王率いる魔王が率いる何かは和平を結ぶことになったのであった。めでたしめでたし。終わり。
転生したので強制発情魔法で世界平和を目指します【感想】
女性向けエロ漫画の感想を言うときはいつもどう言ったものか困るのだが、こういうのも女性の願望というものなのであろうか。あ、この作品は割と男が見てもエロいです。もちろん見る人次第でしょうが。というわけで、以上である。
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