鼓田ミナレのラジオ番組が炸裂!漫画「波よ聞いてくれ」2巻の内容やネタバレ感想

波よ聞いてくれ(2)
波よ聞いてくれ(2)
作品名:波よ聞いてくれ(2)
作者・著者:沙村広明
出版社:講談社
ジャンル:青年マンガ

漫画「波よ聞いてくれ」2巻のあらすじ

2巻冒頭から、鼓田ミナレのラジオ番組が始まる。第1回テーマは「架空実況」。架空実況とは、虚構の出来事を実況風に放送する、まあ言わばラジオドラマの一形態なのだが、そのネタというのが「自分を裏切って逃げた男をたった今殺してきた女」である。

いちおう、ミナレが一人で考えて一人で喋るわけではなく、脚本(構成作家)は存在するのだが、「ここはアドリブで」という指定になっている部分が多々あり、なかなか攻めた仕掛けになっている。

ところでこのネタというのはもちろん、ミナレを騙して捨てて逃げた光雄という実在の男を元にしたものであるわけだが、その光雄と、光雄が今付き合っている女が、偶然にだがその放送を実際にリアルタイムで聴いてしまう。

その女はといえば、実は今まさに光雄をロープで縛り、包丁で刺そうとしていたところだったわけであるが、その刹那に「今光雄殺してきた」というラジオ番組が始まって、恐怖のあまり(光雄をほっぽり出して)逃げていく。


漫画「波よ聞いてくれ」1巻のネタバレ感想はこちら
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テンポと台詞回しがツボ!漫画「波よ聞いてくれ」1巻の内容やネタバレ感想

2017.08.13

漫画「波よ聞いてくれ」2巻のネタバレ

第1回放送は、とりあえず大成功であった。インターネット動画サイトなどにも(麻藤ディレクターの仕込みであるが)アップロードされ、大反響となっている。ミナレはまだカレー屋で働いているのだが、カレー屋の客からも「ゆうべの放送聞きましたよ」なんて言われたりする。

そんなこんなで、新しい仕事に手ごたえを感じ始めたミナレなのだが、そこになんと、光雄からメールで連絡が来る。

「やあ 久しぶりに会わない?あ、ラジオ聴いたよ」

ミナレは激しく動揺する。

「猟銃を買おう!あ、でも免許が今からじゃ間に合わない!」などと言い出したり、格闘術のイメージトレーニングを始めたりしているが、なんだかんだで、かつては付き合っていた男なのである。今なお憎からず思っている部分が捨てきれないのだ。

要するに、2巻で明らかになった一つの事実としては、ミナレはチョロい女であった。(本人にもかろうじて自覚はあるが)

ミナレと光雄は本当に会う。光雄は、なんだかんだと言い訳を並べ立てつつ、持ち逃げした50万のうちの25万を現金で返してくる。ミナレは重ねて激しく動揺する。で、呑気に札幌市内デートコースめぐりなどをした挙句、誘われて光雄の家までノコノコついていく。

挙句に、膝枕で耳かきなどという流れになる。殺すんじゃなかったのか?というところで、ミナレは見てしまう。ゴミ箱から、ほんの何気ない物ではあるのだが、他の女の痕跡を。

すべての推理は繋がる。「浮気をしていた」というのは当然として、問題は、「このキャッシュの25万 その女から騙し取ったものだ」というところである。

ミナレはここでようやく目を覚ます。膝枕から華麗にプロレス技(筆者はプロレスには詳しくないので何という技か分からないのだが)に移行し、光雄の脳天を床に叩きつけ、捨て台詞一発。

「残り25万は手切れ金としてくれてやる その金を作るために別の女を泣かすんじゃやってられねーわ」

ちなみに一部始終は(ミナレと麻藤の事前協議の上で)録音しており、今度はこれを音声素材として、第2回放送は「光雄を埋葬する」というネタで行くことになる。

漫画「波よ聞いてくれ」2巻の感想

波よ聞いてくれ(2)

いやほんとチョロい。ミナレがチョロすぎる。ミナレの男の好みのタイプというのは、「尽くさせるのがうまいタイプ」なんだそうだ。

で、どういうタイプは好みじゃないかというと、「自分で何でも自分のことをソツなくこなしてしまう男」であるらしい。「別に私いらなくね?」ってなるからだという。

ちなみに中原忠也はばっちり後者に該当することが判明し、2巻を通じてミナレと中原の関係は1ミリも進展しないというか、もうフラグ折れかけてる感さえもある。

さて。1巻と比較しての感想を行こう。1巻の感想で、展開が怒涛でとてもめまぐるしい、と書いた。それは1巻だからなのかと思いきや、とんでもなかった。ギアが上がっている。ぐんぐん加速を続けている。

この勢い、3巻ではどうなるのだろうか?ちなみにミナレの番組の第2回放送の途中で3巻への引きとなっている。

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