最高の自首は成功するのか!?「僕たちがやりました」漫画8巻の内容やネタバレ感想

僕たちがやりました(8)

波乱の8巻。
パイセンの親父に邪魔されない最高の自首を考えて実行に移していく4人。段取りをしている最中はお互いに心を開き、事件を起こす前の感じでじゃれ合うトビオ、マル、伊佐美、パイセン。

このまま綺麗に終わるのか…
なんて思っていると裏切られる。そんな感じが8巻だ。しかもマル、伊佐美…お前ら…(笑)って感じ。そして最後の蓮子さん。これは男なら惚れてまうやろ〜〜〜といった感じだ。

僕たちがやりました(7)

漫画「僕たちがやりました」8巻のネタバレ

第68話:最高の自首

パイセンが用意できる全財産1億2千万円を持ってきて最高の自首の計画を練ろうといった話。

ちなみに各人が自首する理由も描写される。やはりワンランク大人になったような4人。ちなみに自首は警察にすぐに行くわけではない。パイセンの親父がもみ消してしまうため、世の中に向けて自首をしようとする。

第69話:Where Is The Love?

自首する方法、作戦名が決まる話。

あとパイセンがトビオ達に自首後の現実を突きつける。しかし、トビオ達も自首した後の待遇はわかっている。あっけらかんにパイセンの質問に答える。そして4人は人生最後のスポッチャ(アミューズメントパーク)へと出掛けていく。

第70話:決めなきゃ

作戦決行日も決まり各人が思い思いの日を過ごす話。
マル、パイセンは一緒に徹夜して作業を進める。伊佐美は今宵と最後の会話をしに行く。トビオも家族や蓮子と過ごそうとする。ちなみにマルは誰かに張られており行動を監視されている。

第71話:最後の夜

トビオ、マル、伊佐美、パイセンの作戦決行前夜の話。

マル、伊佐美は風俗へ。伊佐美は今宵の元へ。トビオは蓮子の元へ。伊佐美は生まれてくる子供の名前を考えており、今宵に伝える。トビオは蓮子と別れることに。夜な夜な一人ベットを濡らすトビオ。切ない。

そして作戦決行日。
朝8時に集合する4人の姿。

第72話:GO

最高の自首を実行する話。

全ての準備が整い街宣車で渋谷スクランブル交差点で花火を打ち上げ、ビラを配る4人。

第73話:疾走

72話の続き。
渋谷の街中にビラを配る4人。ビラには真相を語る動画のQRコード付き。この騒ぎで警察やテレビ局も殺到。4人は警察に追いかけられながらも目的地の代々木公園に到着する。

第74話:GRAND FINALE

73話の続き。
代々木公園で公演が行われていたがトビオ達が割って入る。そしてマイクを取り上げパフォーマンス。公衆の面前で自首をすることに成功した。解き放たれる開放感に酔っていると舞台の上に車が突っ込んでくる。

車から馬のお面を被った4人組。拉致されるトビオ達。

第75話:10秒

トビオ達を拉致したのはパイセンの親父から命を受けた玲夢達だった。そしてある条件が言い渡される。パイセン以外は10秒数えるうちに全てを忘れて逃げて生きろ…と言われる。パイセンこと小坂秀郎はここで終わり。残ればパイセンと同じ目に合わすと。

死の恐怖を感じたマル、伊佐美は車から飛び出して逃げる。

トビオだけが残り、最後の抵抗を。車の運転手に馬のマスクを被せる。車は交差点で横転をする。

第76話:同じ人間

再びバラバラになった4人の行末。
マルは倉庫へ行き、自首に使う予定だったが余ったパイセンの金を盗む。伊佐美は今宵と合流、公衆トイレでおっ始める。

そして、トビオとパイセン。
二人は生きていた。逃げようとするがパイセンは動けない。玲夢が起き上がりパイセンを殺ろうとする。しかし、パイセンが持っていたナイフで玲夢を刺す。たがが外れたパイセンは玲夢に馬乗りして刺し続ける。

そして、トビオを見て微笑む。

第77話:あなたが一生逢いたくなくても

76話の続き。
パイセンは警察官に取り押さえられる。パイセンの元へ駆け寄ろうとするトビオだが警察に保護されて駆け寄れない。

そんなトビオの前に蓮子が現れる。
蓮子を見たトビオは「あっかんべー」をして大人しく警察に連行される。蓮子との思い出が蘇るトビオ。パトカーの乗る寸前、シャツを捕まれて振り返ると蓮子がトビオにキス。

「あなたが一生逢いたくなくても、私は逢いたい、待ってる」

8巻が幕を閉じる。

漫画「僕たちがやりました」8巻の感想

個人的に8巻が一番好き。
思いは一緒…かと思いきや「死の恐怖」を感じた伊佐美、マルが裏切る。人間性が出る部分。そして最後の蓮子がトビオにかける言葉はヤラれる。

そしてパイセンの人間性むき出しの部分。
最も4人の「らしい」部分が押し出される巻になっているのではないだろうか。

次巻9巻でこの漫画は完結する。


僕たちがやりました(1)

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