漫画「蝕人孤蟲(しょくじんこちゅう)」2巻ネタバレ!犯人判明…不穏な結末へ!

蝕人孤蟲(2)

芳明慧先生が描く寄生虫サスペンス漫画「蝕人孤蟲」の待望となる第2巻が配信開始。そして2巻が完結巻となります。八女島に移住してきた主人公の家族。

妹や町の人間が不穏な寄生虫に侵される中、遂に主人公である鉄郎の眠っていた過去の罪が明らかに…。さらに島民を寄生虫で悩ませた犯人が判明していきます。そして最後はまさかの主人公が…。

個人的にはこういった得体の知れない独特な雰囲気を持つサスペンス漫画は好みなのでもっと巻を重ねて読みたかったですが、謎も綺麗に溶けて満足な結末を迎えてくれたと感じています。

ただ、最後の描写を見る限り、勝者は復讐心に満ちた犯人だったのかな…なんて印象。

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蝕人孤蟲

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少年の犯した罪から巻き起こる寄生虫サスペンス漫画です!

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漫画「蝕人孤蟲(しょくじんこちゅう)」ネタバレ感想!謎に満ち溢れた寄生虫サスペンス漫画!

2018.02.09

漫画「蝕人孤蟲」2巻ネタバレ

1巻からの続きで一花の兄、敬介(けいすけ)に身の回りで起きている不審な出来事を相談する鉄郎。兄貴気質の敬介は親身になって鉄郎の相談を聞いてサポートをしてくれる。

その際、鉄郎が拾ったノートの書き込みを見て、何か心当たりを感じる敬介。

島で起こる不穏な事件と記憶の復活…!?

敬介が1人でパトロールがてらに犯人探しなどをしていく。途中、診療所の医者である佐久間先生から三崎百合子といった診療所に通院していた女性が姿を見せなくなったので様子を見て欲しいと頼まれることに。

敬介が三崎百合子の家にあがると虫に侵されて息絶えている遺体が…。

同時期、鉄郎は一花と会話をしていると思い違いをしていたことに気づく。ちょっと複雑なのだが、当初に鉄郎が島田葉子先生だと思っていた人は三崎百合子先生であり、本当の島田葉子先生の顔も思い出すことに。

そして鉄郎はさらに何か大事な事を思い出せていない事に気づく…。

犯した罪を思い出し…本性を現す犯人

小学校時代の他の友人の現在を一花に聞く鉄郎。そこでキーマンとなる人物「明宏」が病死していたことを知る。明宏との思い出を振り返っていると徐々にある事件を思い出していく鉄郎。

同時期、犯人への手掛かりを掴んだ敬介は今は誰も住んでいない柊家に赴いていく。ちなみに柊家は明宏の自宅である。そして柊家の人間は明宏の死後、全員が他界しているのだ。

柊家で犯人に繋がる物証、手掛かりを掴んだ敬介。

その直後、何者かによって殺害されてしまう。

自分の犯した罪を思い出した鉄郎。現場となった森林奥の井戸に勝手に足が進んでしまう。そして井戸を覗き込むと敬介の死体が挟まっていたのだ。過去の事件とシンクロした鉄郎は逃げ出すように森林奥の井戸から公道へ。

公道へ出ると向かって来た軽トラックに轢かれてしまう。

目が覚めると診療所。目の前には佐久間先生がいた。

島で巻き起こった寄生虫事件の顛末…

まず佐久間先生は過去の記憶がない鉄郎は解離性健忘といった記憶障害の一種を患っていると説明。そのキッカケになったのが小学校時代、明宏を井戸に落とした事件であった。

鉄郎が明宏を井戸に落とした時、明宏は井戸の水を飲んでしまい芽殖孤虫が体内に蔓延り、病死していた。

そして鉄郎や島民を脅かしていた人物は明宏の兄である「柊秋人」であることが判明。その人物こそが佐久間先生だったのだ。交通事故で死んだ設定であったが事故で死んだのは友人の佐久間惣介。秋人は佐久間に成り代わって生き延びていた。

そして鉄郎の母親の死、妹の芽殖孤虫の感染…その他、島で起こった事件は全て秋人の仕業。

ここまで事件を起こした理由は鉄郎の忘れている記憶を蘇らせて復讐を図る為であった。

漫画「蝕人孤蟲」結末

秋人は最後に鉄郎を殺してチェックメイト。と思っていたが樹と島田のじぃさんも登場して鉄郎を殺さずに自ら自殺の道を選ぶことに。ちなみに樹と島田のじぃさんは秋人が殺してしまう…。

「俺の復讐は終わった…」

「鉄、先に行く、またな」

犯人もいなくなり、島に平和が訪れる。家に帰ると妹の菜々が出迎えて、ご飯を作ろうとする鉄郎。

首元に違和感を感じて掻き毟ると掌には芽殖孤虫が…。驚くと共に現実を飲み込み、切ない顔をする鉄郎で漫画「蝕人孤蟲」は幕を閉じていきます。

漫画「蝕人孤蟲」2巻の感想

蝕人孤蟲(2)

どうやら連載されていたマンガボックスでは打ち切りになったようで、2巻は結末までに多くの内容が詰め込まれた仕上がりとなっています。さすがに細かい部分の謎や伏線回収はされませんでしが、物語の内容はハッキリとわかり、大筋は綺麗に着地した印象。

最終的に鉄郎の家族、父は秋人に殺され、鉄郎と妹は芽殖孤虫に感染。秋人の復讐は完全に成し遂げたといった感じ。

個人的に不穏な結末の迎え方は嫌いではないですが、読者によって消化不良の結末と捉える人もいるかもしれません。

主人公に弟を殺された兄の寄生虫を利用した復讐劇。

ジワジワとした恐怖が迫ってくる漫画で途中まで敵が誰なのか、目的はなんなのか…!?など謎に包まれた物語が最高に面白い漫画です。2巻完結で読みやすい漫画でもあるので気になった方は是非、チェックしてみてください!


蝕人孤蟲

蝕人孤蟲

原作・著者芳明慧
価格400円(税別)

実在する虫・芽殖孤虫。それは、我々の身体に巣食う人体寄生虫。発症すると幼虫が皮下で分裂して増殖し続け、宿主となる人間は死に至る。治療法はない……。芽殖孤虫により母を喪った少年・鉄郎と妹の奈々は、父を頼り八女島に移住する。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは、怪しげな島民と、いつの間にか奈々の体内に巣食っていた謎の人体寄生虫だった。

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