食糧人類 第20話 ネタバレ
透明なジェル状の人間に頭を飲み込まれる一人の元職員。そのまま顔表面が削り取られる。
伊江達と一緒にいる職員の一人が小便にいった職員の帰りが遅いと言い、伊江に捜索をしてこいと命令する。
職員B「おい、あの野郎ションベン行ったっきり帰ってこねぇよ」
職員B「ちょっと捜してこいや」
伊江「え?なんで…僕が…」
張り手を喰らう伊江。
職員B「俺が行けっつったら行きゃいいんだよ、甘ったれてんじゃねぇぞ、ガキが」
仕方なく職員の捜索に向かう伊江。カズが心配そうな目で見つめ「気をつけてね…」と伊江に伝える。
小便をしにいった職員の方へ向かう伊江。
手にヌルっとした感触があり、手のひらを見ると真っ赤に染まっていた。そして目の前を凝視すると血が飛び散っており、歯が転がっている。
伊江は恐怖で大声をあげて戻ってくる。
伊江「あああああああああああああああああ」
職員B「んだよ、うるせぇな」
伊江「向こうに血がいっぱい落ちてて…歯もあったんです」
職員B「ああ?何言ってんだよ、バカか、オメーは」
伊江「たっ…多分あの人…こ…殺されたんだと思います…」
職員A「夕凪の会が動いたんじゃ…」
職員同士が揉めだす。
そして職員達はもしかしたら伊江達を探しているのでは…と勘づく。
職員「お前ら…一体何者なんだよ?」
伊江「…え?…いや…」
職員「なんであんなトコにいたんだよ?」
職員「なぁオイ、答えろよ」
職員の動きを目で追う伊江達。
職員の一人が天井にいる何かに持ち上げられていく。そして殺られる。
伊江達の目の前に現れたのは4足歩行でゾンビのような改造人間だった。
夕凪の会の改造人間を前にして大声で必死に叫びながら逃げる伊江達。
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