食糧人類 ネタバレ

食糧人類 第5話 ネタバレ

1人で暴走したカズを抑えて入った部屋は複数の蛹なのか、卵なのかわからない物が並んでいる部屋だった。4人は興味本位で部屋の奥まで入っていく。

その時、ナツネが天井のあるモノに気づく。
それは天井一面に張り巡らすモニター。そしてモニターに映っているのは英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、日本語といった各国の言語であった。

そして伊江が蛹のようなモノに触れて驚く。伊江は蛹がジワーッと動いたような気がしたようだ。そうこうしている内に扉が空き、施設の人間が複数人入ってくる。伊江たち4人は近くのロッカーへと身を隠す。

山引「なんだ、アイツら」
伊江「カズ、静かにしろよ」
山引「何をしてるんだ?」
ナツネ「なんだ?奴ら何を調べてるんだ?」
山引「ディロメーターのようですね…」
山引「硬さを計測する機器ですよ…」
ナツネ「硬さ…?」

施設の人間は丁重に蛹、卵かわからない物体を掃除している。しかし、その表情は全員が何かに怯えているような顔をしていた。

そんな時、一つの蛹に亀裂が入る。それを見た施設の人間はとっさに走り去り警報機を鳴らす。ジリリリリリーといった警報と共に部屋に入ってきた施設の人間が一斉に扉の外に出る。

施設の人間「うわぁぁっ…か…か…孵ったぞぉ」
施設の人間「閉まるぞー早く、早く、早く」
施設の人間「うっ…」
施設の人間「開けてくれぇ…開けろぉぉぉ」

逃げ遅れた施設の人間二人が部屋に閉じ込められる。扉の外に向い助けを求めているが次の瞬間…施設の人間1人が生物によって皮膚を剥がされ人体模型状態になる。

その光景を目の当たりする伊江、ナツネ、山引

施設の人間の1人は上半身の皮膚を全部剥がされ喰われる。生物はカマキリのような形をしている。その光景をみて涙するもう1人の逃げ遅れた施設の人間。生物と目が合い、とっさに逃げる。

施設の人間「いっ…いや…あの…」
施設の人間「あっ…あの…」
施設の人間「すみませぇぇぇぇん」
生物「いっ…いや…あの…すみませぇぇぇぇん」
施設の人間「それ…俺の声じゃないですかぁぁ…真似しないでくださいよぉぉぉ」

声真似をした生物は次の瞬間に施設の人間の皮膚を剥がす。

伊江、ナツネ、山引も驚きを隠せない表情で生物と人間のやり取りをロッカーから眺めていた。

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