漫画「離婚日和」ネタバレ！拗れた家庭…モラハラ夫との奇妙は同居生活スタート！

漫画「離婚日和」は電子書籍ストア「まんが王国」にて独占先行配信されている漫画。原作に早美静華先生、作画に青木ニカ先生のタッグで描かれる家庭内ヒューマンドラマとなっています。

この作品は小説投稿サイトで人気エッセイである「離婚日和」をコミカライズした作品。

とある付き合いの長い夫婦が破滅していく過程が描かれていきます。居場所を失うヒロイン。浮気を堂々と宣言してモラハラを繰り返す夫。

目の前で浮気相手と堂々と喋りながら日常生活をしている奇妙な夫婦が描かれていきます。

ヒロインに巻き起こる葛藤、心情の変化などが非常に楽しめる作品となっており、人間の内面を曝け出す漫画が好きな人はドンピシャでハマること間違いなしの作品です！

執筆時点で配信先である「まんが王国」では1話〜4話までが配信中、内容や見所をご紹介していきます。

漫画「離婚日和」ネタバレ

何気ない日常から突如、夫の浮気宣言

物語のメインキャストはヒロインである「私」とその夫である「ダンナ」です。二人は結婚してまだ1年ですが学生時代から交際しているので付き合い始めてから16年が経過しています。

冒頭からどことなく、すれ違いを見せる二人の気持ち。

ダンナはうつ病から回復の兆しを見せており、それと同時に体を強く求めるようになっていきます。しかし、当のヒロインは一緒にいるだけで充分といった姿勢なのでダンナが迫ってきても拒否したり…。

夫婦間の気持ちのすれ違いからか、ダンナの帰りが遅くなり、自分の知らないシャンプーの香りを嗅ぎ取るヒロイン。

怪しみますが自分の夫に限って、それ（浮気）はないだろうと心のどこかで納得しようとするヒロイン。

しかし、嘘が大嫌いなダンナから突如、会社の同僚と浮気していると…堂々と浮気宣言されてしまいます。

自分の存在価値は…居場所が無くなっていくヒロイン

浮気宣言後、ヒロインはすぐに熱が冷めて再び自分に気が向くだろうと考えますが、ダンナの浮気相手との関係は留まることを知りません。

ヒロイン（妻）の前で堂々と浮気相手と電話。

気持ちを確かめ合うイチャラブ電話なんかをしたりします。

徐々に自分の存在価値はなんなのか…いつになったら浮気相手との縁は切れるのか…徐々に不安やストレスが溜まっていくヒロイン。終いにダンナの発する言葉はモラハラを帯びてくるようになります。

そして、ある出来事がきっかけで遂にヒロインはダンナと離婚を考えるように。

自分から家を出ていくと公言して一度は実家へ戻りますが、実家に帰っても自分の居場所はなく、再びダンナのいる自宅へ戻ることになるヒロイン。

実家へ帰っていた間にダンナは浮気相手を家に招き入れている形跡が見つかり、完全に自分の居場所はなくなったと崩れ落ちるヒロイン。

奇妙な共同生活はいつ終わるのか…！？

最新話となる第4話ではダンナの母親がヒロインの味方につき、現在の住居はそのままヒロインが住むことになり、ダンナが出ていくことになります。

ただし、新しい住居が決まるまではヒロインと同居。

一応、離婚届も貰ってきて、後は提出するだけなんですが、あーだこーだ理由をつけて4話時点では提出されていません。

首の皮一枚で繋がっているような二人の関係が何とも切なく、痛々しく描写されていきます。

漫画「離婚日和」感想

原作を読んでいないので結末はまったくわかりませんが、二人の関係は修復されていくのか…それとも破滅していくのか…ドキドキしながら読んでいけました。

個人的にここまで関係が拗れてしまっていては修復は不可能ではないかと思うんですが…。わかりません（笑）

この作品はヒロインが抱える胸に突き刺さるような心情が見所の一つ。

離婚日和も読む漫画のメイン層は女性だと思うのですが、ダンナにムカつき、ヒロインには頑張って欲しい気持ち、共感できる気持ちの二つが織り交ぜってくると思います。

本当に拗れた家庭を覗き見ているような、そんな漫画です。是非！