2017年7月4日に漫画「約束のネバーランド」第4巻が発売。待ちに待っていた続刊だ。3巻はまさかのノーマン出荷の宣告があった。エマ達は無事に孤児院を脱獄できるのか。ノーマンはどうなるのか…先の読めない展開で一層面白くなる約束のネバーランド。4巻も大変、満足のいく内容だった。
ではでは、イチ推しのダークファンタジー漫画「約束のネバーランド」第4巻の内容を語っていきます。
目次
漫画「約束のネバーランド」4巻のネタバレ
ノーマン出荷宣告に動揺するエマ、レイ
イザベラからいきなりの出荷宣告を受けるノーマン。1人でも逃げることを勧めるエマとレイだがノーマンは自分の死をもって全員を逃がすといった強い決意があった。しかし、エマとレイの説得によって一度は生きる決意をするノーマン。
後々、これはノーマンの嘘と言うことがわかるが…。
レイの口から語られるGF農園
誰よりも早く孤児院が食用人間を育てるための施設だと知っていたレイ。エマが素朴な疑問としていつから孤児院の秘密を知っていたのかを問う。
これにはレイから驚きの回答が。
レイは産まれた時から孤児院の秘密を見ていた。幼児期健忘を起こさなかったレイは胎児からの記憶が脳裏に焼き付いていたのだ。子供の仕分けから鬼の姿までレイの記憶には複数のピースがあった。
そして6歳の誕生日にイザベラへ確かめた時に自分の記憶は正しい。また孤児院の真実は自分の想像した通りだと確信したようだ。
さらに孤児院であるGF農園は本部があり近接する5つのプラントで成り立っていることが判明。エマ達のいる孤児院の壁を挟んだ隣には別の孤児院があるのだ。
逃げるはずのノーマンが戻ってくる
エマ、レイとの約束で出荷前に1人で逃げてエマの骨折した足が治り次第、全員で逃げる予定だった。しかし、ノーマンはイザベラのもとへ戻ってきてしまうのだ。再びエマ達と相談するがノーマンに逃げる意志はなく、逃げ道の下見で得た情報をエマ達に伝える。
無慈悲にノーマンの出荷時間が来て、素直にイザベラの指示に応じるノーマン。
外に続くゲート。そして鬼との待ち合わせ場所に到着する。部屋で待っていて欲しいとイザベラに言われ開けられた部屋を見て呆然とするノーマン。
この部分のノーマンの表情が意味深すぎる。一体何を見たのか。4巻ではこれ以降、ノーマンに関する描写はない。喰われたのか、逃げたのか。謎だ。ノーマンは約ネバにとってメインキャラ候補の1人のはず。個人的な考えとしてノーマンは生存しており、いつかエマ達の前に姿を現すのではないかと予想している。
エマ、レイの逆襲開始
ノーマンが出荷されてからエマ、レイは脱獄を諦めたかのような生活をしている。しかし、これはイザベラを欺くための2人の演技だった。実は着々と脱獄の準備は進んでおり、エマはレイにも気づかれないように様々な根回しをしていたのだ。
そしてレイの提案で急遽、脱獄を決行することになる。
レイはオイルを孤児院と自分にかけて孤児院と共に死ぬ気でいた。しかし、全てはノーマンの想定内。実は出荷前にノーマンはエマに脱獄計画を記していたのだ。その計画通りに事を進めていたエマ。レイさえまったく気づかずに出し抜かれていた。
イザベラを欺き、レイの心中さえ阻止したエマ。子供達を引き連れて塀まで到着する。
一方、イザベラはエマやレイが死んでいないことが判明して嬉しがる表情を浮かべる。逃げた子供達を捕まえる自信があるのだろう。エマ達を追いかけようとした矢先、フィルがイザベラを呼びに来たのだ。
子供達、全員が逃げたと思っていたイザベラは困惑の表情を見せて4巻は幕引きとなる。
漫画「約束のネバーランド」4巻の感想
まったく先の読めない展開続きでハラハラ・ドキドキの4巻。そして多くの伏線も残していきました。ノーマンは部屋で何を見たのか。そして生存しているのか。これはまだまだ先で判明してくるでしょう。
4巻ラストのフィルがイザベラを引き止める描写。
そして困惑するイザベラの表情。ここも不思議ですよね。エマは全員を引き連れて脱獄する予定だったのにフィルだけいるなんて。フィルはイザベラ側の人間、つまりスパイでは…と考察されていますが、どうなのでしょう。困惑するイザベラの顔を見る限り、スパイではないような感じ。
脱獄編も佳境といった感じで目の離せない展開が続いています。やっぱ面白い!既に5巻が待ち遠しいです(笑)
約束のネバーランド
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?
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