漫画「約束のネバーランド」5巻のネタバレ感想!遂に孤児院を脱出!

約束のネバーランド(5)

週刊少年ジャンプで絶賛連載中の超人気脱獄漫画「約束のネバーランド」第5巻が発売されたので早速、電子版を読んでみました。憎き食料人間を育てる施設であるGF孤児院をエマ達が遂に脱出!

念願の外の世界へ飛び出す新章がスタートされていきます。

院内とは違った外の恐怖にハラハラ・ドキドキ展開の連続。謎の人物であり救世主かもしれない人物:ミネルヴァを目指してエマ達一向が恐怖の外世界に飛び出していきますよ!


約束のネバーランド

漫画「約束のネバーランド」は以下から無料試し読みが可能。子供達の壮絶な脱出劇をお楽しみ下さい!


約束のネバーランド(4)

漫画「約束のネバーランド」5巻のネタバレ

エマのとった究極の決断

エマ達はママであるイザベラの裏をかいて院から脱出を試みます。当初は全員での脱出を掲げいていたエマ。しかし、院にはフィル達4歳以下の子供達が残っていました。

エマがとった究極の決断。
それは4歳以下の子供は院に残すこと。そして出荷される年齢となる6歳までに再び院に戻ってきて脱出をさせることでした。決して諦めたわけではない今回の脱獄劇。

ちなみにフィルはイザベラ側のスパイではないかと考察されていましたが結果的に違いましたね。実はフィルも孤児院が食料人間を育てる施設ではないかと薄々感づいていたようです。その情報を明確にするため、要所々々で登場していたんですね。

フィルは頭が良く、理解も早い。エマの気持ちを汲み取り4歳以下は孤児院に残る決断を下します。またエマ達が逃げる際もささやかながらイザベラの足止めをするといった良い仕事をします。

イザベラの意外な想いや行動

意外だったのがイザベラ。特上人間を作り上げ、特別な監視官として地位を築いたイザベラ。過去の回想シーンなんかも描写されます。実はイザベラも一度は孤児院を抜け出そうとした人物。しかし、崖の上まで行き退路が絶たれていることに呆然として脱出を諦めていました。

しかも超意外な事実が判明してきます。

レイ…実はイザベラの息子であった。父親はまだ不明。これはまた新たな謎になりそうですね。そしてイザベラが監視官になった本当の目的も判明します。イザベラも一度は孤児院に反逆心を持った人間。こんな世界だからこそ生き続けてやりたい…食べられない人間、生き続けるために監視官の道を選んだようです。鬼達に対する些細な抵抗がイザベラを監視官の道に向けたんですね。

そして、イザベラはエマ達を追う途中で完全に捕まえることを諦めます。逆に巣立っていく子供を見送る親の目線と言うんでしょうか。

負けを認めて追いかけることも止め、エマ達が外の世界で生き延びることを願うように気持ちが変化していきます。

外の世界に待っていた予測不可能な脅威

完全に孤児院の監視下を切り抜けて外の世界に足を踏み出すエマ達。しかし、今まで体験したことのない脅威がエマ達を襲ってきます。

まずはアルヴァビネラの蛇といった木々の洞窟。触手のようなモノに触れると拘束されて栄養だけが吸い取られ、干からびてしまいます。ですが、ミネルヴァの本にこの打開策が記載されており、エマとレイが弱点を見つけてアルヴァネビラの蛇から脱出することに成功。

続いての脅威は組織化され、知性も高い鬼ではなく、野生…つまり野良に生息している鬼でした。

野生の鬼は孤児院を統括する鬼達とは別物。人間の匂いを嗅ぎつけて食そうとします。野生の鬼はレイが引きつけてエマ達は一斉に逃げ出します。しかし、レイの前に立ち塞がったのが孤児院を統括する上位の鬼でした。野生の鬼を一瞬にして撃退。レイを拘束しようとします。

さらにエマは脱出の際に切り捨てた耳の傷口が拡がり、睡眠不足もたたり、倒れてしまいます。鬼に追われるレイ。傷と熱によって行動不能となるエマ。

そんなエマ達の前に謎の人物が登場して逃げ道の手招きをして5巻は幕を引きます。

漫画「約束のネバーランド」5巻の感想

約束のネバーランド(5)

週刊少年ジャンプを読んでいる人は物語が先行しているので続きをわかっているかもしれませんが、電子版で物語を追いかけている筆者としてはハラハラ・ドキドキの止まない展開続きだったのが第5巻です。面白かった〜☆彡

身を違えたレイとエマは今後どうなっていくんでしょう。続きが気になってしょうがないです(笑)

ちなみに次回の予告でレイが絶体絶命…物語の核心である「約束」とは…みたいな見出しが掲載されています。うおぉぉぉ〜〜〜レイも気になりますが、遂に約ネバの核心が明かされる内容になるんですかね。

もう本当、約ネバは1巻〜5巻まで全て面白い内容になっています。予告的に6巻も間違いなく面白いでしょう。退屈しないテンポの良さにサスペンス的な脱獄、逃走劇。そして外の世界での新展開!

絵の上手い、下手は置いておいて物語が秀逸なんですよね。約ネバは。本当にお勧めできる漫画なので是非!


約束のネバーランド

約束のネバーランド

原作・著者白井カイウ / 出水ぽすか
価格399円

母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?