小悪魔サエの本性がバレる波乱の巻「ピーチガール」3巻のあらすじ・ネタバレ感想

ピーチガール(3)
ピーチガール(3)
作品名:ピーチガール(3)
作者・著者:上田美和
出版社:講談社
ジャンル:少女コミック
掲載誌:別冊フレンド
ピーチガール(2)

ピーチガール 3巻のあらすじ

モモの必死の説得で一度は修復したかの様に思われたモモとトージであったが、サエの暴露(モモとカイリの過去のキス)によって、それは全て無駄に終わった。

トージに別れを告げられたモモには、新たに更なる悲劇が待っていた。

その悲劇を招いたのは他の誰でもない「サエ」だ。

サエは、クラスのみんなにモモの悪口を言いふらし、モモを悪者に仕立て上げたのだ。

更に、モモが中学校時代水泳部だった事を言いふらし、学校行事で行われる水泳大会のクラス代表選手として全種目出場させるように仕組んだのである。

ピーチガール 3巻のネタバレ感想

サエやクラスメイトからのいじめに気付いたモモであったが、水泳大会当日を迎えた。

レース前のウォーミングアップをしているモモの元にクラスの女子3人が近づいてきた。

この時、モモの水着の肩紐が切られたのだ。(クラスの女子3人は、サエからモモの悪口を吹き込まれ、サエに指示されて水着を切ったのだ。)

そうとも知らずモモはレースに挑む…。モモの実力ならば圧勝で勝てるレースだったが、序盤、水着に違和感を感じ力を発揮出来ぬままレースを終える。

この様子を見ていたクラスメイトからはブーイングの嵐。

モモは急いで水着の修理を試みるが上手くいかない。そんな時、水着を切った女子3人の中の1人が自分の水着をモモに差し出した…(彼女はモモは良い人でサエが悪人だと気づいたのだ)

一方で、入院中だったトージは水泳大会を見に学校に来ていた。それに気が付いたカイリは、トージにここで待っててくれと言い残し立ち去る。

カイリが向かった先はサエの所だった。サエと話をしながらトージが待つ場所まで誘導する。

サエはトージがいることなんて知らずに、ペラペラと本性むき出しで話す。これを聞いていたトージは、初めてサエの本当の姿を目の当たりにする。同時に、モモを信じてあげられなかった事に後悔する…

水着を借りたモモは、いつもの調子を取り戻し、クラスを優勝へと導いた。

今までモモをいじめていたクラスメイトも、この時ばかりはモモと分かち合ったが、サエはこれが気に入らなかった。

自分が悲劇のヒロインでモモは悪者だと、またクラスメイトを洗脳しはじめた。結果、モモはクラスメイト達に囲まれて土下座を命令される。と、そこへトージが現れて「モモは俺の彼女だ」と宣言する。

これを聞いたクラスメイトは、サエから聞いていた話と違う事に気づく。

そして、「私もサエに彼氏を取られたことがある」という女子たちが次々に名乗り出てきた。こうしてサエの洗脳が解かれ、サエの本性を暴くことが出来た。そして、モモへの誤解も全て解かれたのだ。

しかし、ラストシーンでトージから復縁を申し込まれたモモだが、その申し出を断ってしまう…。

小悪魔の本性が暴露される瞬間が気持ちいい

ついに、3巻でサエの本性がバレる時が来ます。見ていて気持ちよく本当にスッキリした回であった。正直もっと早く気づけよと思うのだが、この期間があったからこそカイリの株がドンと上がったのではないでしょうか。

悪者はいつか見破られる、いつか罰が当たる、そんな現実が垣間見れたのであった。

トージよりもカイリの方が格好いい

好きな人を信じてあげられないトージよりも、好きな人を陰ながら支えその人の恋の応援をしてあげられるカイリの方がよっぽどカッコイイ。

好きな人が自分に振り向いてくれなくても、好きな人の幸せを願える男は真の男である。

サエみたいな小悪魔にまんまと騙され手のひらで転がされている様な男なんてこの先信用できないであろう。

ピーチガール 3巻の衝撃ラストシーン

トージからの復縁の告白だったが、まさかのお断り!

モモはどんな気持ちだったのだろうか。

だがしかし、そう簡単に戻られてはこっちの気も収まらないであろう。もし簡単に戻ったとしたら、トージだけが美味しい話だ。一度モモに振られて頭を冷やして欲しいのが本音だ。

この先の恋の行方が気になるところである。

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