漫画「老人の町」2巻のネタバレ・結末!蔑まされてきた老人たちの復讐が牙を剥く!

老人の町(2)

明日乃隆(アスノタカシ)先生が描く高齢化社会や長生き、そしてホラーサスペンスをテーマに混ぜ込んだ漫画「老人の町」最新刊となる第2巻の電子版が配信スタート。ちなみに2巻で完結となります。

老人だらけの町で暮らす無気力な4人の高校生。そして主人公である忍は老人達を忌み嫌う半グレ集団に仲間を守るために加入。

老人を襲撃するも謎の黒い怪物が登場したところで1巻は幕引きとなっていた。

漫画「老人の町」内容やネタバレ感想!良心を抉る超問題作!

2017.08.04

2巻では忍達の住む町の秘密、謎の黒い怪物の正体も判明して結末へ。終盤はまさに予測不可能な展開を見せていきオカルトサスペンス的かつ、人外パワーをもつ老人が登場してくる内容になっている。

漫画「老人の町」2巻のネタバレ

容疑者として都合の良い男にされる忍…

老人襲撃時に現れた謎の黒い怪物は忍達に何もせずに消えてしまう。残ったのは老人の遺体だけ。その現場を忍の友人たちが目撃。警察の捜査が入り、忍の友人達は老人を襲ったマスク集団の中に忍が居たことを担当刑事の月島に喋ってしまう。

警察の判断はほぼ忍が黒で間違いないが、泳がせておこうといった処置をする。

友人達からも見放されて孤立してしまう忍。

そして意外な事実が判明。半グレ集団リーダーである月島と事件を担当する刑事の月島は親子であった。月島刑事は顔の割れている忍を主犯格に仕立て上げ、自分の息子を…いや警察内部の地位を守ろうとする。

忍を犯人に仕立て上げようとする月島は罠を張り、忍を睡眠薬で眠らせる事に成功。側には痛めつけられた老人がロープで縛られている。

その後、息子からの連絡を受けたのか、忍が倒れている現場に急行する月島刑事。しかし、忍の姿はなく痛めつけられた老人だけが現場に残っていた。

町の秘密…全ての誤解が解けて最終決戦へ…

忍を救ったのは床屋のおじさん。忍を介抱して町の秘密を語りだす。老人達は過去にあった風習を復活させるために動いている。老人殺害事件は、その存在を悟られないためのスケープゴートだと伝える。

この後、忍の友人の1人がバカな事をしてちょっとしたイザコザが起こる。そこに半グレ集団で忍と仲が良いリョウジが現れて忍の誤解を解くことに。

忍は半グレ集団の1人、那落から連絡。ナイフ片手に呼び出された老人ホームへ向かう。途中、友人たちが合流して忍と一緒に半グレとのゴタゴタを片付ける協力をすることに。

暴走族も入れ乱れた月島グループとの抗争は警察が駆けつけ、事態は収拾。

次は過去の風習を復活させようと目論むエンブレムを付けた老人が忍の前に現れる。1人の老人を媒体にして黒い怪物を召喚する。

漫画「老人の町」結末

老人の町(2)

黒い怪物は老人たちの心臓を次々に喰らう。1人の老人が骨を投げつけると首なしだった怪物から顔が登場。死者の記憶を撒き散らすも…警察の一斉射撃によって怪物は即沈没(笑)

倒れた怪物の元へ1人の老人が。

怪物の心臓を食い始めて人外へ進化してしまう。ちなみに黒い怪物の正体は町の神である。その後、神化した老人が忍達を襲い始めるが最後は忍の手によって葬り去られていく。


終盤は人外バトル漫画のような感じになってくるが、漫画を通して高齢化社会の問題や老人たちの長生きについてメッセージを残している作品。

作者のあとがきで漫画が長生きできなかったと綴られている。打ち切りにでもなったのだろうか。

1巻を読んだ感じだとラストがこのような展開で終わると思ってもいなかった。しかし、老人たちと若者の関係に一石を投じる漫画ではないだろうか。

老人をいたぶる若者…神格化しようとする老人。今までになかったテーマを取り扱った作品。興味が出た方は是非、読んでみてください!


老人の町

老人の町

原作・著者明日乃隆
価格540円

「老人なんて、この世に要らない」少子高齢化がエスカレートし、老人だけがエコヒイキされる町で、無気力に生きる高校生4人組。しかしそんな日常を破壊するかのごとく、突然、老人を襲う武装集団が町に現れた。若者たちにとってその暴力は正義なのか?カネと命を奪う、ただの悪なのか?アナタの良心を抉る超問題作、ここに開幕!

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