漫画「眼鏡橋華子の見立て」2巻ネタバレ感想!メガネ愛×ラブストーリーなマニアック作品!

眼鏡橋華子の見立て(2)

漫画「眼鏡橋華子の見立て」2巻あらすじ

一巻の終わりのところで「眼鏡橋華子は銀座から姿を消した」というシーンがあったのだが、一ヶ月くらい店を閉めたことは確かに閉めたが、それで何が起こるというわけでもなく一ヶ月経ったら普通に戻ってきて店を再開した。

今巻も基本的には各話完結形式で、いろいろなメガネの紹介をしていく。

眼鏡橋華子の見立て

漫画「眼鏡橋華子の見立て」2巻ネタバレ

仮面のメガネ

眼鏡画廊に、LOOSEY(ルーシー)というバンドのボーカルのファントムという人がやってくる。鼻当てのある、覆面のようなメガネ(度入り)を愛用していたのだが、代名詞的なファッションであったそれが壊れてしまって困っているのだという。ちなみにそのメガネは、華子が知っていたのだがFACTORY900の初代のMASKシリーズなるもの。しかし、生産終了モデルであるため取り寄せなどはできないらしい。で、結局華子の見立てで「FA-081」、同じメーカーの、デザインはだいぶ違うがやはりマスクシリーズのメガネをお買い上げ。どうでもいいが、華子はファントムのファンであったらしく、卒倒しそうなのをこらえながら接客をしていたらしい。

合コンメガネ

今回は見立てはしない。眼鏡橋華子が(よくある話だが)友人にだまくらかされて合コンに連れてこられ、困っているという話である。眼鏡に対する熱い愛を合コンの場で語り始める華子を、主人公川原はたまたま店内に居合わせて見ている。それで「普通の大学生らしい顔をしたりもするんだな」などと思いつつ、華子の手を引いて合コンの場から連れ出す。

あの娘を落とすメガネ

水商売の女を(メガネで)落としたい、と無茶なことを言う中年の客がやってくる。流石に華子も困っている。それで、情報の仕入れのために適当な(適当なっつったって銀座にあるお店であるが)水のお店に入ってみたところ、たまたまイギリスメガネのマニアの女の子がいて、向こうは華子と友達になりたそうなのだが、華子は「私は国産派なので……」と突き放してしまった。イギリスメガネの情報では勝てないというか、自分より知識のある相手は苦手らしい。結局華子の見立てそのものは、どうやら成功した模様。

勝てるメガネ

ゲーム(よく分からないが、多分ネット対戦のゲーム)で勝てるようになるメガネが欲しい、という客がやってくる。そういうものはジャンルとして実際にあるらしく、華子のセレクトはニデックの「G-SQUAREアイウェア Professional Model」。しかもゲームの種類によってレンズが三種類ある。世界というのは広いものである。

定番のメガネ

福井は鯖江(日本のメガネの何割だかを生産しているというメガネ好きの聖地)でやるイベントに参加。まず、「定番の普通のメガネ」というセレクトをする。「BJクラシックコレクションP-501」。時代を超えた普遍の定番(ベーシック)のメガネだという。

鯖江のメガネ

前の話からの続き。この話もセレクトはしない。鯖江を堪能しながら「ここに住もうかなあ」などと言い出す華子に、川原が「それは困るっ」と詰め寄る。結局、告白まではいかなかったが、なんとなくいい雰囲気で引き。ちなみに、眼鏡画廊のオーナーが出てくる。意外と若い男であった。華子のメガネ愛の師匠だそうである。

漫画「眼鏡橋華子の見立て」2巻の感想

眼鏡橋華子の見立て(2)

「店に主人がいて、何らかのトラブルを抱えた客がやってきて、メガネで解決する」というのが1巻の構造だったわけであるが、2巻では若干動きがある。

華子が合コンに行ったり、はるばる鯖江まで出かけてみたりといった感じである。マンネリを崩そうとしているのか何なのか。

どちらにせよ、扱うネタがネタだけにそんな何十巻も続くようなシリーズではないだろうとは思われるが、華子と川原のこの後が楽しみである。

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