宮月新の最新作!サイコサスペンス漫画「虐殺ハッピーエンド」ネタバレ感想

虐殺ハッピーエンド

実写映画公開もされた「不能犯」の作者:宮月新の最新作が「虐殺ハッピーエンド」。怒涛な展開を見せる作品になっており壊れていく少年の様が見事に描かれたサイコサスペンス漫画。

この漫画の主人公である真琴(まこと)は男子高校生。病気の妹を助けるため、日夜アルバイトに勤しんでいる。そんな彼が世の中への不満をぶち撒けた所から時間が巻き戻るといった摩訶不思議な現象を引き起こしていく。

1巻の見所はあらすじにもあるように罪と罰の間で心が揺れ動き、引き返せないほどに壊れていく様が見所。

痛々しい描写も多々あるが、先が気になってしまう魅力的な漫画。サイコサスペンス的な漫画が好みな方は是非、チェックしてみて下さい☆彡

漫画「虐殺ハッピーエンド」ネタバレ感想

神様が願いを叶えてくれた!?

主人公である男子高校生の真琴。
彼は妹(詩織)が病気、母親はいなく、父親は酒飲みで誰が見ても屑人間。そんな状況の中、妹を救う医療費を稼ぐために日夜アルバイトに勤しんでいる真面目で優しい学生。

しかし、バイトをして妹の治療費にあてるお金を父親は飲み代に使い、どうせ死ぬ人間なんだから金を使うべきではない…という始末。

頑張って生きているのに報われない真琴は家を飛び出して神社へ向かい、不満をぶち撒ける。

「僕と詩織に明日なんか来なければいい…」

その後、バイト帰りに病院から連絡が入る。ドナーが見つかったから1ヶ月後に手術の予定。詩織は助かると専任の看護師に言われる。真琴は神様が願いを叶えてくれた…と思い人生に活路を見出すが…。

翌日、真琴の身に既視感が…

詩織が助かることでヤル気に満ち溢れた真琴。バイト場へ顔を出すとなぜか昨日と同じ会話が続く。新聞の日付を見ると7月10日。本来であれば7月11日なのだ。専任の看護師に詩織のドナーについて聞くが、そんな話をした覚えはないと言われる。

ここで真琴は気づく。
時間が巻き戻っていることに…。

真琴は実験を行い7月10日を繰り返していることを確信する。しかも真琴だけでなく詩織も7月10日を繰り返していることに気づく。時間は巻き戻っても詩織の身体は徐々に病魔に蝕まれているようで病状が悪化していた。

時間を進める条件は1日1人を◯すこと…

時間の巻き戻る原因は神社にあると踏んだ真琴。神社へ戻るが新聞配達のバイト仲間である脇田に賽銭泥棒といった濡れ衣を着せられてしまう。口止め料として妹の入院費をせびられる真琴はカッとなり脇田を殺してしまう。

すると、本来なら時間は巻き戻るが日付が更新されたのだ。

真琴の手には神社のおみくじのようなモノが握られていた。そこには…

「憎むべきものの、命断ち切りて後に、明日への扉開かれん」

この言葉を見て1日1人殺すことで時間を進めることができると確信する真琴。日付が進んだことで無事に詩織のドナーが見つかった連絡を受ける。真琴は詩織を助けるため、ひと月後まで時間を進めていく覚悟を決意する。

極限の条件で壊れていく真琴…

この後は真琴の心の葛藤、また殺人を犯した時のミスを処理するため、再び時間を巻き戻したり、優等生だがある事をきっかけに脅されている同級生:片桐の秘密を知ったり、助けたり…など目まぐるしく事態が進展していく。

詩織に対して…
「お前を明日へ連れて行く」

この覚悟を持った真琴、徐々に人格が破綻していく様が見事に描かれていくのだ。序盤では非常に優しそうな表情をする真琴だが終盤にかけて殺人鬼のような面持ちになってくる。

虐殺ハッピーエンド第1巻の見所は真琴の豹変ぶりではないだろうか。本当に狂気を感じる。相手の目ン玉を抉るシーンなどあるのでグロエグ耐性がない方にはちょっとキツイ場面もあるかもしれないが、真琴と詩織の行き着く先から目が離せない漫画になっています。

興味が出た方は是非、読んでみて下さい☆彡

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