漫画「4分間のマリーゴールド」ネタバレ感想!死の運命が視える救命士の愛の物語

4分間のマリーゴールド

4分間のマリーゴールドはビッグコミックススピリッツにて掲載されており、キリエ先生が筆を握り、切なくも情熱的な愛の物語を描いた作品。これ、絶対に実写化される漫画じゃないか〜なんて思っております。

主人公である花巻みことは相手の手と自分の手を重ね合わせることで死の運命が視えてしまう特殊な能力を持っています。

救いたくても救えない救命士としての葛藤…さらに最愛の義姉である沙羅の運命まで視えてしまいます。運命が分かっているだけに沙羅やみことの気持ちが非常に切ない。普通ならバッドエンドだと思うけど、みことの行動によって沙羅の運命は変わるのか…その辺りが漫画最大の見所になってくる部分ですね☆彡

漫画を読んで泣きたい方…切ない愛の物語を堪能したい方にピッタリの漫画です!

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漫画「4分間のマリーゴールド」ネタバレ

注目の第1巻では7話が収録。登場人物は花巻家の家族です。主人公は花巻みこと。救命士です。その他の血の繋がりがない姉:沙羅、兄:レン、弟:藍が登場。

みことの父親が再婚によって兄妹ができています。

死の運命が視えてしまう救命士

主人公である花巻みことは救命士です。他の救命士とただ一つ違う点は相手の手を握ると対象の死の運命が明確に視えてしまうこと。その運命はいくら最善の処置がなされても変えることはできません。

だからといって救命に手を抜くことはありません。

この漫画では救命士としてのみことの葛藤も描かれており、非常に切ない心情を垣間見ることができます。

義姉への愛情…そして死の運命…

みことの義姉である沙羅。
実はみこと…彼女のことが好きです。兄妹といった間柄、序盤で本心を口にすることはありませんが、かなりの愛情を持っています。

そして、みことには視えています。

義姉である沙羅は27歳の誕生日に死んでしまうことが…。

人の死の運命がわかっても状況を変えることのできない、みこと。この漫画の見所はみことが沙羅の命を救うことができるのか!?といった部分に最終的には集約されてくるでしょう。

作中で沙羅の死まで1年間の猶予があります。4分間のマリーゴールドはみこと、沙羅、家族の1年間を描く作品となっています。

2人は両想い…行末は…!?

1巻の中盤から終盤にかけてみこと、沙羅の距離は急接近を果たしていきます。義兄弟ながらお互いは両想いであることも判明。

終盤に集中豪雨の中、住民が心配となったみことは様子を見に行こうとするシーンは必見。モノローグでみことの沙羅に対する愛情が爆発していきます。

1巻の最後は2人でお祭りデートをしてキスまでかわしますが、警備員をしていた兄:レンにその現場を目撃されて幕を引きます。まだまだ沙羅の死に直面する時まで時間はかかりそう。また家族間もドロドロになっていくのか…。早く続きを読みたい一冊になりました。

漫画「4分間のマリーゴールド」感想

4分間のマリーゴールド

独特な間やテンポ、時折出てくる水彩画のような絵のタッチなど他の漫画と違い、非常に引き込まれてしまいました。さらにこの漫画は運命の行末を知っているのは主人公である花巻みことだけ。

双方が運命をわかっていると悲しみ合いながら愛情を育んでいくといったのがセオリーですが、この漫画はそれに該当しないので個人的に続きが気になってしょうがない作品となりました。

ちなみに作中の沙羅の笑顔がとても可愛いです。
先の展開はわかりませんが、是非、みことには沙羅の笑顔を守って欲しいと願うばかり。

運命を握るみことの今後の行動は注目です!


4分間のマリーゴールド

4分間のマリーゴールド

原作・著者キリエ
価格594円(税込)

救命士になったばかりの花巻みこと。彼は「能力」があることに気づく。手を重ねた人の「死の運命」が視える。自分の大切な人の「死の運命」まで……最愛の義姉・沙羅。彼女の命はあと365日。これは「死」の運命が視える救命士の祈るような愛の物語。

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