飯テロ恋愛漫画!鈴木有布子の「恋は異なもの美味なもの」内容やネタバレ感想

恋は異なもの美味なもの

漫画「恋は異なもの美味なもの」は電子書籍ストア「BookLive!」が運営しているレーベル「ズレット!」から出版されているオリジナル電子書籍。鈴木有布子先生が描いています。このレーベルの特徴は「こじらせた恋愛」。

なので、一般的な恋愛漫画より、こじれたキャラが多く登場するのが魅力の一つ。

ちなみに、この漫画はタイトルからもわかると通りに恋愛×食を混ぜ合わせたテーマになっており、恋愛要素の中に飯テロ描写を挟んできてくれる。お腹のすいた時間に見てしまうと何を食べたくなってしまうので要注意だ(笑)


恋は異なもの美味なもの

電子書籍ストア「BookLive!」の姉妹サイトである「BookLive」にて漫画「恋は異なもの美味なもの」は無料試し読み可能。普通の恋愛でない、こじらせ恋愛漫画を読みたい方は是非!


漫画「恋は異なもの美味なもの」ネタバレ

この漫画のメインキャストはテレビ局でアルバイトをしている瀬川。和菓子屋でアルバイトをしている佐藤言(さとうこと)の2人。瀬川は幼い頃から両親の離婚、再婚を見てきており、恋愛や結婚に関して嫌悪感を抱いている。同じく瀬川の姉も同じく。しかし、瀬川の姉は24歳の時に結婚。どうやら考え方が変わったようだ。

瀬川に関しては大学生になっても誰とも付き合わず孤高の存在を貫いてた。

瀬川と佐藤言の出会い

バイト先の先輩に頼まれていたのか、瀬川はデパートの和菓子屋に入る。そこで瀬川のことをジッと見つめるのが佐藤言だ。その時は別に客と店員といった関係で特に会話もない。

飲み会に参加した瀬川は酔っ払い、家につくが鍵を無くす。玄関前で寝ていると隣人が帰ってくる。それが佐藤言であった。寝ている瀬川を言は自室へ入れて介抱。2人は自己紹介して言が鍋焼きうどんを瀬川に振る舞ってくれる。

2人の出会いはこんな感じだ。

しかし、そこで言はショックを受けることになる。食を疎かにしている瀬川は「口に会えば食べる物はなんでもいい」といったスタンス。それが言にとってはショックであった。言は瀬川に対して「ご飯が何でも同じなんて人生損をしている」と説得するが、瀬川は言のことを噛み合わないタイプだと思い部屋を後にする。

ちなみに言と出会う前に瀬川は料理研究家の小菅カツオが言の部屋から出てくるのを見たことがある。小菅は結婚しているが女遊びが派手なようだ。瀬川は言と小菅が不倫関係にあると思っている。

食に無頓着な瀬川に弁当を作る佐藤言

ここからは第2巻の内容。
言は瀬川の気に障るような発言を誤り、お詫びとして弁当を作らせてくれと瀬川に提案する。言の行動が理解できない瀬川は断るが強引に弁当を作って置いておくと言は伝える。

夏バテしていると瀬川はロケで支給される揚げ物ばかりの弁当が食べれない。朝、玄関のドアノブにかかっていた言が作った弁当を持参。言の作った冷やし茶漬けは最後まで食べることができた。

小菅カツオのレシピに違和感を感じる瀬川

テレビ局のバイトで小菅カツオが出演する料理番組のヘルプをすることになった瀬川。その番組で小菅が紹介したレシピはなんと佐藤言が作ってくれた弁当である冷やし茶漬け、そのままのレシピであった。

瀬川はバイト帰りに言の部屋に赴き、小菅のレシピは言が考えているだろ…と伝える。仕事に見合うだけの報酬をもらっているか言に問い詰める瀬川だが言は無報酬でレシピを小菅に提案しているようだ。

小菅と言のやり取りが気に喰わない瀬川は言に自分の料理レシピをネットに公開しろと伝えて2巻は幕を引く。

漫画「恋は異なもの美味なもの」感想

恋は異なもの美味なもの

配信中の1巻〜2巻までを読んでみた。とりあえず佐藤言の作る飯が美味しそう。食欲がそそられて正に飯テロ。2巻に登場する冷やし茶漬けとか夏にはピッタリのメニューではないだろうか。

この漫画は食事に無頓着な男と食事を愛する女の恋愛物語。

そして、その間に料理研究家である小菅カツオが位置する。まだ二人共、恋愛感情すら持ち合わせていない状態。今後、正反対の2人はどのように近づいて恋愛に発展していくの見所。

一般的な女性漫画では読めない、こじらせた恋愛漫画を読みたい方は是非、チェックしてみて下さい☆彡分冊版のような形式で販売されており各巻は約30ページ前後。価格も安く、サクサクと読み進めていけます。


恋は異なもの美味なもの

恋は異なもの美味なもの

原作・著者鈴木有布子
価格162円

どんな美女から告白されても『全てお断り!』孤高のイケメン大学生・平良(たいら)は、恋愛も食事も興味ナシ。必要最低限の栄養を摂取して、大学とTV局のバイトに明け暮れる日々。ある日、酔っぱらって玄関前で寝落ちていたところを料理好きな隣人・言(こと)に介抱され、美味しいご飯を振るまわれた平良。「お味はいかがだったでしょうか!?」期待の目で感想を求められても、メシなんて正直、口に合えばなんでもいいんで…。【勝手な餌づけ】はご遠慮願います! 恋も胃袋つかめない、難攻不落すぎるラブ・ストーリー!