朝野いずみの漫画「懲役100年の女」ネタバレ感想！じゃがいも女の復讐サスペンス

なんとも興味を唆るタイトルであった漫画「懲役100年の女」。電子書籍ストア「まんが王国 」にて分冊版1巻〜3巻が独占先行配信されていたので購入して早速読んでみました。

この漫画は『ストーリーな女たち』シリーズで掲載されており、朝野いずみ先生が描いています。

1話〜3話まで読んで、いよいよ主人公である「北あかり」の復讐がスタートしていくのか…といった感じ。物語の大筋としては過去に自分を虐げてきた人間達に復讐を果たしていくサスペンスヒューマンドラマのようです。

先行配信分ではまだ復讐はスタートしていないので今後にかなり期待できる漫画ですよ♪

ではでは、漫画「懲役100年の女」がどのような漫画なのか掻い摘んで解説をしていきます。

漫画「懲役100年の女」ネタバレ

登場人物

北あかり
この漫画の主人公。
生後1日目にあかりを抱いていた父親がつまづき、あかりを落としてしまう。アゴと鼻を骨折したあかりは成長しても骨の歪みは治らずにじゃがいものようなゴツゴツとした醜い顔になっています。さらにあかりの生まれた年に同名（キタアカリ）のじゃがいもが品種登録されたことから、あかりのあだ名は「じゃがいも」「いも子」など言われる始末へ。

あかりの家族
父、母、弟といった家族構成。
あかりの事を唯一理解、信頼して愛情を持って育てきた家族。しかし、あかりが贈ったアメリカ旅行にて事件に巻き込まれてしまう。

唯一の居場所だった家族が不運に…

父親の不注意によって生後1日目にして大怪我をした北あかりは成長しても骨の歪みは治らず、じゃがいものようなゴツゴツとした顔のせいで大人になっても虐めを受けています。

職場で少し咳をしただけで風邪を移されたからシフトを変われ…など普通の生活とは程遠い、虐げられた生活を送っていました。

奇しくもシフト変更を言い渡された北あかりは休日を取り、家族と一緒にアメリカ旅行へ行く予定でした。しかし、仕事になってしまったあかりは日本へ残り家族である父、母、弟だけでアメリカ旅行へ。

そんなあかりの元へ悲報が舞い降りてきます。

それはアメリカ旅行へ行った家族が事件に巻き込まれて死亡したと伝えられるんです…。唯一、自分に優しく接してくれて理解もある家族がこの世から居なくなってしまった、あかり。

ここから彼女の運命は大きく変わり始めていきます。

遺体確認のためアメリカに降り立ったあかりを待ち受けていたもの…

あかりは家族の遺体確認のためアメリカへと向かいます。そこで絶望します。確認した遺体は確かに父、母、弟でした。

家族はホテル側のブッキングミスによる部屋の引き渡しで事件に合います。しかもアメリカの警察は遺体確認が済んだら、さっさと日本へ帰れ…といった姿勢。

誰も助けてくれないアメリカの地であかりは絶望の淵へ落とされます。

唯一の心の居所を失ったあかりは自分もこの世から去ろうと自殺を図ろうとしますが神様のいたずらでしょうか…。窓際に洋服が引っ掛かり飛び降りることができなかったあかり。

死のうとしても死にきれないあかりは野次馬に助けを求めるところで次の話へと引き継がれていきます。

漫画「懲役100年の女」感想

形は違えど美醜の大地のように家族を失ってしまう主人公のあかり。なんと言うか本当に救えない悲惨な人生です。1話だけ読むと悲惨な女ですが、ここから徐々にあかりに転機が訪れてきます。

軽くネタバレすると家族の死と引換に〇〇と〇〇を手に入れるあかり。

ここから人生が大きく変わり始めていきます。あかりには幸せになって欲しいと思う反面、どこか心が闇に染まっていくような雰囲気も醸し出してくるので今後の展開が見逃せなくなってきますよ☆彡

ヒューマンドラマ、サスペンス、復讐といったテーマが存分に入った漫画を好きな方ならマストな漫画になること間違い無し！興味が出た方は是非、チェックしてみて下さい。

※電子書籍ストア「まんが王国」内の検索窓にて「懲役100年の女」と検索すると素早く作品を絞り込んで表示してくれます。