笑えて泣けて完結「池袋レインボー劇場」漫画3巻の結末・ネタバレ感想

池袋レインボー劇場(3)

池袋レインボー劇場は3巻で完結。ユキが恋をして踊り子としても一つ上のステージに上がる。1巻で垢抜けない少女だったが3巻で本格デビューを果たして舞台で踊るユキはまさに「いい女」になっている。踊っているユキの表情にはドキッとさせられる部分もある。そして3巻は笑えて泣けるような素晴らしい作品として幕を閉じる。

ちなみに中学1年生でやたら精神年齢が高いタクゾーの本名やイジメっ子にあだ名で「オナホ」と言われているのだが、なぜそのあだ名になったのか謎が解ける。

本当に1巻から右肩上がりで面白くなっていく作品。
興味が出た方はぜひ、試し読みからでも良いのでこの漫画に触れて欲しい。本当に面白いから☆彡


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漫画「池袋レインボー劇場」主要人物

この漫画の主要となる人物をまとめてみた。

ユキ(一本マユ)

この物語の主人公。厳しい実家の待遇に嫌気がさして家出して上京。幼少期にバレーダンスを習っており誰よりも踊ることを愛している少女。ストリップの舞台に魅せられてストリップ劇場で働くことになる。

歩夢(あゆむ)

美人でスタイルも抜群だが元男。そしてユキをストリップの道に目覚めさせた張本人。この漫画の姉御的な存在だ。

タクゾー

中学1年生の男子。しかし、精神年齢が高すぎてまったく中学生には見えない。芯も強くこの漫画にいなくてはならない存在だ。

若松先生

2巻から登場するタクゾーの通う中学校の美術教師。女性の嘘が嫌いでタクゾーと似ている部分がありタクゾーと仲良くなる。ユキが恋をする相手でもある。

漫画「池袋レインボー劇場」3巻のネタバレ

第18話:規制線

2巻の最後は不穏な空気で終わった。実はユキ達が住んでいるアパートの501号室で殺人事件があったのだ。犯人はまだ捕まっていない。そして同居していた歩夢、花音は地方巡業に出ていき、ユキ一人がアパートに取り残されてしまう。そのため寝床を劇場の控室に移動するといった話。

ちなみにユキは歩夢、花音の布団まで劇場に持ってきて返して来いと言われる。で、規制線の張られているアパートに戻るが不審な人物がいてユキが過剰に反応してしまう。

第19話:本名

実はアパートにいた不審な人物とはタクゾーの通う学校の先生(若松)だった。完全にユキの自意識過剰で不審人物と断定していたのだ。この話の中心はタクゾーの家庭訪問。初となるタクゾーの母が登場。ちょっと歩夢に似ている感じの母親だった。

そしてタクゾーの本名が判明する。
なるほど〜だからイジメっ子に「オナホ」って呼ばれてるのか〜といった感じだ。

あとタクゾーと先生はどこか似ている印象を受ける。そして先生が帰り道、公園でユキが一人ダンスをしている姿に釘付けとなる。

第20話:嘘

ユキが先生に対して職業の嘘をつくといった話。嘘が下手なユキの苦し紛れの嘘は必見。ちなみに表情も面白い。

この件では先生が踊っているユキの絵を描き、その絵をもらうユキだが少しずつ先生に興味を持ちはじめるような感じになる。

最後は警官の江夏からアパートであった殺人事件の犯人と思しき人間の写真を受け取る。なんとそれが先生そっくりなのだ。写真を見て驚愕する。

第21話:リベンジ

歩夢がアパートに戻ってくる。ちなみに先生も一緒に来るのでユキが歩夢が殺られると思って鉄棒で殴ろうと襲いかかる。が、先生は犯人ではなかったといった話。そしてユキの本格デビューの舞台が描かれる。失敗した舞台のリベンジだ。

見事に踊りきるユキが美しく描写される。
そして、警官の江夏が名言を吐く。「心の勃起」だ。ここのユキと江夏のやり取りも面白いので是非、漫画で確認して欲しい。

第22話:好きな人

ユキが妖艶に踊れる秘訣を歩夢から聞く。この時点でユキの好きな人は若松先生になっている。先生とタクゾー。先生とユキが絡み合うパートになっている。ちなみに若松先生もユキのことが気になっている。

第23話:覚醒

若松先生はとにかく女性の嘘が嫌いな男だ。そんな先生にユキがストリップ劇場で働くことがバレてしまう話。ちなみにタクゾーがすごく男前なことをする。

タクゾーといった男。
全てを悟ったような中学生だが将来、絶対に「いい男」になるような感じがビンビンあるのだ。だが決してイケメンではない。

第24話:ショーマストゴーオン

失恋の匂いを感じるユキ。しかし、歩夢に勇気づけられて舞台で踊る。そしてタクゾーが先生と話をしてまた男前な一言を先生に叩きつける。どっちが先生だかわからない感じだ。ちなみにタクゾーの名言はこうだ。

「その目で確かめて、それでもひどい仕事だと思うなら連れ出して救ってやればいいんですよ」

中学1年生のタクゾーが格好良すぎる!
そしてこの一言で先生がユキの舞台を見ることを決意するのだ。

第25話:好きな事

ユキの好きな先生に見られながら踊るユキ。遂に舞台の上で覚醒する。その舞台を見た客は鳴り止まない拍手を浴びせる。ユキを毛嫌いしていた江夏でさえ頬を赤らめてスタンディングオベーションをするほどだ。

結末

そして、結末。
ユキと先生がレインボー劇場前で座って話し込む。結局二人は自分の気持ちをさらけ出して両思いだと知る。しかし、先生は踊り子とは付き合えないと言う。でも仕事は辞めないで欲しいとユキにお願い。先生はユキの踊っている姿が好きで憧れを抱いている。

結局、ユキと先生の恋は漫画では実らないが、それぞれが自分の進むべき道を明確にして晴れた気持ちで幕を閉じていく。

ユキの恋はハッピーエンドではないけど、物語の内容はハッピーエンドといった感じだ。独特な幕引きで是非、続編が出るなら読みたい。そんな終わり方をしてくれる。

漫画「池袋レインボー劇場」3巻の感想

池袋レインボー劇場(3)

ユキの恋話中心となるが上京した一人の女性の成長過程が色濃く出ている巻だった。笑えるしユキに感情移入すれば泣けてしまう。そしてユキを守ろうとしたり、先生の背中を押そうとするタクゾーが格好良すぎる巻でもあった。

設定的に話しを広げられる部分もあったが上手くまとめて綺麗に幕を閉じてくれて満足感も非常に良かった。

ストリップをテーマにしながら複数の人間模様や成長過程が描かれる漫画。配役も完璧でメディア化すれば絶対に人気の出るであろう作品。何度も読み返せる素晴らしい漫画なので是非、読んでみてください。


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