1巻のラストで踊り子「ひなこ」が逃げてしまい急遽代役としてユキが舞台に上がることになった。18歳で処女。そして田舎者のユキがいきなりストリップ劇場の初舞台に立つのだ。1巻は日常系要素が多く詰め込まれていたが第2巻はユキの初舞台を中心にコメディ感が強くなり最高に面白かった!
あと、ユキが尊敬や憧れの眼差しで見ていた先輩ストリッパー:歩夢の意外すぎる正体が判明する。これには多くの読者が「ハァァァ〜〜〜嘘だろ…」と思うような展開だ。
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目次
漫画「池袋レインボー劇場」2巻のあらすじ
2巻の大筋としてはユキのストリップ初舞台のドタバタが中心となる。同時に新キャラが登場。タクゾーの通う学校の教師だ。2巻はとにかくユキが面白い。面白すぎる。
満足な練習も出来ず、いきなり舞台に出ればこうなるよな…といった期待を裏切らないユキ。
そして最後は何やら事件性のありそうな雰囲気を醸し出して2巻の幕が閉じる。
漫画「池袋レインボー劇場」2巻のネタバレ
第10話:舞台裏
初っ端からコメディ満載。
まずユキのストリッパー名が決定する。眉毛が繋がっているから「一本マユ」といった名前になる。非常に雑(笑)ちなみに「いっぽん」とは読まず「いちもとまゆ」だ。しかもそのトレードマークである眉毛をユキは間違ってT字カミソリでバッサリ。マロ状態になる(笑)
このムダ毛処理の流れになるがどうやらユキの土手はジャングルのようだ。歩夢姐さんがブラジリアンワックスを使ってオーソドックスな逆三角タイプに整える。このやり取りも笑える。
第11話:舞台袖
舞台前に生理が来てしまうユキ。しかし、姐さん方は焦った様子がない。どうやらタンポンを入れて劇をするようだ。タンポンを不思議そうに見るユキ。入れ方がわからないらしい(笑)
ちなみに花音と一緒に風呂に入るシーンでユキは処女だとカミングアウトする。
次に歩夢姐さんの衝撃的なカミングアウトが立て続けとなる。この漫画で歩夢姐さんは誰もが振り返るであろう美人系だ。しかし…実は…元男だった…。
もう一つ面白いシーンがある。
それはユキが緊張して自虐的になる。それも大爆笑。
華もなく
胸もなく
綺麗でもなく
こんなちんちくりんが…
(このシーンは最高!)
なぜ歩夢と同じ舞台に立とうとしているのか…と自虐するのだ。漫画であれユキの天然っぷりは最高に面白い☆彡
そして初舞台。
歩夢に背中を押されて気持ちが整ったユキ。迷いが消え「いける」と思った瞬間、スポットライトがユキに当たり盛大にコケる。そして一番手前にいる客に肘エルボーを喰らわせる(笑)
第12話:初舞台
客にエルボーを喰らわしてしまったユキはもうテンパる。それは音楽は流れているのに聞こえないほどにだ。完全に頭真っ白。目の前が真っ黒になり振り付けも飛んでしまう。このユキのテンパったダンスシーンも最高。
彼女はお笑い芸人に向いているのではないだろうかと感じてしまった。
そしてだ。
ユキは踊りに夢中になるあまり、服を脱ぐことを忘れる。ユキのいる場所はストリップ劇場。客も女性の美しい踊りと裸を見に来ている。しかし、ユキの初舞台は脱がずに終わる(笑)
ちなみに次の演目でついにユキは客前で肌をさらけ出すのだが他の姐さんと比べると貧相な体が妙に笑けてしまう。彼女は面白すぎるだろ(笑)
第13話:ポラ
ストリップにはポラといった好きな演者と一緒に写真を取る時間があるらしいがユキにはほとんど並ばない。唯一、ユキのポラに並んだのは六角精児似の新人マニアなお兄さん。あと歩夢のストーカー男で警官の江夏、ロープ投げのおじぃちゃんの3人だけだった。ちなみに江夏はただユキに文句が言いたくてポラに並んだだけ。
まぁ簡単に言ってしまえば初舞台は散々な形で終わることになったのだ。
第14話:楽日
この話は日常系に戻る。
ユキは初舞台の失敗にめげておらず全然踊り足りないと歩夢に伝える。
ユキ、歩夢、タクゾーの3人で夜の東京をランニングしたりする。
第15話:トリ
タクゾーが学校に通うシーンの収録がされている。どうやらタクゾーは学校で虐められている。ここで新キャラが登場。タクゾーの通う学校の教師だ。
ちなみにその教師とユキが帰り道にぶつかり顔見知りとなる。今後の展開にこの二人が関わってきそうな感じだ。
第16話:出禁
酔っ払って感じの悪い客が劇場に来ていた。歩夢が踊っている最中も愚痴ばかり。歩夢のファンでストーカー男で警官の江夏が悪客にキレて殴ってしまう。そんで江夏が劇場を出禁になるといった話になっている。
第17話:肩書き
ユキ、花音、歩夢は居酒屋で楽しく飲んでいると後ろの席から別れ話が聞こえてくる。3人は盗み聞きして盛り上がる。そんな別れ話をしていたのがタクゾーの通う教師だった。
後はストリッパーといった職業の切なさを醸し出す話。
仕事に誇りはあるがストリッパーを理解してくれる人ばかりじゃないから嘘の肩書きをユキも考えておけよと先輩ストリッパーの歩夢、花音から教えられるのだ。
そして、最後。
踊り子のアパートはタクゾーがオーナーを勤めている。普段はきっちりと家賃を501号室の大野といった女性が未納状態でタクゾーが心配していた。ユキがその部屋のメーターの回転だけ異様に早いことに気づきドアを開けると鍵はかかっておらず。
同時にハエが大量に出てきて2巻は終了。
漫画「池袋レインボー劇場」2巻の感想
真価を問われる2巻は見事に期待以上の面白さだった。とにかくユキの初舞台は必見。面白すぎる(笑)そして謎の終わり方。タクゾーの通う学校の教師もこれからどう物語に絡んでくるのか見所になってくる。
コメディ要素満載、ストリップの小ネタあり。
そしてユキが天然で行動の一つ一つが本当に面白い。この漫画はもっと広まるべきだと思う。本当に面白いから気になった方は是非、読んでみて下さい。
「池袋レインボー劇場」は3巻で完結。結末はどうなるのか…乞うご期待!
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