漫画「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」ネタバレ感想!危ういゴブスレが逆に魅力的な前日譚!

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン

『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』。外伝とはいうが、この種のファンタジーものによくあるスピンオフではない。前日譚である。

イヤーワンというのは、一年目、つまり、ゴブリンスレイヤーがゴブリンスレイヤーになった経緯と、そのデビュー当初の姿が描かれる作品だというわけだ。『ゴブリンスレイヤー』1〜4巻を気に入ってくださった方には是非こちらも「外伝だから」と食わず嫌いせずに読むことをお勧めしたい。

同時に、正伝を読んでいないならいきなりここの外伝から入るのは正直あまりお勧めしない。先に本編1巻を読みましょう。

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漫画「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」あらすじ

ある日、ゴブリンによって村がひとつ滅ぼされた。名も知られぬような小さな村であった。生き残りはたった二人。一人の少年と一人の少女である。

その少年というのが、もちろんのちの(当たり前だがこの当時はゴブリンスレイヤーなどという異名で呼ばれていたわけではない)あの人であるわけだが、少女の方はたまたま町へ出かけていて助かったという話なのだけれども少年ゴブスレがどうして助かったのかについては、「何者か」に助けられたというだけでその何者かが何者なのかは描写されていない。本編の先の方で語られるのかもしれない。

というか、説明に困るので解説サイトを見てきたのだが、レーアという小人族の狩人に助けられ、弟子として戦闘術を仕込まれたものであるらしい。そのレーアのことを、ゴブスレ少年は「先生」と呼んでいる。

漫画「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」ネタバレ

そういったようなわけで生き延びていた少年、数年後、町に姿を現す。はじめは素顔でギルドに現れて、登録をする。どこでどういう修行を積んできたんだかさっぱり分からないが、とりあえず装備を買う。皮鎧と、安物の盾と、安物の剣と、そしてトレードマークである兜。最低限の装備はしているが、しかし見るからになんだか頼りなくて危なっかしい。

ゴブリンの巣に攻め込み、とりあえず一匹のゴブリンを仕留めたゴブスレ、手が震えている。

実に若々しく危なっかしい。これは本編の五年前らしいが、よくもまあここから五年であの鬼人のような佇まいの冒険者になったものだと思う。

ちなみにその巣は、渡りのホブゴブリンに統率者のシャーマンまでいる、まあそこそこの規模に分類される巣である。普通、「これがデビュー戦」という人間が、単身で挑んで何とかなるような戦場ではない。

実際、非常に危なっかしく、ゴブスレは初歩的なミスは犯すわ、敵の罠にかかるわ、敵を罠にかけようとして失敗するわ、いや頑張ってはいるんだけどほんとうに見ていてハラハラドキドキという感じだ。

とはいえどうにかホブゴブリンを仕留め、シャーマンも仕留め、ついでにゴブリンの子供も皆殺しにし、ミッションクリアとなる。

その後は例の幼馴染の少女と再会し、再び交流を持つようになる、というところまでが1巻。ちなみに外伝は1巻と銘打たれているだけあって、まだ続く。

漫画「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」感想

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン

ところで「イヤーワン」というタイトルであるが、アメリカンコミックスでよく用いられるタイトルのオマージュとなっている。多分もっとも有名なのは『バットマン:イヤーワン』という、フランク・ミラーという有名なライターの作品であるのだがバットマンのデビュー当初のドジぶりや奮闘を描いた傑作だ。他にも「ロビンイヤーワン」とか「グリーンアローイヤーワン」など、そういう類話がアメコミにもたくさんある。

ちなみにゴブリンスレイヤーシリーズの作者氏は昔からアメコミ好きであることを公言しているのでまず間違いないだろうと思う。

さて、感想欄なのだから感想を述べよう。いかんせんゴブスレが強くて百戦錬磨なのが分かり切っている本編よりも、主人公サイドに脆さがある分エキサイティングな面白さがある。

原作小説(外伝の分)は一巻しかないので2巻か3巻くらいで終わりだろうとは思うが、こちらはこちらで続きが楽しみである。

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