待ちに待っていたグロ漫画「食糧人類」第3巻が発売！早速、購入して読んでみたのでレビュー。3巻は第14話〜23話、そして番外編が収録されている。2巻ではナツネが増殖種といった種明かしがされた。3巻では夕凪の会といった施設を警備する組織が登場。魔改造された人間が多数登場してグロさもパワーアップしている。
そして和泉所長といったキーマンになりそうな人物も登場する。伊江達はナツネ、山引と別行動をするようになり、展開も大きく動いていく。
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漫画「食糧人類」3巻のネタバレ
端折って各話の内容を紹介。
より詳しい各話のネタバレは「食糧人類のネタバレ話集」で紹介。
第14話
今まで伊江、ナツネを中心として物語が進んできたが14話では施設内部の様子や人物が描かれる。ここで和泉所長といった人物が登場。施設の人間は未確認生物を「あの方」といった意味深な呼び方をしている。
伊江達が1体の未確認生物を殺したことで施設側に罰が下り、施設から17人を未確認生物の生き餌として提供することが決定される。
施設の人間はこれが生物に喰われる意味を示していることがわかっているので泣き叫ぶもの、当選を回避して喜ぶものとカオスな状態へ。
第15話
ナツネが未確認生物を殺す場面が監視カメラの映像として残っていた。それを見た和泉所長はナツネが完全体の増殖種と断定。
ナツネを捕らえるために施設内のある組織に声をかけていた。
第16話
遂に夕凪の会といった施設の警備を担当する組織が現れる。夕凪の会は処分に値する人間をもらい受け、人体実験を行っている。リーダー格の男を除いて魔改造された人間を引き連れて和泉所長の前に現れる。
副所長となる人物は夕凪の会に良いイメージを持っていないため、和泉に夕凪の会を利用して伊江達を捜索することに疑問を投げかける。
不服な夕凪の会のリーダー格の男が忠誠を見せるため魔改造された人間達に指示を出して自傷させる。魔改造された人間は自分で頭部を潰したり、頸動脈を噛み切るなど死で施設への忠誠を副所長に見せつける。
最後に見せる和泉所長の何事もなかったかのような素振りや表情が怖い…。
第17話
場面は伊江達に。
ナツネは施設を潰す覚悟を決める。便乗する山引。伊江、オグっちゃん、カズは施設から脱出することを選ぶ。ここで伊江はナツネ、山引と別れることになる。
ナツネが別れ際に伊江にかける言葉と笑顔。ナツネファンならキュン死するのではないだろうか（笑）
第18話
施設内から脱出を試みようとする伊江達。
しかし、牢屋に捕らわれている3人に見つかってしまう。泣く泣く助けることに。どうやら助けた3人は施設の人間。下手をこいて奴隷側に回されていた。幸い、まだ何もされていないのでまともな人間の状態。
最後にカズが何かに気づく描写があるがホラーだ。
第19話
伊江、オグっちゃん、カズと元施設の人間3人。計6人で脱出を図ろうとする。6人は口喧嘩しながら少しずつ脱出に向けて前進。元施設の職員一人が小便したいといってグループから少し離れる。
すると、透明でジェル状になった得体のしれない生物に顔半分を喰われるのだ。
第20話
戻ってこない一人の職員。
探すために伊江が現場を見てこいと命令される。そこには大量の血、歯が残っていた。グループに戻り事の敬意を説明すると元職員達が夕凪の会が動き、お前らを探しているのでは…と勘づく。同時に職員の一人が得体の知れない生物に殺される。
夕凪の会に魔改造された人間だろう。
4足歩行で既に人間の形をしていない。逃げる伊江達。4足歩行の人間は伊江達を追いかける。
第21話
天井裏を逃げ回る伊江達。4足歩行の人間はオグっちゃんが仕掛けたトラップに捕まり天井裏から廊下へと落ちてお陀仏。そして伊江達の前に透明のジェル状の人間が現れる。返り血を浴びているので伊江もなんとなくの姿形を認識。すぐさま逃げていく。
第22話
あの頼りない伊江が透明人間を倒す。
伊江は逃げながら何かを考える。そして立ち止まり水道管をへし折っていく。水たまりに入った透明人間。伊江は電気の通ったケーブルを水たまりに入れて透明人間を感電死させることに成功するのだ。
ここまでは良かったが新たな透明人間と4足歩行の人間に伊江達は捕まってしまう。
第23話
目を覚ました伊江達。手術室のような場所で手足を拘束された状態。そこにはオグっちゃん、カズも隣同士で拘束されていた。
そこへ夕凪の会リーダー格の男が登場。自己紹介をする。どうやら夕凪の会代表者で桐生（きりゆう）と名乗るそうだ。
桐生は伊江達にナツネの居場所を聞く。
しかし、別れ際に行方を聞いたわけではないので知らないと答える3人。
そんな役立たずの3人に桐生は肉体改造の手術を施そうとする。
漫画「食糧人類」3巻の感想
まさかの頼りない3人と頼れる2人が別行動になるとは（笑）
そして、施設を警備する謎の集団「夕凪の会」が登場。今後、どのように夕凪の会が物語に関わってくるのか見所になりそう。
一気に展開が動き、すぐさま捕獲される伊江達（笑）しかも魔改造されそうな状態へ。
原作小説とはまったく別物の食糧人類といった感じで続きが気になり過ぎる（笑）1巻〜3巻を通して3巻が一番ハラハラ・ドキドキな展開を味わえる作りになっている。グロ耐性がないとキツイ描写もありますが内容は面白いので気になった方は是非、読んでみてください。
食糧人類
ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。ここは一体どこなのか? この地獄から、脱出する術はあるのか? 『アポカリプスの砦』のコンビが挑む、人類生存を賭けた”食物連鎖”パニック!
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