漫画「食糧人類」4巻のネタバレ感想!カオスな研究室で明かされる数々の秘密

食糧人類(4)

蔵石ユウ先生×イナベカズ先生のタッグで描かれる漫画「食糧人類」最新巻となる第4巻が発売されました。発売まで長かった。発売と同時に購入して読んでみたのでレビュー。

第4巻では伊江たちが捕らわれた施設「ゆりかご」の秘密、またカマキリのような異生物の秘密、そして夕凪の会代表者である桐生と山引の関係などが暴露される物語になっています。

それにしても山引さんのイカレ具合は凄まじい……(笑)

食糧人類(3)

漫画「食糧人類」4巻のネタバレ

食糧人類の第4巻は24話〜33話までが収録。

異生物の秘密、人間との関係が語られる…

伊江たちは夕凪の会に捕らえられて魔改造されそうになっている。必死の抵抗をしながら施設の存在や異生物の秘密について語る桐生。

カマキリのような異生物は宇宙からやってきた模様。さらに異常気象の原因も異生物にあると語る桐生。人間では到底敵わない存在なので桐生は異生物を神と崇めている。人間が唯一できる生存手段は絶対的服従のみだとも語る。

さらに施設「ゆりかご」は異生物が好む食事である人間を安定して供給するために政府が作った施設だと秘密を明かす。

伊江たちのピンチを救うナツネと山引

魔改造人間がひしめき合う研究室で麻酔を打たれて気を失う伊江。もう自分も改造人間にされると覚悟を決めると目の前にナツネと山引が現れて窮地を救ってくれる。

山引が自殺用に渡したカプセル。実は発信機だったようで居場所が特定できたようだ。

ここからナツネが覚醒。
牛刀1本で魔改造人間達をギッタンギッタンに倒していく。途中、数の暴力で圧倒されてしまうが、自分の骨を武器にして魔改造人間を倒していく。

かなり今巻のナツネは格好いい☆彡
出番は少ないけど(笑)

桐生は山引のお義父さん!?

4巻の一番の見所は山引と桐生の関係。
なんと桐生は山引の義親だったのだ。山引は桐生の娘と結婚をしていた。そして、桐生の回想として学生時代の山引が登場してくる。これがなんとも凄まじい☆彡

学生時代の山引は底の知れない恐ろしさがある。

頭が良すぎて常識が追いつかない男が山引。学生時代、桐生は山引を掌の上で転がしているつもりであったが、踊らされていたのは桐生の方であった。

過去の出来事で山引に対して恐怖を感じている桐生は最後に山引の胸をアイスピックのようなもので刺して4巻は幕を閉じる。

漫画「食糧人類」4巻の感想

食糧人類(4)

学生時代の山引編はかなり面白い。
天才なのだが地位や名誉はまったく興味がないようで、淡々としている。それでいながら、どこか人間を弄ぶような行動をとる山引。

ちなみに桐生の娘は山引の手によって新種の動物にされてしまっている。是非是非、漫画で確認をして欲しい。このエピソードは食糧人類の中でも個人的に一番好きかも知れない(笑)

施設や異生物の謎も明かされてきた所で今後はどのように展開されていくのか…漫画版「食糧人類」は原作小説と内容もかなり違うので先が読めなく、楽しみな漫画の一つです。

興味が出た方は是非、読んでみてください☆彡


食糧人類

食糧人類

原作・著者イナベカズ / 蔵石ユウ / 水谷健吾
価格660円(税込)

ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。ここは一体どこなのか? この地獄から、脱出する術はあるのか? 『アポカリプスの砦』のコンビが挑む、人類生存を賭けた”食物連鎖”パニック!

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