漫画「ファイアパンチ」の新刊となる第4巻が2017年3月3日に発売。電子版も紙の本と同時に発売された。べヘムドルグでの戦いに一区切りがつく巻でもあり、新しい物語の展開が期待できる終わり方になっている。
第2巻で若干の尻すぼみ感はあったが、3巻〜4巻と盛り上がりを見せている。特に4巻では新キャラも出てきたり、3巻の最後に出てきた「氷の魔女」の正体や目的も第4巻では明かされることになる。とりあえず氷の魔女が世界を破滅して再生させたい理由がとんでもなさ過ぎる。
- 作品名:ファイアパンチ(4)
- 作者・著者:藤本タツキ
- 出版社:集英社
- ジャンル:青年漫画
- 掲載誌:少年ジャンプ+
新キャラがぶっ飛んでいる
やはり、この漫画は登場キャラクターが個性的で際立っている。第4巻ではアグニの味方となる二人の新キャラが登場することになる。一人は氷点下の凍える世界でもあってもビキニ姿。トガタには「ビッチ」と呼ばれる。槍を自由自在に操ることができる祝福を持っている様子。
もう一人は裸にブリーフ。そして変な仮面を被っている変態男。こいつがやたら強い。自分の指を刃物に変える祝福を持っている。
この二人はべヘムドルグの追っ手から逃げる時にトガタやアグニ信者を助けてくれる。二人共、強烈な外見と特徴を持ち合わせている。ちなみに意外と実力者だったユダの側近兵士だったウロイはブリーフ男にやられる。
トガタの正体がバラされる
第4巻では心の中を見れる祝福を持つアグニ信者:バットマンに心を見透かされて正体をバラされるトガタ。
トガタはどうやら「女の体に覆われた男」だそう。
性別、体は女だけど心が男なのか…男だったけど性転換して女になったのか…この巻ではわかりません。
ただ、トガタの中では知られて欲しくなかった事実だったらしく、この後、トガタはアグニの前から姿を消そうとします。
氷の魔女の正体はユダのそっくりさん!?
第3巻の巻末で出てくる氷の魔女。第4巻では正体や目的も明らかになります。見た目はユダのそっくりさん。ただ、顔の右半分からは木が生えています。死にかけたユダを助けて、ユダを使い世界を再構築するのが氷の魔女の狙い。
一度、世界を破壊して『ある映画』が作られた年代と同じ文化、教養レベルを作り、『ある映画』の新作が観たいそう。これが本来の目的のようです。思わず笑ってしまった。
世界を破壊するための理由がスゴすぎるよ(´;ω;`)ブワッ
ちなみにアグニ当初の生きる糧でもあったドマ。どうやらべヘムドルグの兵士が逃したよう。まだ生きています。アグニのドマに対する復讐もまだ終わっていないので4巻を境にまた物語が大きく進展していきそうです。
※画バレなしのファイアパンチの物語をざっくりと理解したい方はネタバレ話集コーナーにて「ファイアパンチのネタバレ話集」があります。
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