この漫画、2017年現在で一番笑わせてもらった漫画だ。
ナンキダイ先生が描く「まじめ系クズの日常」はギャグ漫画だ。ニコニコ静画でも配信されていたりする。とにかく面白く、あざとい。
まずは簡単に登場人物の紹介をする。
目次
漫画「まじめ系クズの日常」登場キャラクター
- 真島九澄
この漫画の主人公。まじめを装ったクズだ。自分が楽をするためなら努力を惜しまない実はデキる男。 - 清川誠一
まじめだけが取り柄のような九澄とは正反対の男。真面目過ぎて九澄の裏の顔が見えない。九澄の友人になっていく。 - 恐田凶介
不良だ。とにかく強い。しかし、根はバカ正直。九澄のことを自分と対等、もしくは燃えさせてくれる男と勘違いして九澄に興味津々な男だ。 - 見てるヤツ
あだ名はみっちゃん。女だ。九澄のことが気になってとにかくずっと見ている。見ている。見ている。 - 鳴門渦子
いたずらが好きな女子。トラブルメーカーでもあるが憎めない存在。とにかく誰かれ構わずちょっかいを出す。 - 神月多恵
九澄の正体を真面目系クズとどことなく感づいている女子。しかし、九澄が気になるのかツンツンデレデレする。
名は体を表す
登場キャラクターの名前でなんとなく性格が暗示されている。だから、なんとなく登場キャラの行動は先が見えてくるのだが面白い。なんだろうぁ…リアルに自分と似ているからかなぁ…クズっぷりが(笑)
漫画「まじめ系クズの日常」あらすじ
まじめ系クズである真島九澄が先生、クラスメイトを騙しながら安直に学園生活を送って行く物語を描いていく。ただし、九澄のクラスメイトには一癖、二癖もする生徒が溢れている。できるだけ音を立てずに学園生活をしたい九澄だったが自然と周りに変わった生徒が集まりだし、交流をするようになっていく。
波に飲まれながらも思考を駆け巡らせてピンチをチャンスに変えるクズ:真島九澄の学園生活を描くギャグあり、コメディありの究極に笑える漫画だ。
漫画「まじめ系クズの日常」ネタバレ感想
クズ人間である真島九澄だが、他人に迷惑をかけるようなことはしない。全て計算の上で丸く収まるように行動をするため損をする人間がいないのだ。さらに九澄は進化できるクズ人間。新たな発想をヒントに自分が楽になる道を見つけていく。
真島九澄と言う男
物語の主人公である真島九澄はクラスの席は一番前、宿題はやってくる、遅刻もしない、一見すると真面目な優等生に見える。しかし、全ては学園生活を楽に生きるためのカモフラージュなのである。
席を一番前にしたのは先生の死角になりやすいから、宿題や無遅刻をするのは先生に怒られず目立たないため。それが敵わない時は仮病を使って学校を休もうとするヤツだ。とにかく面倒なこと、努力、不快な思いが大嫌い。それを回避するためなら努力を惜しまない男こそが真島九澄といった男である。
自分をまじめ系クズと自覚しており表面と裏面の顔のギャップがすごい。
なぜかモテる真島九澄
真島九澄といった男はクズだ。しかし、それを見抜ける者は少ない。故に先生、クラスメイトに表面上、良い奴に見えている。しかも顔も悪い方ではない。だから少し親切を見せると女子は真島のことが気になってしまう。
自分の意図しない方向で女子に気を持たしてしまう真島。
これは打算的な性格の真島でも調整することが難しいようだ。この辺りは普通の高校生らしさを感じることができる。
もしかしたら学園生活を波風立てずにおくるヒントが…
この漫画は高校生活が舞台だ。
もし学園生活に悩みを抱えているなら「まじめ系クズ」になることでつまらない学園生活に糸口も見つかるかもしれない。(責任はとれないが…)
この漫画には自分の周りにいるよなぁ〜こんなヤツ。ってキャラがわんさか登場する。
真島九澄の鮮やかな回避術を真似するだけで同じ境遇に立たされた時に役立つかもしれない(責任はとれないが…)
そして2巻から登場するが同族のまじめ系クズの女子が転校生として現れる。同族同士の心理戦、駆け引きは見所だ。
漫画を読んでクスッっとしたい、腹抱えて笑いたい、ニヤニヤしたい…そんな人は漫画「まじめ系クズの日常」を凄まじくおすすめしたい。特に中高生は学園生活をエンジョイするためのヒントが得られるだろう。
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