漫画「異種族レビュアーズ」ネタバレ感想!異種族風俗テーマの限界ギリギリ漫画!

異種族レビュアーズ

最近注目のエロ同人出身作家、天原氏の作品の一つである。連載は少年誌だそうなのでR指定はかかっていないが、全年齢の限界ギリギリに挑んだ仕上がりとなっている。

物語の舞台は、ファンタジー風の異世界。数多くの種族が存在し、冒険者や魔王などもいるが、魔王というのは選挙で決める仕組みになっていたりして、割と平和な世界である。特徴としては、とにかく種族の数が多い。「街を歩いていれば、月に1、2回は初見の種族に遭遇する」というレベルだそうだ。

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2017.11.11

漫画「異種族レビュアーズ」あらすじ

人間の冒険者であるスカンクは、ある日エルフの娼館から出たところで、友人の男性エルフであるゼルに絡まれる。ゼルは言う。「あんなババアをよく抱けるな」と。エルフは長命の種族なので、人間の眼には500歳だろうと800歳だろうと若く美しい娘に見えるのだが、同族の眼にはそうではないのである。

一方ゼルは、50歳くらいの人間の娼婦を買って、スカンクに嫌な顔をされる。

「あっちこそババアじぇねえか」
「え、だってまだ50歳じゃん。若いじゃん」。

そう、著しい価値観の断絶があるのである。

そこで、人間・エルフ・獣人・ハーフリングの4人で50歳の人間と500歳のエルフのレビューをするのだが、平均を取ると人間50歳の方が評判がよかった。高齢のエルフを喜んで買うのは人間だけで、獣人は「加齢臭がする」と言い、ハーフリングも何らかの判断基準に基づいて「スルー対象」にしているのだという。

これをきっかけに、ゼルはその後、各種族によるクロスレビュー形式の風俗レポートを発行するようになった。これがかなり好評となり、「○○族の娼館をレビューしてくれ」などという依頼が舞い込むようにもなり、スカンクとゼルを中心とした冒険者たちによって、「異種族レビュアーズ」が結成されるのである。

ちなみに、たまに違う顔ぶれが混ざることもあるが、主なメンバーはスカンク、ゼル、最初のレビューにも参加したハーフリングのカンチャル、そして後に参加する天使のクリムヴェール、この4人である。

ちなみに天使はこの世界でも地上で見かけることは珍しい存在であり、その性質はあまり知られていないが、実は両性具有(クリムヴェールはその事実をひた隠しにしている)で、その他にも様々な種族特性を持っている。

漫画「異種族レビュアーズ」ネタバレ

この世界では、いわゆる娼婦のことを「サキュ嬢」と言い、娼館のことを「サキュバス店」という。1巻に登場する主なレビューは以下の通り。

ダゴン

海底神殿にサキュバス街が解禁されたので、タコ娘の種族であるダゴンのレビューが作成された。吸盤プレイが特徴で、評判はそこそこ。

有翼人

エロい種族であるらしい。大評判。

フェアリー

身体が小さいので、人間やエルフの体格だとNGを出してくるサキュ嬢が多い。ハーフリングとは相性がよく、カンチャルは9点をつけているが、全体的にマニア向け。

牛娘

牛の獣人。種族特性で全員巨乳。評判は上々。

低級淫魔

純粋なサキュバスも別名を淫魔というのだが、低級淫魔と呼ばれるのはサキュバスとはまた別の種族。相手が文字通り死ぬまで絞り尽くす危険な連中で、素人には向かない。

単眼

正式な種族名は不明だが、魔族の一種らしい。彼ら自身の価値観では眼が大きいほど異性にモテるとされているのだが、異種族の客には目が小さいサキュ嬢の方が受ける。

ウィルオーウィスプ

光の精霊。発する光が強すぎるので部屋に入ると何も見えなくなってしまうため、プレイは大部屋での乱交一択で、かなり玄人向け。なお、天使であるクリムヴェールは光に対する耐性があって強い光の中でも一部始終を目視できるので、非常に恥ずかしがっていた。

漫画「異種族レビュアーズ」感想

異種族レビュアーズ

いわゆる風俗をテーマにした作品なのだが、雰囲気がとにかく明るく、客もサキュ嬢たちも明るく楽しげにしているのが特徴だ。現実世界ではそっちの世界のことを「苦界」などと呼んだりするが、この世界ではそういうことは一切ないようである。

この作品は発想が面白い。たとえば、サラマンダーのサキュバス店「女体焼肉火竜」というのがある。いわゆる女体盛りを、焼肉でやる、という奇想天外な店だ。焼肉を満喫した後は2人きりになれる別室も用意されているのだが、火耐性のあるクリムヴェール以外は相手ができなかったのでクロスレビューは書かれることがなかった。

また、この世界では人間は種族の一つに過ぎず、しかも格別多数派というわけでもない、というのがいい。現実世界のアダルトコミックなどでそうであるのと同様に人間にはエルフは人気だが、人間以外の種族からの評判はあまりよくない、というのも唸らされる発想である。

とりあえず、2巻が楽しみな作品がまた一つ増えた、と言ったところだ。

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