漫画「屍領域」ネタバレ感想!血の色で争う期待の人外バトル漫画!

屍領域(1)

表紙とタイトルが気になって購入した漫画「屍領域」の第1巻を読んでみたのでレビュー。謎を呼ぶ派閥同士の争いや人外化されたキャラクラー達の異色バトルが楽しめる漫画になっています。

青年マンガの部類で講談社から出版。掲載誌はWeb漫画誌である「マンガボックス」で連載されています。漫画ジャンルとしては何でしょうね〜人外バトル、サスペンス、ミステリーといった感じでしょうか。第1巻は195ページ、1話〜8話までが収録されています。

まだ全容は明かされていませんが屍達の領域を巡る争いモノなんでしょうかね。バトル系や人外モノが好きな人は楽しめる作品になっています。

漫画「屍領域」ネタバレ

主人公はレンタルビデオ屋でバイトをしているイケメン大学生:誠人(まこと)。ある女性に全身を引き裂かれて人外化されていきます。

中古で買ったスマホに残っていた写真に写る女性…

誠人はお気に入りのスマホが壊れてネットから中古スマホを購入。その端末の中には卑猥な女性の写真が残っていました。女性にチヤホヤされる程、イケメンな誠人でもう女性にあまり興味がないような素振りを見せますが、写真に写る女性だけは何故か気になっています。

そんな考え事をしているとバイト先の店長から新人が紹介されます。

その女性がなんと誠人の購入した中古スマホに写る女性そっくりだったのです。偶然なのか…必然なのか…柄にもなく照れてしまう誠人。しかし、ここから誠人の人生は大きく変わっていきます。

ちなみにこの女性はこれからキーマンになってきます。名前は藍川海鈴(あいかわみすず)。

本性を現す海鈴…

バイトが終わり帰宅すると何故か誠人の部屋に藍川海鈴が現れます。

次の瞬間、誠人は藍川に体をグチャグチャに…体と頭も引き裂かれて分離されてしまいます。エグい!

ですが、次の瞬間、夢から目覚めたように起き上がる藍川。側には海鈴がいます。どうやら夢ではなかったよう。誠人は自分の体の異変に気が付きます。体中から青い筋が出てきて、血も青い。

その後、海鈴から接吻を受ける誠人は通常の人間へと戻りますが、海鈴の言うとおりに動いてしまう体になっていました。

人外バトルに巻き込まれていく誠人

ここからは謎の人外軍団とのバトル、海鈴と普通のデートやら、大学の友人である輝彦との人外バトルなど一気に展開が激しくなっていきます。

何やら血の色による眷族があるらしく、一般的な赤い血の人間よりスペックが高い設定になっています。海鈴は青の眷族ですが、黄色や緑の眷族もあるらしく血の色による派閥争いが今後は描かれていくのでしょうか。

屍ながら可愛い海鈴と迫力のある人外バトルが魅力の漫画になっています☆彡

漫画「屍領域」感想

屍領域(1)

まさにサイコサスペンス。
人外バトル漫画好きの人であれば、かなり面白いと思う。まだまだ謎も多き漫画。1巻の終盤では大学の友人である輝彦が屍化された状態で誠人と海鈴の前に立ちはだかります。

友を救えるのか…それとも儚く灰になってしまうのか…。次巻に期待が高まる幕引きでした。

ちょいエロエグな人外バトル漫画なので人を選ぶかもしれませんが、躍動感や登場人物も魅力的で今後に期待できる漫画です。興味がある方は是非、読んでみてくださいね〜☆彡


屍領域(1)

屍領域

原作・著者大前貴史
価格462円(税込)

大学生の誠人は中古で購入したスマホの中に、奇妙な写真を見つけた。そこに映っていたのは、美しい女の、目を背けたくなるほど鮮明な痴態。いつの間にか誠人は、魅入られたように街中でもその女の姿を探すようになっていた。そんなある日、彼のバイトの後輩として、”その女”が目の前に現れる。これは偶然? それとも━━。

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