ギャグと可愛らしさが調和!漫画「男爵校長」第2巻のあらすじ・ネタバレ感想

男爵校長(2)
男爵校長(2)
作品名:男爵校長(2)
作者・著者:OYSTER
出版社:双葉社
ジャンル:青年マンガ

漫画「男爵校長」第2巻のあらすじ

2巻から……いや厳密には一巻の後半くらいからなのだが、新キャラが続々と登場し、世界観に奥行きが生まれ始める。なお、相変わらず校長は変装を繰り返しているが、このキャラについていえば奥行きもへったくれもない。多少面白いのは「男爵校長が!サンタクロースに早変わり!」というネタくらいだ。

前巻紹介をお読みになった方はご存知であろうが、サンタクロースの扮装は前巻にも出てくるのである。で、アリカに当然のように「それ前にも見た」と突っ込まれ、「同じのを二回やってはいけないと言うルールは無い!」と校長はやり返す。

ところがその場にいた別の先生が「いや ルール違反です その場から相手ボールで試合再開」とわけのわからない混ぜっ返しをし、アリカは校長にボールを渡される。こういうあたりは、相変わらずシュールギャグ漫画をやっている。

萌え萌え〜四コマ漫画「男爵校長」第1巻のあらすじ・ネタバレ感想

2017.04.24

漫画「男爵校長」第2巻のネタバレ&感想

前巻に関しては可愛い系キャラクターばかり紹介したが、今度はむさ苦しい&変なキャラクターばかり紹介していこう。なお、校長についてはもう十分に語ったので飛ばす。

赤井先生。赤いスーツを着ている。
青井先生。青いスーツを着ている。

ちなみに、二人は双子かと思うほどそっくりだが、別に血の繋がりはないし、青井先生は既婚で愛妻家、赤井先生は片思いの相手がいる、などの違いはあるし、性格や思考は食い違うことが多いらしくケンカもしている。

宇宙商人ブッピン。
自称宇宙人だが、多分ただの変なおっさん。どうでもいいガラクタを路上に並べて売っている。結構登場頻度が多く、作品名物の面白キャラクターである。

ゾンビ★マン。
ゾンビのマスクをかぶっている、地元ラジオ局のDJ。なぜラジオDJなのにマスクを被る必要があるのかはさっぱり分からないが、「実はドナの兄である」ということを説明されるとなんとなく納得できてしまう。

菜ヶ原卜伝(ながはらぼくでん)。
弦音の祖父で、武道家の老人。アリカとも顔見知り。スケベでおちゃめで愉快なおじいちゃんだが、実力は達人である。

乙荒州(おとこうしゅう)。
大相撲の大関で、ハンサムガイ。弦音は彼の大ファンである。名前がアナグラムになっているのでモデルは実在の大関・琴欧洲と見て間違いあるまいが、琴欧洲と違うのはこの人は日本人だということである。

そして最後にこのキャラ。

月彦(つきひこ)。
満月のような仮面にタキシードという謎の姿をした謎の人物。アリカの過去を知っているらしいが……。


さて。この作品が『もえよん』という雑誌で(ちなみに創刊号から)開始された話はしたが、その後の道のりは決して順風満帆ではなかった。もえよんが休刊したからである。人気作品であったので別の四コマ雑誌に移ったのだが、それも休刊してしまった。それで、最終的には『コミックハイ!』という、これは四コマ誌ではない雑誌に移籍することになる。

それに従って、いわゆる四コマ漫画らしさも抜け落ち、ストーリー漫画的な志向を持ち始めていく、というわけだ。

ちなみに、レビューはこの「無印」版男爵校長の紹介のみで終わりとさせてもらうが、この作品にはまだシリーズ的な続編が存在する。『男爵校長DS』、そして『男爵校長High!』である。月彦というキャラクターが大きくクローズアップされ、「三界高校の謎」に5人組が迫る(あまり興味を示していない子もいるが)、というプロットになっている。本作に興味が出た方はぜひそちらもどうぞ。

最後に、作品全体の感想といこう。OYSTERという作家の作品の中で、筆者が一番好きなのは、この無印版『男爵校長』である。

OYSTER氏の持ち味であるシュールギャグと、そしてもう一つの持ち味である「女の子の可愛らしさ」が、うまい具合に調和していたのがこの頃の作品だからだ。

氏は今も四コマ漫画を描いているが、正直なところ、作風を確立しきれず、迷走している感が否めない(実際、長く続かない作品が多い)。この『男爵校長』の頃の勢いを取り戻してくれないものかと、筆者は祈ってやまない。

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