漫画「バカレイドッグス」ネタバレ感想!現代版ブラックジャック風の闇医者物語!

バカレイドッグス

漫画「バカレイドッグス」は現代版ブラックジャックと言う評価を得ている闇医者物語。原作は矢樹純先生、作画は青木優先生、構成に津覇圭一先生、医療監修に茨木保先生を加えたタッグで作品が描かれています。

法外な治療費を前払い制で受取り、金を準備できればどんな客でも相手にする犬童(いぬどう)兄妹。兄が闇医者、弟は保険屋である。

訪れる患者は1巻で全員が訳あり患者だが、そこには目を覆いたくなるような背景が隠されている。

ちょいグロエグながらも上手な絵、医療描写、そしてハードボイルドなストーリーが魅力の作品です。闇社会と強い繋がりを持つ犬道兄妹だが、背景にあるのは非常に感動的なモノ。兄妹の目的や目標は達成されるのか…1巻の時点で次巻が非常に楽しみな漫画となっています。

漫画「バカレイドッグス」ネタバレ

拷問女性の行き着いた先は闇医者…

土佐組に拉致、暴行され、父親の残した借金900万円を背負わされる女性:雪野鈴。タバコで鼻の内側を焼かれそうになると組員に若頭から連絡。鈴を犬童が買い取る段取りとなり、鈴は犬童に引き渡される。

鈴を買い取ったのは闇医者:犬童辰次。横には大柄な弟である犬童亥三。

鈴は看護師であった為、助手役として辰次に買われたのだ。目を覚まし、軽い食事を終えた後、早速一人目の患者が犬童兄妹の元を訪れて手術へと進んでいく。

華麗な手術…非道なヤクザ…

最初の患者は土佐組に片腕を切り落とされた男性。彼女と共に現れて法外な治療費を前払いして手術へ。犬童は華麗な手捌き…まさにゴッドハンドで見事に損傷した腕を繋ぎ治していきます。

術後は土佐組が訪れて一悶着。

せっかく、手術をしたのに次は喉元をナイフで切られてしまう。そんな状況でも再び法外な手術費用を払えるなら男を助けると非道な犬童辰次。

ここでは鈴が自分の戸籍を売るから男を助けてやって欲しいと犬童に懇願。鈴の戸籍売却費用で犬童は男を再び手術して助けていきます。

次々に現れる訳あり患者…

その後、当たり屋、ヤクザの愛人、貧乏親子が現れたりなど、裏社会に生きる人間が続々と犬童の元を訪れてきます。

特にヤクザの愛人、貧乏親子のエピソードは犬童兄妹のハードボイルド感が満載。

金が最優先ですが、受け取った金額の仕事はきっちりとこなしていき、冷徹ながらも、どこか犬童兄妹の優しさが滲み出るエピソードになっています。

ちなみに貧乏親子のエピソードで犬童兄妹が闇医者をやっている目的、目標といった背景が語られていきます。

漫画「バカレイドッグス」感想

バカレイドッグス

まず絵が上手なので医療描写も躍動感があって本格的。そして土佐組の狂犬である甲斐といった男が作中で良いスパイスになっています。コイツが出て来る度にハラハラ・ドキドキしてしまい、いつか犬童兄妹も甲斐の餌食になるのではないかと心配に…(笑)

そして、ブラックジャックを読み込んだ人ならわかる各キャラクターのポジションや闇社会との繋がり。現代版ブラックジャックと言われる所以がわかると思います。

医療漫画は人情ドクター系が多い中、バカレイドッグスは一線を画すハードボイルドな闇医者物語。

ハードで刺激的な医療漫画を求めている人には是非、お勧めしたい作品です!是非。


バカレイドッグス

バカレイドッグス

原作・著者矢樹純 / 青木優 / 津覇圭一
価格540円(税込)

とある街の裏路地<バカレイ>に、社会のハミ出し者だけを救う闇医者兄弟がいた。金さえ払えば、どんな手術でも引き受ける無免許の天才外科医・犬童辰二、その弟、犬童亥三。そんな彼らの営む犬童医院に来る患者は、全員犯罪者だった!闇に蠢く命を救う闇医者物語<メディカル・ピカレスク>、開院!!

今すぐ試し読みする


※移動先の電子書籍ストアにて「バカレイドッグス」で検索すると素早く作品を絞り込んで探しやすくなります。